挿絵画家としての佐藤忠良

宮城県美術館で開催中の「生誕110年 傑作誕生・佐藤忠良」展も終盤につき


丸一ヶ月ぶりのブログ更新なので、まずは私事ですが近況報告。
2023年も明けたと思ったらもう3月後半に差し掛かりました。
2022年度も終盤を迎え、私が勤める保育園も卒園と入園(保育園は卒園式後も卒園児が通います)、新たな職員体制、そして法人における予算決めやら役員の入れ替わりなどで、とーってもバタバタしております。
現在の職につくまでは毎年必ず行っていた地元の東日本大震災追悼も、昨年同様、今年も仕事のため行けずで(涙)。
各SNSもログアウト状態にし、仕事に集中しておりました。
貴重な自分の時間はというと、我が家をリノベーション購入したことで確定申告して節税せねばと必要書類の収集やら申告手続きなどで時間を割かねばならず。

ブログ更新されてない、SNSログインもされてない、で、気にかけていただいた皆さま、ご心配おかけし申し訳ありませんでした。
ちゃんと生きてます。

さて、前回記録したのは、ここ宮城県の出身で、日本を代表する彫刻家の一人である佐藤忠良氏の展覧会についてでした。

後期展覧も行くと述べていたのですが、あっという間に終了日(2023年3月26日)近付いてきてしまい、行けるかどうかの瀬戸際に・・・
皆さまはもう行かれましたでしょうか?

本当は後期展覧には3月上旬には行こうと思っていて、そうしたら改めて記事にしようと思っていたのですが、未だ行けておりませんので取り急ぎ、インスグラムへのポストをアーカイブしておくとともに、佐藤忠良氏の絵本挿絵画家としての側面と、同氏が挿し絵された、知る人ぞ知るかもしれないおすすめ文庫をご紹介したいと思います。

佐藤忠良氏の彫刻作品は、アート好きでも特別そうでなくとも、宮城県民の方は何気に目にしてご存知と思うのですが、しかし、その彫刻家さんが、日本人ならほとんどの方が知る絵本の名作「おおきなかぶ」の挿絵をされていたということについては、まだまだ知らない方もいらっしゃるようなので、ここでしっかり言及しておきたいと思いました。

インスタへもポストした通り「おおきなかぶ 」の挿絵原画は、今回の特別展で公開されていますので、是非多くの方々に、素晴らしい佐藤忠良氏の彫刻作品とともに楽しんでいただけたらなと思います。

その想いを込めまして、次にポストしたのがこちら。

小さな町の風景」は、主に児童図書の出版を手がける「偕成社」による文庫で、佐藤忠良氏が挿絵されている一冊なのですが、今回の美術展では取り上げられていませんし、杉みきこ氏による美しい文章の一部は多くの方が知るであろうものの、この文庫本に佐藤忠良氏が挿絵されていることはあまり知られていないだろうと思い、インスタグラムへポストさせていただきました。

それでは最後に、杉みきこ氏による美しい文章の一部を振り返ってみましょう。

「小さな町の風景」ー 第1章「坂のある風景」より
『あの坂をのぼれば』

—あの坂をのぼれば、海が見える。
少年は、朝から歩いていた。草いきれがむっとたちこめる山道である。
顔も背すじも汗にまみれ、休まず歩く息づかいがあらい。

中略

—あの坂をのぼれば、海が見える。
のぼりきるまで、あと数歩。なかばかけだすようにして、少年はその頂に立つ。
しかし、見下ろすゆくては、またも波のように、くだってのぼって、そのさきの見えない、長い長い山道だった。

少年は、がくがくする足をふみしめて、もう一度気力を奮い起こす。

中略

—あの坂をのぼれば、海が見える。
少年はもういちど、力をこめてつぶやく。
しかし、そうでなくともよかった。
いまはたとえ、このあと三つの坂、四つの坂をこえることになろうとも、かならず海に行き着くことができる、行きついてみせる。
白い小さな羽根をてのひらにしっかりとくるんで、ゆっくりと坂をのぼってゆく少年の耳に —あるいは心の奥にか— かすかなしおざいのひびきが聞こえはじめていた。

「小さな町の風景」(偕成社出版/杉みき子著)p.18-21より


「おおきなかぶ」で内田莉莎子さんが表現された「うんとこしょ、どっこいしょ」のリズムの心地よさ同様に、反復される「あの坂をのぼれば、海が見える」の響き、記憶のある方は少なくないと思います。

私は、佐藤忠良さんを深掘りしている時に、杉みきこさんのこの文庫本の存在を知り、さらに懐かしくも美しい文章に触れ、喜びを感じました。
イメージをきっかけに素敵なテキストに出会うという感覚が私は好きです。
アートや文学を楽しむメソッドのひとつとしてもオススメです。


あなたは
絵本についての
記憶がありますか?

