CAT ART展@石ノ森萬画館

東日本大震災から復興した石巻で楽しむ面白建築&アート+海の幸


この漫画大国日本では知っているかたも多いとは思いますが、宮城県の北に位置する石巻市には、日本マンガ界の巨匠・石ノ森章太郎の名がつく博物館「石ノ森萬画館」があり、地域を漫画の街として盛り上げています。

石巻駅構内にて

私は特に漫画ファンではないですが、石ノ森萬画館についてはずっと前からあの奇抜な形状の建物が気になっていました。

海に囲まれた島に佇む、宇宙船のような建物「石ノ森萬画館」

いつか行こうと思いつつも、これまで通り過ぎたことしかなかったのですが、面白そうな展示会がされてるからと友達が誘ってくれて、先日、ようやく訪れることができました。

石巻駅前
石巻駅の建物もそこかしこに石ノ森萬画キャラ
石巻駅の喫茶店も石ノ森萬画キャラ
石巻駅正面

石ノ森萬画にて開催されている特別企画展は「CAT ART展 ~シュー・ヤマモトの世界~」。
期間は2020年9月12日(土)〜11月29日(日)です。

アメリカを拠点に活動するイラストレーターSHU YAMAMOTOの、美術史を彩る絵画をモチーフにしたCAT ART(キャットアート)による、多くの人を笑顔にさせる面白可愛い展覧会です。

猫または漫画または美術好きには面白く、年齢層も幅広く楽しめる展示です。

猫・漫画・美術の3つとも好きなかたにはたまらない企画ではないでしょうか。

石ノ森萬画館の付近は散歩にも最高です
そこだけ近未来な感じの、石ノ森萬画館の風貌
石ノ森萬画館の正面玄関
石ノ森章太郎氏が「漫画」を「萬画」と表現したので、この表記なのだそう
漫画な世界が見えてきます・・・
石ノ森萬画館2階の展示室入口
展示は撮影可能
美術好きじゃなくても教科書とかで見たことのある親しみある絵がたくさん
グスタフ・クニャムト「アデーレ・ニャウアーの肖像」(元はグスタフ・クリムト「アデーレ・バウアーの肖像」)
それぞれに付いているタイトルとコメントが、ネコ目線で笑えます
抽象芸術までネコ化・・・

個人的に特に面白いと思ったのは、モンドリアンコンポジション(赤と青と黄色で構成されているアノ絵)までネコ化されていたところ。モンドリアンじゃなくて、ニャンドリアン作です(笑)

石巻は東日本大震災の被災地。被災当時から復興への様子も廊下に展示されていました。この奥に展望喫茶があります。
石ノ森萬画館3階の展望喫茶から見た景色
展望喫茶の窓の外にも石ノ森萬画のキャラクターが・・・
石ノ森萬画館のリーフレット
石ノ森章太郎萬画、現代のお子様にはあまり馴染みないでしょうが、老若男女に楽しんでもらいたいという思いが伝わる
いしのまき元気いちば」で新鮮な海の幸や宮城の食材を購入できる(この写真の右手)

萬画館のある場所の対岸側には「いしのまき元気いちば」というお土産とレストランの広い施設があります。
新鮮な海の幸がお得に購入できるので、お車のかたは是非、クーラーボックスご持参で!

私が訪れた時には、秋刀魚や牡蠣など、焼きたてを食べることができました♪

宮城県石巻市は東日本大震災の甚大な被害を受けた場所ですが、世界を誇る漫画と新鮮な海の幸で盛り上げようと、頑張っています。
石ノ森萬画館は、休日でもそんなに混まない意外な穴場かもしれませんので、今回のCAT ART展をきっかけに足を運んでみるのはいかがでしょうか・・・?

石ノ森萬画館
住所:〒986-0823 宮城県石巻市中瀬2−7
Webサイト:https://www.mangattan.jp/manga/



あなたは
萬画の国・いしのまき
をご存知でしたか?