「生誕110年 傑作誕生・佐藤忠良」展

宮城県美術館にて待望の開催


先日訪れた今年初の宮城県美術館


待ちわびていた「生誕110年 傑作誕生・佐藤忠良」展が開催中です。
”待ちわびていた”ことにはいつもより特別な理由があります。
なぜなら、この特別展は、本来は昨年(2022年)の春に開催されるはずだったから。
昨年3月16日に起きた震度6強の福島県沖地震によって、宮城県での開催は延期となり、ようやく今年(2023年)2月4日(土)より開催されています。

それにしてもね。
昨年の秋に宮城県美術館で開催された「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」の混み具合とは打って変わっての静けさ・・・

アート好きとしては、人けのないギャラリーでゆったりじっくりと作品を見ることができるのは嬉しいことではあるのですが、日本を代表する彫刻家の一人であり、宮城県出身の誇れるアーティストの一人である佐藤忠良氏の特別展、宮城県民の皆さんには是非見て欲しいなぁとしみじみ思います。

宮城県美術館生誕110年 傑作誕生・佐藤忠良」展 チラシ(表)

例えば前述の激混みだった「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」の場合、その話題性に飛びついて見に行った人が多かったようで、”フェルメールと聞いて見に行ったけどよく知らない作家の作品が多くて微妙だった”という声も聞きました。
アートに深い興味がない方の意見かと思いますが、そんな人にこそ、現在開催中の「生誕110年 傑作誕生・佐藤忠良」展を是非見てみて欲しい!

(「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」はもちろん私も見に行ったし、実際大変興味深かったけれども、あまりの人気ぶりで、レアなものに価値を感じてしまう私は、これはブログには綴らなくてもいいかなという気持ちになり、記録せずでした。。。)

宮城県美術館生誕110年 傑作誕生・佐藤忠良」展 チラシ(裏)

佐藤忠良氏の彫刻作品は馴染みがあるからこそ、見れば見るほど彫刻の面白さを感じやすいのではないかと思うし、絵本挿絵画家としての佐藤忠良氏については有名なことだけど、意外と知らない人もいらっしゃるかと思うので、この機会に誰もが知る絵本の名作「おおきなかぶ」の原画の美しさに触れてほしい。

おおきなかぶ」と言えば、私は今回初めてそのレリーフを拝見し、感銘を受けました。
”レリーフ”とは浮き彫り細工のことで、絵本「おおきなかぶ」の名場面がブロンズ彫刻として制作されたもので、普段は佐川美術館に所蔵されている貴重な作品、大変見応えがありました。


特別展のチケットで、宮城県美術館併設の佐藤忠良記念館も観覧できるので、普段はそちらまで周らない方もこれを機にハシゴして、佐藤忠良の世界に浸るのはいかがでしょう。
記念館の方には動物の彫刻などもあり、親子で楽しめるギャラリーであることも知る人ぞ知るポイントだったりします。

また、美術館屋外にも佐藤忠良氏の作品はいくつかあるので、少しずつ春の訪れも感じる今日この頃、ゆっくりと散歩してみるのも良きです。
屋外だと、彫刻作品と、自然の光によって映し出される影とのコントラストを楽しむことができるのでオススメです♪

最後に、以下の写真は宮城県美術館の敷地内屋外で私もお気に入りな場所の一つ。
佐藤忠良氏と切磋琢磨の友であったと言われる舟越保武氏「りんごを持つ少年」が佇む一角です。


奥深い彫刻、美術の世界に浸る時間。
私にとっては、静かに心豊かになれるひととき。
混沌とした現世でも、生かしていただき、平和な時間を持つことができることに、深く、感謝します。


あなたは
カタチの面白さに
触れたことがありますか?


小5のカホン奏者と歯科医兼シンガーソングライター:キャプテンミッドナイト

マスダトモヒロ(父)とマスダユウト(長男)のユニット


1週間前のことではありますが、2023年の年明け初に訪れたライブハウスは北仙台ペニーレーンにて、カホンとギターのユニット「キャプテンミッドナイト」のライブを楽しんできました♪

カホンとギターと言っても、なんとカホン奏者は小学5年生!
ギターとボーカルを担当するマスダトモヒロ氏のご長男。


マスダトモヒロ増田知弘)氏。
仙台一番町にある歯科医院「トモデンタルクリニック」の院長を務める傍ら、シンガーソングライターとしてギターを奏でながら歌うほか、ラジオのパーソナリティーや楽曲提供など、音楽活動にも精力的に取り組んでいます。

そんな増田くん通称マストモは、私の高校時代の同級生で、学科は別だったけど、彼はバスケットボール部員、私はバスケ部マネージャーだったので、仲良しの友達でもありましたが、高校卒業後徐々に疎遠になり、昨年、20年以上ぶりで再会し、そして今年、初めて彼のライブに行くことができました。

しかもそれは、マストモと彼の小学5年生の息子ユウトくんとのユニット「キャプテンミッドナイト」のライブ。
小5にして、昨年カホン奏者としてデビューしたユウトくんは、以前はドラムを叩いていたのだけど、コロナを機に、スタジオに行かなくてもできるということで、カホンに転身、今はドラムよりもずっと面白いとカホンを演奏するのを心から楽しんでいるそうで、将来がとっても楽しみです。


上のフライヤーは、ユウトくんデビュー時のもの。
ギターを持っているのがマストモ、カホンに座っているのがユウトくん。
かわいくて、たくましくって、大ファンになっちゃいました♪

それにしても増田くん、歯科医と音楽活動を両立し、家族との時間も大切にし、心根あたたかく、尊敬します。
高校当時、彼はギターや彼女との時間などなどにも忙しくて、バスケ部マネージャーとしては部活をサボらないでほしかったものだけど、今思えば、当時から、部活に、勉強に、ギターに、彼女に(笑)、人一倍活動的だった増田くんだから、今もこうしてやりこなせているのでしょうね。
こんな友達がいるとすごく励みになります。仲良くしてくれて、本当にありがとう。

さて、キャプテンミッドナイトとしてのライブは、今月20日に代々木でも開催されるとのこと。
新年早々にすごいですね。
私は今月は東京へは行けそうにないので、仙台での予定を確認したところ、4月15日(土)に、仙台NEO BROTHERZ(本町1丁目9−23)でのライブがあるそうです。


実は、キャプテンミッドナイトは、ギター、カホンに、ピアノが加わってフルメンバーとのことで、4月にはそのトリオでプレイしてくれたら嬉しいですね。楽しみです。

*1月28日追記:上記のライブは、諸事情により中止となったそうです。残念でした。
でも他にも予定たくさん抱えてるそうですので、こちらご参照ください♪
https://twitter.com/masutomo5104

最後に、ありがたくいただきましたマスダトモヒロのCDをご紹介。

ミニアルバム「ファーランド」(5曲入)のジャケットを飾るのは増田くんの次男ヒロトくん。
この堂々たる変顔。彼もきっと大物になるに違いない。
たったひとつ」(3曲入)のかわいい絵は、ユウトくんがもっと小さな頃に描いたものだそうで。
色の選択も良いし、上手。

キャプテンミッドナイトのロゴマークもユウトくんのデザインによるものなのだそうです。
アートセンス抜群ですね。


これからがますます楽しみ。応援してます♪♪


あなたは
どんな楽器に
興味がありますか?

岡沢幸さんの版画展 “かさなる線、描く形 ”

仙台藤崎ギャラリーにて開催されました


先週末になってしまいますが、ここ仙台の銅版画家 岡沢幸おかざわみゆきさんの個展にお邪魔しました。

今年(2022年)6月に、仙台のアートギャラリー蒼SOU&SOで拝見した岡沢幸さんの個展はファブリック展だったのですが、今回は版画展ということで。

もちろん、さんによって生み出されるファブリックはとても個性的で魅力的なのですが、是非じっくり見てみたいと、ずっと気になっていた銅版画も展示されるとのことで、今回の版画展は楽しみにしていました。

以下は、お送りいただいたご案内葉書。

以前、さんの版画作品を見た時に、宇宙観のようなものが漂う中に感じる静寂にすごく惹かれてしまいまして。
以下がその時、仙台のアートギャラリーTURNAROUNDでの展示の様子についてインスタグラムへのポストを再掲します。

この動画にはおさめていなかったのですが、小さな銅版画作品も拝見でき、ブルーやグリーンというアースカラーに、交わるシルバーの輝きが美しくて癒されて、いつまで見てても飽きなくて。
岡沢幸さんの作品、他も見てみたいな、そして、いつか自分のそばにも置いておきたいな・・・と思ったのでした。

そして、今回行くことができた、岡沢幸さんの版画展かさなる線、描く形」。

仙台藤崎の美術ギャラリーで、11月24日(木)〜30日(水)まで開催されていました。

大胆な構図と彩色が印象的で、他に類を見ないドライポイント作品。

美大生時代、初め、版画の技法の一種で細かな作業が必要となるメゾチントを叩き込まれた岡沢幸さんは、緻密であることだとか、こうあるべきということに囚われていた感があったそう。
ですが、引っ掻くだけのシンプルな作業であるドライポイントを取り入れてからは、大胆で良いのだという感覚を得、偶発的に生み出される表現の面白さや、イメージを描く以上に作品を生み出すまでの行為そのものを楽しめるようになったのだそうです。

もともとは抽象画には苦手意識があった私でも、岡沢幸さんの感性には不思議にとても惹かれるものがあって。

具象と抽象のあいまった表現に、どこか感傷的でもありつつ静けさと穏やかさの中に、宇宙的なパワーのようなものを感じるというか。

胎内記憶のお話から着想を得たという「In the sky with Diamond」や、植物の根のイメージによって表現された「garden」と題されたシリーズが、私はとても好きです。