紅葉の秋保プチ旅

自然と美食と芸術を満喫する秋の一日


爽やかな朝を迎え、素敵な日になりそうな予感のした本日は、まさに充実の一日でした。

友達二人と、秋保(あきう)へのプチ旅。
午前9時30分に南仙台駅で待ち合わせで、友達が車で迎えに来てくれて、そこから秋保へ向かいました。

さて、秋保といえば、「秋保温泉」♪
温泉地として有名ですが、宮城県民の私たち、今回は温泉以外で楽しみます。

まず立ち寄ったのは、「アグリエの森」。
広場もあって、家族連れにはうってつけなロケーション。

ここは、お茶の井ヶ田が運営する施設なんですって。
おなじみのお茶の井ヶ田のお土産のほか、地元から県外の様々な製品や、新鮮なお野菜や生花など、広い館内にたくさん並んでました。

次に向かったのは、「万華鏡美術館」。

1999年にオープンしたこの施設、実は世界初の万華鏡専門の美術館なんだそうです。
出身県に‘世界初’があるって、誇りですね。

ちょっとシュールなゾウさんがお出迎え。
(ボタンを押すと)シャボン玉を吹いてくれます。
入ってすぐのところに大きな万華鏡が置いてありました。
お花が飾られた台を回しながら覗くととっても綺麗!早速心を掴まれます。
カメラで撮影すると・・・
展示の一部は撮影が可能です。
これも万華鏡。
鏡のマジック。面白い♪
友達に向こう側に行ってもらうと・・・
ウケる・・・
ちょっと何やってるかわかりませんが・・・
これも、ローマの真実の口を模したユニークな万華鏡。

想像以上に楽しめました。
万華鏡って奥が深いんですね。綺麗だし、色々感動。

次に向かったのは、「秋保・里センター」。
カラフルな植物で彩られていました。

ここには、名取が本店でハンバーグが有名な「HACHI(ハチ)」が入っているので、こちらで昼食にしようと思ったのですが、ちょうどぴったりお昼時だったこともあり、とっても混んでました・・・

そこで、昼食はずらして、先に進もうということになり、次に向かったのは、勝負の神様として知られる「秋保神社」。

立派なイチョウの木と立ち並ぶ願掛けの旗。
神様のいるところって、なぜだか神秘的な雰囲気です・・・

それぞれの人生に勝つことをお祈りしたら、次に向かったのは秋保でとっても有名という豆腐屋さん「太田とうふ店」へ。

お店は、秋保大滝に向かう途中、ほとんど何もない通りにポツンと建っています。
県内外からお客さんが来られるということで、夕方には売れ切れちゃうそうです。
私たちが立ち寄った時で午後1時くらいでしたが、すでに品薄でした。
というわけで、一人でこんなに購入。
お店で購入して、そこで開封して食べていくこともできます。
気持ちの良い軒下で、実食。
お豆の濃厚な旨味を堪能できるお豆腐に感動します。

次に向かったのは、「秋保大滝」。

まずは不動尊でお参り。
山をくだって、美しい紅葉と流れ落ちる滝を拝みます。

ちょっとした山歩きで運動して、今度こそ昼食を。ということで、不動尊向かい側にあるお蕎麦屋さんへ。

手打ちそばの店「二代目たまき庵」は天然舞茸の天ざるが有名なのだそう。
是非食べたいと入店しましたが、ここも並んでました。
でも二組ほど待てば座れるということだったので、待つことにしました。

ようやく食にありつけた時は午後3時でした。
でも、ここに来なければ食べられない天然舞茸の天ぷらとお蕎麦。
とっても美味しかったので、結果ここにして良かったと3人で幸せに浸りました。

こちらは麺がとても太い田舎蕎麦。
私は、本日残り一食という粗挽そばをいただきました。
麺の太さの違いは一目瞭然ですね。

そして最後に向かったのは、実は本日の真の目的であったところ。

ガラス工房 尚」さんは、今日(というか、いつも)車を出してくれた美香さんの勤務先。
美しくて個性的な作品の展示は圧巻です。
白を基調としたギャラリー兼カフェ。
落ち着く空間で、美味しいコーヒーや紅茶をいただくこともできます。
本日(2020年11月8日)まで、仙台出身の旅する写真家伊藤秀海( Shu Ito )さんの写真が展示されていました。
特殊プリントされた美しい写真が、ガラス工房尚さんのガラスフレームで飾られるという貴重なコラボレーション。

秀海さんの世界観から生まれる写真たち、素敵です。
今日は、それらの美しい写真のみならず、実際に秀海さんにお会いし、お話することができて、私は幸運です!

秀海さんの情熱を直に感じて、やっぱり私も楽しく写真を撮り続けようって改めて思えました。
ありがとうございました!!