残念ながらガラスへの反射があってあまり綺麗に写真が撮れなかったので、さんご自身がインスタグラムに過去に投稿されていた記事をこちらにシェアさせていただきます。

また、今回の藤崎での展覧会は終わってしまいましたが、現在、岡沢幸さんのステンシル作品が、アキウルミナートの一環で、秋保の蕎麦カフェ「SOBA to GARETT あずみの」で展示されているそうですので、こちらも転載させていただきますね。

さて、私のアートスペースにもようやく作業テーブルが入ったので、整備に本腰を入れていこうと思います。
もしかしたら、我がアートスペースには岡沢幸さんご本人の投稿にも見当たらなかった、グリーンとシルバーのきらめきが素敵な「garden」をお迎えすることになるかな・・・

アートは、単に見るだけでも感性が刺激されるのですが、やはり、作家さんご自身より作品に秘められたストーリーを伺うと、その奥深さにますます惹かれ面白さを感じると同時に、自分自身のイマジネーションの幅が広がる気がします。
この度も、貴重なお話をたくさんお聞かせいただき、本当にありがとうございました。


あなたは
どんな時に
想像力が膨らみますか?

贅沢なライブ♪ カホンの祭典 in 仙台

複数人によるカホン演奏も、ギター&ピアノとのセッションも最高!


先週の日曜日(2022年9月11日)のことですが、仙台のライブハウス PENNY LANE で開催された「カホンの祭典 HAKO FES」に行ってきました。

Cajón

ペルー発祥の打楽器カホン(Cajón)。
私は10年以上前に、ピアノとカホンのユニットである「→Pia-no-jaC←ピアノジャック)」による演奏でカホンという楽器を知り、→Pia-no-jaC← のライブに是非行ってみたいと思ったものの、その機会には恵まれずそのまま月日が立ち、いつの間にか私の頭の中でのその存在は消えてしまっていたのですが(申し訳ない…)、昨年の10月24日に仙台の西公園で開催された「東北 HAPPY HOLIDAY 2021」で、複数人のカホン奏者によるカホンの祭典を生で観て、聴くことができて、その迫力のパフォーマンスに感動し、→Pia-no-jaC←による曲も再び聴くようになるとともに、カホンの祭典もまた機会があったらいいなと思っていたのでした。

そしてその数ヶ月後、積極的に利用していないTwitterだったけど、たまたまカホンの祭典によるツイートを目にして、「カホンの祭典 HAKO FES」が今年仙台にも来るということを知り、すかさずフォロー&リツイートし、予定もキープ。
(私もフォローしていただけ、とても嬉しく、ライブ絶対行くって思いました!ありがとうございました^ ^)

しかも、チケットを予約してくれた、私の古き良き友、歯科医でミュージシャンの増田(マスダトモヒロ)くんに言われるまで知らなかったのだけど、仙台でのHAKO FESでは、東北 HAPPY HOLIDAYの主催者である@なおポップさんも出演されるということで、私の中で楽しみな気持ちが倍増。
(ありがとね、増田くん!・・・ちなみに増田くんの小学生の息子くんも将来が楽しみなカホン奏者!)

@なおポップさんは、数回このブログでも取り上げさせていただいてる画家の中川和寿さんとセッションされることも多く、故に私もイベントはよくチェックしていたのですが、なかなか都合がつけられないでいて(元映画館をリノベーションしてオープンされた「誰も知らない劇場」での公演は特に行きたかった…)。
それに東北 HAPPY HOLIDAYの時は、出店のお手伝いでの参加だった為、ゆっくり演奏を聴くことはできなかったこともあったので、ようやく今回、@なおポップさんのトークも演奏も、心から楽しませていただくことができる機会となり、本当に嬉しかったです。

@なおポップさんのインスタグラム投稿より、ライブ当日の写真をこちらにもシェアさせていただきますね。

なおさんのおっしゃるとおり、本当に音楽は熱く、でもトークや企画がゆるーく温かで、来場者全員を巻き込んでのとっても素敵なライブでした。

カホンという楽器、箱型の打楽器を人の手で叩いて演奏するというシンプルなものだけにその奥は深く、一人が演奏するだけでも迫力がありますが、複数人によるカホン奏者による演奏は、それはもう圧巻なもので。かっこよすぎて鳥肌立つほど。

この仙台での公演は、村岡広司さん、りょーちんさん、nanamiさん、キラキラみさこさん、由利裕行さん、かずきーんぐさん、KAZUさんの、7人のカホン奏者に、ゲストとして、@なおポップさん(ギター)、NANAKISARAさん(ピアノ)で、アーティストさんが全員で9名!

NANAKISARAさんのことはこの日はじめて知ることができましたが、ピアノ経験者でピアノ音楽好きな私としては、本当にラッキーでした。
素敵なピアノ伴奏に、とても優しいけれど力強い、引き込まれてしまう魅力ある歌声。
しかも、絵も描かれるということで、私好みの感性をお持ちの方。ご縁に心から感謝です。

複数人のカホンだけでもすごいのに、ギターとカホンのセッション、ピアノとカホンのセッション、最後には7人のカホン奏者と、ギター、ピアノ、全員でのパフォーマンス、観客も共に盛り上がり、本当に素晴らしかったです。

途中には、愉快なカホン座談会だったり、同じ音源に合わせて、カホン奏者一人一人が自分なりの演奏をする企画もあり。特にこの企画、BGMは同じ音源なのに、奏者が違うだけで、印象の異なる音色が表現されるというのが、とっても興味深く、面白かったです。

とにかく、盛りだくさんで、贅沢なライブでした。
これで当日チケットでも3,500円て、お得すぎる。なんか申し訳ないくらい・・・これは是非とも応援したい!

そう感じましたので、後日、投げ銭させていただきました^ ^
カホンの祭典 HAKO FES 配信チャージ購入サイト

仙台の人をはじめ全国の、もっともっとたくさんの方々にこの楽しさを共有してもらえたら良いなって、心から思います。

素敵なライブ体験させていただき、本当にありがとうございました。

さて。
そして、今年もまもなく@なおポップさん主催の東北 HAPPY HOLIDAYが、ここ仙台で開催されます。
10月23日(日)、西公園にて。
入場無料で、こちらもめっちゃ贅沢なイベントです。

今年は記念すべき10年目なんですね!おめでとうございます!!
いつも赤字覚悟で続けてこられて、、、すごいですね。ありがたいですね。

というわけで、ハピホリが挑戦中のクラウドファンディング 、私も応援させていただきました。
1,000円から応援できるので、一人でも多くの方がお気持ちを寄せてくださったらなって思います。

「東北 HAPPY HOLIDAY 2022」クラウドファンディング (CAMPFIRE)

「生きた音楽」それは確実に人生に彩りを与え、豊かさが拡がります。
人は生まれながらにして、感性を持ち、古来からの人間的あるいは野生的感覚で、音楽をはじめとしたアート(想いを表現する活動・作品)によって、幸せを体で、ハート(心臓。ココロ。頭ではなく)で、感じることができるもの。
そういったことを気づかせてくれるアーティストの皆さまに、心からの敬意と感謝を捧げます。




あなたは
カホンの生演奏を
聴いたことがありますか?

中川和寿さんのオープンギャラリー&アトリエ

OTOTOE -NAKAGAWA KAZUTOSHI STUDIO- 仙台一番町にリニューアル ♪


仙台在住の画家 中川和寿さんの、リニューアルされたアトリエ!
先月(2022年8月)オープンされたので、私も8月の最終日にお伺いしてきました。

まずは、インスタグラムへポストした動画にて。

嬉しいことに、オープニング期間の来場者特典ということで、作品集をプレゼントいただけました。
しかも、8月にリリースされたばかりの出来立てホヤホヤ!幸せ♪

中川さんより、よく知られるところでは印象派を代表する巨匠モネ、ちょっとマニアックなところではバルビゾン派ドービニーや、ロマン派フリードリヒがお好きというお話もお聞きかせいただき、コロナ禍以降、私の趣味の一つである美術館巡りの機会がめっきり減り、西洋美術からも少し遠のいてしまっていた私個人的にも、ふといろいろなことを思い出させていただける機会ともなり、リフレッシュできました。

クロード・モネ「印象、日の出」
シャルル=フランソワ・ドービニー「オワーズ河畔」
カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ「雲海の上の旅人」

モネについては改めて言わずとも、ドービニーとフリードリヒは、いずれも自然への畏敬を表現している点で共通していますが、ドービニーといえば田舎の素朴な情景、フリードリヒといえば、宗教的で哲学的な情景を描くという印象です。

中川さんの作品にはそのいずれも融合したような優しさと深さを感じます。
抽象画にしても、寒色系を使った作品にしても、どこかあたたかさを感じ、おだやかな気持ちになることができる中川さんの作風が、私にはとても好みで。

私もこの度、アートスペースのある自宅を手に入れたので、是非、遠くない日に中川さんの素敵な作品もお迎えさせていただきたいと思っています。
そして、我がアートスペースでは、アーティストさん方とのワークショップもしていきたいと思っているので、中川さんの絵画教室も実現できたらいいなぁ・・・

中川さんのオープンギャラリー&アトリエに今後も時々お邪魔させていただいて、まずは我が家に迎える作品をじっくりと選ばせていただきつつ、いろいろと想いも膨らませていきたいです。

中川さんのこのリニューアルされたギャラリー&アトリエは、今後不定期でオープンされるとのことなので、予定は中川さんのHPかSNSでチェックしましょう。


今回も、素敵な空間でアートに触れる楽しい時間をいただき、本当にありがとうございました。



中川和寿さんのオープンギャラリー&アトリエ
OTOTOE -NAKAGAWA KAZUTOSHI STUDIO-

〒980-0811
宮城県仙台市青葉区一番町1-5-31 
MIGNON一番町4F-B

OPEN 12:00-18:00
入場無料・不定休

中川和寿さんのHP
https://kazutoshinakagawa.jimdofree.com/

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キャンドルアーティスト草野なごみさんの爽やかジェルキャンドル/初参加した眞野屋カルチャルライフ by Gallery The attitude


あなたは
どんな空間が
お好きですか?