三島とニュープリマス「Just Like Sisters
ニュージーランド写真集 「LIKE NO OTHER

写真集は二冊とも購入し、サインもいただけたので、大事にします。
そして、世界を股にますます活躍されること間違いないであろう伊藤秀海さんを、私は心から応援します。

工房をあとにしたのは、午後5時半くらいでした。すっかり真っ暗・・・

最後にご参考まで、今回の秋保の旅での訪問先の位置関係は下図の通りです。
(クリックすると拡大ページが開きます)

宮城県の山の中につき、車で動くのが一番です。
バスも出ていることは出ているのですが、移動ポイントが広範囲となるので、車をお持ちでないかたや県外からお越しのかたはレンタカーのご利用が便利です。


秋保を満喫した充実の一日。
コロナで自制状態が続いていて、日本から一歩でも出たくてウズウズしているこの頃ではありますが、こうやって地元を改めて見直すことで感じる幸せもあるわけで、それは本当にありがたいことです。
幸せに生かしていただけていることに、心から感謝します。

関連記事
世界に一つの自分デザインのガラス皿 ♪/ガラス工房尚・シーダーギャラリーで楽しむガラスとバーガー
Shu Ito 写真展「 Pulse -屋久島の鼓動-」東京で開催中/旅する写真家 Shuさんが捉えた屋久島の素晴らしい自然に癒されたい
日本の魅力を伝える写真家 Shu Itoさんの情味溢れる動画/「クールジャパンコンテスト2021」にノミネートされるのも納得!
素敵な茶室で楽しいガラス皿制作体験/茶室「面白庵」× 秋保「ガラス工房尚」× 和菓子「まめいち」
「魂の羅針盤」世界を旅する写真家SHU ITOの2022年カレンダー/世界の美しい写真と想いが込められたメッセージ
写真家 Shu Ito @東北 HAPPY HOLIDAY 2021/素敵すぎたイベントに忘れない感動と心からの感謝
仙台出身の写真家 Shu Ito(伊藤秀海)凱旋展示!/無料音楽イベント「東北HAPPY HOLIDAY2021」で出展されます!!
アートなうつわと美味しいひととき/2021年冬のガラス工房尚とパウンドケーキ専門店YOU&G
「希望」 旅するフォトグラファー Shu Ito のメッセージ/写真家 伊藤秀海さんの2021年カレンダー
3時のおやつ展@ガラス工房尚/楽しくて美味しくなる♪3人のガラスと金属の素敵なコラボレーション
写真家 伊藤秀海 (Shu Ito)のフォトインテリア/美しい風景と光が奏でる素敵なアート


あなたは
どんな秋を
感じていますか?

震災を経て9年の閖上(ゆりあげ)の海

まちは生まれ変わっても、海の景色は変わらない


本日、2020年7月23日(木)は、海の日、日本国民の祝日です。
通常は、7月の第3月曜日が海の日とされていますが、今年は、オリンピックがある予定だったために日程が調整されました。
新型コロナにより、オリンピックは延期され、その意味はなさないものとはなりましたが、毎日忙しく働く日本人にとって、祝日があるというのはやはり嬉しいことですね。

ところで、「海の日」というのは、海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願うために制定されているのだそうです。

内閣府HP:「国民の祝日」について

というわけで、本日は、私の生まれ育った海のまち閖上(ゆりあげ)について、現在の様子を、写真にて紹介させていただこうと思います。

閖上は、宮城県仙台市の隣に位置し、仙台空港の所在地でもある名取市のまちの一つで、太平洋に面した地区です。
江戸時代には仙台藩直轄の港で、仙台に魚介類を売り栄えました。
伊達政宗が掘らせたという日本最長の運河「貞山運河」(地元では貞山掘り(ていざんぼり)と言ってます)を使い仙台城下に海産物を運んだのだそうです。

現在の貞山堀

そんな歴史と海に幸に恵まれた地区ではありますが、2011年3月11日、発生した大地震によって、最大浸水高9.09mの津波に襲われた閖上の沿岸部は、完全に飲み込まれてしまいました。

今年(2020年)5月に「名取市震災復興伝承館」がオープン。見学は無料です。

私の実家も、港のすぐそばでしたので、根こそぎ流されてしまいました。
震災後、復興に尽力する人々もいる中、私はなかなか訪れる気になれなかったのですが、この度、初めて数時間、自分が生まれ育った閖上に滞在しました。