幸せの 福ノヒカリ キャンドルナイト

キャンドルナイトディナー by 眞野屋×福ノヒカリプロジェクト


先月、眞野屋にて開催されたGallery The attitude企画のワークショップでご縁をいただけた、キャンドルアーティスト草野和(なごみ)さんとの出会い。

その後、仙台三越でポップアップ出店されるとのことだったので、そちらにも伺わせていただきました。
ちょうどお盆前だったこともあり、こんな素敵なロウソクを灯して故人に想いを馳せるのも癒されるだろうなと思い、私自身が欲しいところではあったのですが、ここはまず、お世話になっているご夫婦にお贈りしようと購入させていただきました。

そのことをインスタグラムに投稿したところ、さんがそれをリポストしてくださいまして。
私のこのブログサイトまでご紹介してくださり、感謝です。

フォロワーさん少ない私の投稿では「いいね」わずかですが、おかげさまで、こちらではたくさん見てくださった方がいらしたようで、照れ臭くも嬉しいです。

そして、その際にお聞きした、再び眞野屋で開催の、さん主催のプロジェクト「福ノヒカリ」の展覧会期中に行われるキャンドルナイトディナー
まだ眞野屋での「福ノヒカリ展」を見ていなかったので、展示と共にキャンドルナイトの雰囲気も見せていただきたいと思い、行って参りました。

↓こちらがさんが主催される「福ノヒカリプロジェクト」のアカウントによるインスタグラム投稿です。

さんによって、東日本大震災を追悼する為に立ち上げられた「福ノヒカリプロジェクト」。
この想いに賛同したキャンドルアーティストさんがさんの元にキャンドルを送り、全国から集まったその数はなんと1,145本なのだそう!
200人以上のあたたかな共感によって、さんの想いを超えるほどの、素敵なイベントとなっているのです。

さんと大勢のキャンドルアーティストさん方の愛ある心に、宮城県の海沿いで育った私の心にはジーンと来るものがあり・・・

そんなGallery The attitudeでの展示を拝見してから、眞野屋レストランへ。

毎月11日に開催の「福ノヒカリプロジェクト」による「キャンドルナイト」が、さんの出身地であるここ仙台で初めて、しかも“ディナー”での実施はプロジェクト始動後、これまた初めて!ということで。

素敵なキャンドルが灯されたシチュエーションでの、スパークリングワイン付きのコース料理が2,800円。
お料理は、地産地消の新鮮な食材を利用されていて、素材の贅を尽くされた美味しさ、お得すぎるお値段でした。

次の写真に写っている方々が、キャンドル作家の草野和さん(@なごみの森工房)とご主人草野広幸さん、この日いらした、和さんを取り巻くキャンドル作家、佐藤ゆきこさん (@123candle)、阿部智子さん(@Bonheur Candle)のお二人。

素敵なアーティストさん方と共に、暗闇の中でキャンドルに癒される中での、美味しいディナー・・・
本当に、ありがとうございました。

それでは最後に、キャンドルに灯された炎の揺らぎとリフレクションに、癒されていただけましたら幸いです…⋆୨୧ஐ⋆**ೄ♪.♡


あなたは
ロウソクの灯りだけで
過ごしたことがありますか?

キャンドルアーティスト草野なごみさんの爽やかジェルキャンドル

初参加した眞野屋カルチャルライフ by Gallery The attitude


今日(2022年7月17日(日))は、眞野屋で開催のワークショップに参加してきました。

眞野屋は2019年、仙台にオープンしたライフスタイルショップで、地産地消の商品を中心に、美と健康を意識した食材や雑貨が販売されている他、イートインやレストラン、ベーカリー等が併設されています。

眞野屋の場所は、我家から徒歩20分程度の所なのですが、私の職場や仙台の街中とは逆方向の、基本的には何かない限りは行かない北仙台にあり、オープンした当初は、北仙台になんだか素敵なお店ができたみたい、と思いつつも、そのうちコロナ禍に入ってしまったし、チラリと眺めることはあっても、ゆっくりと行くような機会はありませんでした。

その後、今年2月のことですが、私の好きなアーティストの一人である中川和寿さんの個展が、眞野屋内にできたGallery The attitudeで開催されると知り、ギャラリーの作品を眺めつつ、友達とランチしたりショッピングを楽しむ、といった機会がありまして。

その記録はこちら↓

Gallery The attitudeは昨年の秋にオープンしたばかりで、この時に初めて訪れたわけですが、オーガニックな日常食品や雑貨の買い物ができる上、作家さんの作品が気軽に眺められる環境に、ありがたいな、これからは頻繁に来てみよう、と素直に思いました。