伝承館内には宮城県の学生さんらによって作られた、当時を再現したジオラマがあります。
私の家はこの辺り。ちゃんと名前があったので嬉しいです。
私の家があったあたりは、現在では工場地帯となっています。

すっかり町並みは変わってしまい、どこに来たのかわからない寂しい気持ちになってしまうのが、ここで育った人間としての正直な心情ですが、海の静かな情景と、塩と磯の香りに懐かしさを感じました。

ヨットハーバーは震災前よりずっと広く立派になりました。

子供の頃、港が遊び場の一つでした。
再生されてはいますが、現在のこの港の風景は、当時の様子に近いものがあり、なんだかとてもホッとする気持ちになりました。

この雰囲気は震災前にだいぶ近いです。
昔ながらの魚市場もなければ船も減ってしまいましたが・・・
港の対岸

津波という悲劇に見舞われましたが、普段はこんなに穏やかな景色。


震災前同様、釣りを楽しむ人も大勢います。

震災前に比べて、釣りもしやすくなったように見えます。
私は釣りしないんで、よくわかりませんけれども・・・
2019年にオープンしたかわまちテラス閖上
食事やスイーツ、この地の特産物を見て食べて楽しめる、色々なお店が並んでいます。

浜や食堂」さんで「しらすW丼」をいただきました。
閖上産北限しらすの生しらすと釜揚げしらすの丼ぶりです。
テラスで海を眺めながら食事が楽しめます♪

浜やさんのインスタグラムはこちら

対岸に見える小高い丘は、仙台市荒浜地区の「避難の丘
2020年5月に完成し、標高10m、頂上部は正方形で面積約5700㎡で、仙台市内にある5つの避難の丘で最大規模とのことです(2020年7月現在)。
この写真の奥に仙台のまちが広がっています。
釣りをしている人たちの前に流れるのが名取川で、この対岸が仙台市です。

この海に襲われたのは悲しいことではありますが、その、人間に対する自然の怒りによって、いろんなことを考えるきっかけになったし、やっぱり、自分の育った場所の海って愛しいんだなー、この海に囲まれた島国としての日本だからこそ、誇れるものや恩恵がたくさんあるんだなーと、しみじみと感じ、改めて感謝しました。


あなたの
思い出の海は
どこですか?

日本三景 松島の素敵ポイント 風景編

日本が誇る自然 歴史と文化のある素晴らしい芸術的風景


宮城県の観光地・松島について、今回は「日本三景」と言われるその素晴らしい風景を、写真にてご紹介させていただきます。

JR仙石線 松島海岸駅
松島海岸駅前(後ろの和風家屋は交番)
松島海岸駅から徒歩2・30分の山の頂上「西行戻しの松」展望台からの眺め
展望台「西行戻しの松」には、絶景レストラン「le Roman ロマン」がある
le Roman ロマンFacebook
江戸時代の俳人 松尾芭蕉も訪れた「雄島(おじま)」
雄島」の絶景ポイント
雄島」は修行僧が集った霊場である
雄島」から見た「福浦橋」
雄島」から見た松島の町並み
浪打浜公園
茶室「観瀾亭」と、伊達家の大名道具が展示されている「松島博物館
散歩するのが気持ち良い海岸沿い
瑞巌寺の境外仏堂「五大堂
五大堂」の、将来を見据える橋とされる「透かし橋(縁結び橋)」
重要文化財「五大堂」と、絶景ポイント
松島の臨済宗妙心寺派の仏教寺院「瑞巌寺
瑞巌寺」の洞窟遺跡群
瑞巌寺」本堂前
瑞巌寺「復興地蔵堂」東日本大震災の復興祈願として地蔵菩薩が安置されている
縁を取り持つ寺院とされている「円通院
福浦橋」へ向かう海岸沿い
縁を引き寄せる出会い橋と言われる「福浦橋
松島のパワースポット「福浦島(ふくうらじま)」は県立自然公園に指定されている
たぬき明神
風情を感じる港ではカモメもくつろぐ
松島東浜海岸付近
先の記事でご紹介した「藤田喬平ガラス美術館」はこの近く

松島について、今回のご紹介は以上です。
絶景スポットは、本当はもっとたくさんあって、お伝えしきれません。
是非、訪れて、歴史ある美しい景色と松島の海の風を感じていただけたら幸いです。

松島のWebサイトはこちら
松島観光協会 「日本三景松島」

松島関連記事
海とガラスと庭園のミュージアム@日本三景松島/美術作品のみならず水上庭園も素敵♪藤田喬平ガラス美術館
日本三景 松島の素敵ポイント お土産編/松島、宮城の素敵雑貨や美味しいお土産たくさんあります


あなたは
我が国の誇り日本三景を
巡りましたか?