もちろん、百貨店などでも買い物とアートを楽しめることがありますが、ショップ間の通路やフロアの一角に臨時的に出店されるものならまだしも、いわゆる「(高級)百貨店に併設されるギャラリー」って誰もが気軽に訪れられるところではないですよね。
アート好きの私でも、あの一歩足を踏み入れるのさえも緊張する雰囲気は、正直苦手だったりします。店員さんからはこの人お金持ってんのかしら?って見定められてるような視線を感じるしね(自意識過剰?笑)。

本来アートには決め事もなければ、アートは誰もが楽しめて癒されるものだから、皆がもっと日常的に触れて良いものだと思うんです。
私自身もそんなことに気がつくのはちょっと遅かったのですが、アートを純粋に楽しむようになってから、心身が豊かになったことを実感してます。

この想いを理解し、共有してくださるのが、まさにGallery The attitude
今日は、Gallery The attitudeのオーナーでいらっしゃる加藤志門さんと、その辺のこともお話することができて、とてもありがたかったです。

加藤さんは、アーティストを応援すると共に、たくさんの人にアートをもっと気軽に日常に取り入れて欲しいとギャラリーを設置し、様々なアーティストさんによるワークショップを行う「眞野屋カルチャルライフ」を企画されました。

というわけで、ようやく本題ですが、参加させていただいたのは、仙台出身で福島在住のキャンドルアーティストでいらっしゃる草野なごみさんによる「爽やかジェルキャンドル」。
なごみさんの作品は、以前、仙台三越のフロアの一角で催事出店されていたのをたまたま通りかかった時に目にし、購入させていただいて。
ちょうどクリスマス前、自宅の本棚に素敵なディスプレイができたのでした。

LEDライトを利用できるという作品で、気軽に灯せる一品♪

その時にはお会いできませんでしたが、前回眞野屋を訪れた際に、なごみさんのワークショプを開催されることを知り、今度はお会いできるチャンスだなと嬉しく思いました。

そして参加した今回の内容は、カラフルなガラス玉のステンドグラスの様なキャンドルと、ブルー系で海をイメージした様なキャンドルの2種を作るというワークショップ。

ガラス玉の方は、五色の色玉を好きなように選んで並べ重ねるというシンプルな工程でありながらも、暗いところで火を灯した時のイメージがどうなるかわからない私は、迷いに迷いながらも、赤を基調とすることにしてみました。

これに火を灯すのはもったいないなと思ってしまいがちですが、、、そう、これはサステナブルなキャンドル!
ロウを使ってしまっても、繰り返しまた楽しむことができるから、火を灯して、本来のキャンドルの癒しを感じてみよう♪
今回、そんなこともいろいろとなごみ先生から教えていただきました。

というわけで、家に帰ってから早速火を灯してみました。
これ、火をもう少し灯していったらクレーターが深くなっていって、映る影が長くなってまた違った雰囲気になるってことですね。その変化を楽しめるのも良き。

一方、ブルー系の方は、溶かす前のプルプルで感触が気持ちいいジェルをハサミで刻むのが楽しくて、プチプチ切って、モリモリ重ねたら、溢れんばかりに。
そうしたら、なごみ先生より”溶かしたジェルを流した後に上に置く様にしてもいいかもね”とアドバイスされて、試してみたら、キラキラ波立っているようないい感じに仕上がりました。

猛暑な今、海を感じる涼しげなこのキャンドルはしばらくこのまま、灯すのは楽しみにとっておこうと思います。

さて、このGallery The attitude企画の眞野屋カルチャルライフでは、眞野屋スペシャルランチが付いてくるのもポイントです。
メニューには載っていない、カルチャルライフ限定の特別ランチをいただきながら、講師や参加者さんとの会話も楽しめます。
しかも、今回のキャンドルは、食事のテーブルを素敵に飾るのにうってつけ。


サステナブルアートな草野なごみさんのキャンドル。
そのままでも、火を灯したらもっと、そしてその後もアレンジできて、耐えず癒される幸せ。
今後はまた異なるタイプのキャンドル制作のワークショップを開催されるとのことなので、是非参加したいです。

最後に、ワークショップの様子を加藤さんがインスタグラムに投稿してくださいましたので、こちらにシェアさせていただきます。


これまで続いていた仕事の忙しさも落ち着いてきた私、このところちょっと滞り気味だったアートライフも、また徐々に充実させていこうと思っています。

この度も素敵なご縁、豊かな時間をありがとうございました^ ^


あなたは
アートに癒されたことが
ありますか?