岩手の世界遺産 平泉

心洗われる日本の美しい理想郷


平泉の文化遺産「平泉 ─ 仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群 ─」は、2011(平成23)年に、世界遺産登録されました。

平泉は、藤原清衡が浄土思想に基づき築いた理想郷です。
長い戦乱のなかで妻子を含む一族の多くを失った清衡は、11世紀末に奥州を支配したあと、戦乱で亡くなった全ての霊を、敵や味方の区別なく慰めるための仏国土(浄土)を現世につくりあげることを決意しました。

「はじめて学ぶ世界遺産50 世界遺産検定4級公式テキスト」より

昨日、いわてデジタルエンジニア育成センター訪問のため北上市に一泊し、本日その帰り道に、東北を誇る世界遺産の地・平泉にて途中下車し、美しい建築物や美術品、そして自然を堪能して参りましたので、写真にてご紹介させていただきます。

平泉駅
平泉文化遺産の構成資産の一つ「無量光院跡」
三代秀衡公が、平等院鳳凰堂を模して建立した寺院の跡地
中尊寺の手前にある「武蔵坊弁慶墓碑」
中尊寺本堂
中尊寺讃衡蔵(さんこうぞう;中尊寺と山内寺院の文化財を収蔵・展示する施設)と、金色堂・讃衡蔵共通の参拝チケットを販売する窓口
能舞台入口
能舞台
白山神社「茅の輪」;中央にある茅の輪(ちのわ)をくぐってお参りをすると願いが叶うと言われている
旅の同伴・ユッコちゃんが購入した可愛くてきっと効くであろう価値あるお守り
中尊寺月見坂下の駐車場周辺にある「衣関屋」のそば・もちセット。お餅は、左から生姜・ずんだ・じゅうねん(エゴマ)で、どれも美味しい♪
右手は、 The BREWERS HIRAIZUMIのソフトクリーム。お口直しに♪
平泉文化遺産の構成資産の一つ「観自在王院跡」
現在は史跡公園として、町民の憩いの場となっている
毛越寺(もうつうじ)
毛越寺伽藍復元図
毛越寺本堂
この「大泉が池」を中心にして浄土庭園が広がっている
池に反射する樹木が美しい
毛越寺庭園内のユニークな形をした木
2020年6月13日現在、三分咲のあやめ
(平泉駅前ロータリー)毛越寺では、6月20日~7月10日に「あやめまつり」が開かれる

長い戦乱により命を落とした多くの生類の御霊を鎮め、平和の楽土を出現させようと祈念した藤原清衡氏の想いを感じることができる、平泉。
ここを訪れると、現世に生きる私たちの心も浄化されるようです。
多くの方々に、この浄土への願いを共有し、心が洗われる感覚に浸っていただけたらと思います。

☆平泉の世界遺産について;平泉観光協会WEBサイト「ひらいずみナビ」

「ユネスコ世界遺産」について投稿した記事はこちら
世界遺産検定/心に築く「平和のとりで」


あなたにとっての
理想郷はどんなですか?

はじめて学ぶ世界遺産50 世界遺産検定4級公式テキスト<第2版>

親友の素敵な住まい@フランス

La Vieille Forge ラ・ヴィエイユ・フォルジュ


先日、およそ10年ぶりに友人からメールが届きました。
このHPを見てというわけではなく、私のことをふと思ってメールくれたとのこと。
はじめに」でも書きましたが、私はここ10年以上、塞ぎこんで、ほとんどの古い友人と連絡を取っていませんでした。
でも、このHP開設を機に、状況を変えていかなければと思っていたところでのタイミングだったので、まるで想いが通じたかのようでした。

彼女、久美子ちゃんとは、高校時代、3年間ずっとクラスが一緒でした。
名前順の出席番号によって、いつも私の後ろに久美子ちゃんがいた縁もあり、仲が良くなりました。

高校卒業後、ほどなくして海外に渡った久美子ちゃん。
10年程前、彼女が一時帰国していた時に会ったのを最後に、時々どうしてるかなと思いつつも、連絡せずにいました。
なので、先日メールが来た時は、泣けるほど嬉しかったです。
ほとんど使っていないメールアドレスだったけど、生かしてて、良かった。

そして今回、ご紹介するのは、彼女の現在の住まい、フランスB&Bについてです。
B&Bとは、Bed & Breakfast、朝食付の宿泊 というわけで、お宿を経営されてます。


お宿の名前は、

La Vieille Forge
ラ・ヴィエイユ・フォルジュ

フランスのモルヴァン地方自然公園に佇む、とっても素敵な石造りの民家。

Webサイトのフォトギャラリーには写真が趣味のご主人が撮られたという、素敵な写真がアップされています。
そちらから一部を、転載させていただきますね。


フランスの穏やかな田舎暮らしを堪能している彼女。
ずっと会っていなかった友達が、現代のネット社会のおかげで、急に近く感じられ、幸せです。
新型コロナによって、もうしばらく海外には出られませんが、次の行き先は、これで決まりです♪

是非、彼女のWebサイト → La Vieille Forge もご覧くださいませ。
なお、当HPリンクのページにもバナーを置かせていただきました。


あなたは
田舎暮らし
興味ありますか?

トップの写真について

心が温まるチューリップの季節♪

当サイトのトップに掲載中の写真について、紹介させていただきます。
チューリップを背景にした鴨のいる風景、こちらは、オランダに行った時の写真です。
オランダと言えば、風車や歴史地区の世界遺産、ゴッホやフェルメールらによる名画、そして最も人気なのが、チューリップ。
特に4〜5月はチューリップの季節で、オランダで花のテーマパークとして有名なキューケンホフ公園では、国のシンボルであるチューリップを中心に、色とりどりの花々が咲きほこります。

開園を待つ大勢の人
園内にある風車の展望台

さて、私もお花は大好きですが、私の旅行のテーマは、主に「美術と世界遺産などの芸術に触れること」と決めています。そんな私にとって、優先順位を決めた時、限られた旅行時間の中で「花のテーマパーク」は上位に来ません。
なのですが、ちょうどこの時は、オランダ旅行へ行く予定にした時期が5月だったので、せっかくだからキューケンホフへも行ってみようと思ったのでした。

実際のところ、とても美しい広大な花の公園に、私は夢中になってしまいました。
写真が趣味の人間にはたまらない快晴のお天気に恵まれたこともあり、絶え間なくシャッターを切り、瞬く間に時間が過ぎてしまいました。
トップに記載の写真は、その時、輝くチューリップと気持ち良さそうに池に浮かぶ鴨が可愛らしくて撮影したものです。この写真もそうですが、敷地内にはたくさんの水辺があって、そこに草花が反射するのがまた素敵なんです。

園内中央の大ききな池の周辺
トップ写真の別バージョン

オランダの花のテーマパーク「キューケンホフ公園」、お花好きにはもちろん、そうでない人にもとってもお勧めの場所です!
とは言っても、新型コロナで当分海外になんて行けませんね・・・
けど、チューリップが美しい季節は日本も同じです。

外出が自粛されているので、不必要には出歩いていませんが、体がなまってしまうので、私は朝早起きして、時たま付近をちょっとだけ散歩しています。もちろん、人との距離を保つことに注意を払って。
今朝も6時頃、近くの公園へ行きました。その公園は、先日までは桜が美しかったですし、花壇も、いつも温かい方々の手によって整備されていて、とっても綺麗なんです。
まさに今はチューリップが咲いてきたところで、可愛らしく美しい景色に心が和まされます。
それに、チューリップに限らずとも、至る所で春の草花が見られます。必要最低限の買い物に出かけるような短時間でも、自然の美しさに感動することはできますよね。

開くのが楽しみなチューリップのツボミたち
小さなパンジーの目線

ちなみに、チューリップの花言葉は、恋の告白、片思い、博愛、思いやり。

花は、季節を感じるとともに、花言葉を知るのも、楽しいですよね。

なお、本記事には、いつも花を知るポケットブックとして利用している『花屋さんの「花」図鑑』を参考にしました(絶版のため現在は古本か電子書籍のみのようです)。お花屋さんにある最低限知っておくと良いお花について、花言葉付きでコンパクトにまとめられているので、重宝してます。

あなたは草花に心があたたまる
という感覚忘れていませんか?

知っておきたい221種 最新版 花屋さんの「花」図鑑 『花時間』特別編集

ジャルパックのお買い得!海外ツアー