感謝の週末

コロナ禍以来会えずいた親友とゆっくり穏やかな時間を過ごせて


昨日(2022年7月8日)、元首相が銃撃され亡くなるという、衝撃的な出来事がこの日本で起きました。
何かしらの恨み辛みがあったとは言え、命を粗末に考えるということは間違いでしかなく、あまりにも身勝手な行いには憤りと悲しさを感じますが、起きてしまったことはもうどうにもできません。
情報の渦に自分まで巻き込まれずに、私は私の今置かれたところで、自分の人生を生きていくしかないわけで。

多様な人々が共に集い、どんな生き方も可能となりつつあるこのご時世に、普通で当たり前の日常にただのサラリーマンとして生きている私のような者は、誰かの目から見たらつまらない人間に映るかもしれない。
でも、穏やかに生きていられることがどれだけ幸せなことか・・・

皮肉なことではありますが、悲しいことが起こると、その反面、自分に与えられた命、生かされていることに改めて感謝の念が湧いてきますね。
本当に、ただただ、生かされていることに、心から、感謝です。

そして迎えた本日は、何もなくとも元々とても楽しみにしていた日だったのですが、昨日のようなことがあったから、なおのこと、ありがたく感謝の気持ちを感じる日となった気がします。

今日はコロナ禍になって以来、ずっと会っていなかったピアノ・エレクトーンの先生である友人に会いました。
彼女の教室は、本来であれば、2020年に記念すべき10回目の発表会を行うはずでしたが、当然ながら、コロナの為に延期せざるをえませんでした。

けれども、この2022年こそは開催できるという運びになりまして。
そのお手伝いのこともあり、今日ようやく、大好きな彼女と、打ち合わせを兼ねて久々に会うことができたのでした。

土曜のランチタイム。彼女が選んでくれた場所は、仙台のビル街にありながら、和の落ち着いた雰囲気が素敵なお食事処「びわね」。

滅多に外食しない私にとって、こういったお店でのお食事は貴重なので、今日はちょっとだけ贅沢♪
女性限定のメニューである「乙姫ミニ会席膳」をチョイスしました。
本品の場合’会席’でありながらも、希望に応じて一度に配膳してくれることや、女子力高めてくれそうなネーミングもまた良くて(笑)

「びわね」の個室でゆったりと美味しい和食を堪能した後は、こちらから歩いて数分の「果蔵」へ。
流行りに疎い私は全く知らずでいた、ここ仙台のタワービルにできたフルーツパーラー。

ランチでお腹が満たされた後の女性がまったりと語り合うには、タワービルの21階で眺めも良くて、そこで味わう旬の新鮮なフルーツを使ったメニューは、贅沢でありがたいものでした。

その間、もちろん、肝心の発表会のお手伝いについて、話も進めました。
大切な生徒さんたちの顔写真を入れて作成する記念すべき発表会のプログラム作成。
これは、今や私にとっての生き甲斐の一つ。

2年に1度のペースで行われている彼女主催の教室の発表会に、気がつけば、関わらせていただいてもう10年以上。
親友が心を込めて見守ってきた生徒さん達の成長を、私も垣間見ることができるという幸せがここにあるのです。
本当に、ありがたいことです。

ちなみに私、2020年本来の彼女の教室発表会10回記念となる年に、以下のブログを綴っていました。

そして、迎えたこの2022年。
あっという間に今年も半年が過ぎてしまいましたが、私の人生を豊かにしてくれる音楽の楽しみがまだまだあるのだと思うと、幸せです。

そうそう、2020年にブログを書いた時に、彼女が私に言ってくれた通り、本当に、私のためにアレンジした楽譜も今日プレゼントしてくれて。
手書きの楽譜なんて、ピアノを習っていた時でさえ貰ったことなんてないし、感激でした。
本当にありがとう。

今日の日に、そしてまた明日からも命あること、アートのある人生を過ごせることに感謝です。



あなたにとって
命とは
どんなものですか?

どれも素敵なオンリーワン!岡沢幸さんのファブリックアート

版画家 岡沢幸さんの個展@蒼SOU&SOにて


仙台在住の版画家でいらっしゃる岡沢幸さんの個展へ行ってきました。
今回の会場は、「蒼SOU&SO」。
仙台駅前名掛丁商店街の裏路地にあるビルの3階にひっそりと佇むギャラリーです。

ちなみに私が前回、岡沢幸さんの作品展に行ったのは、仙台大手町にあるギャラリー「ターンアラウンド」での開催の時。

この時とは趣向が変わって、今回は「ファブリックアート展」とのことで。
仕事やなんやかんやで忙しいさなかだったけど、場所も仙台駅前だったので、ちょっとでも時間があれば行ける!行きたい!!そう思っていて、念願が叶いました。

↑こちらのDM2枚目の画像にある通り、昨日(2022年6月24日)が最終日で会期はすでに終了していますが、とっても素敵でしたし、行くことができて嬉しかったので記録しておきたいと思います。

なのですが。
私、今回は全く撮影せずだったので、岡沢幸さんご自身のご投稿をここでシェアする形にさせていただきます。
ご許可に感謝です。

まずは、インスタグラムにポストされた会場の様子の動画。

隠れ家的なギャラリー蒼さんに一歩足を踏み入れた瞬間「Wow ワォ」って声が出ちゃいましたね。

次もご本人が投稿されたお写真です。

リズムを感じる独創的なモダンデザイン。
そんな素敵なアートが身近なファブリックとして展示されていて、購入意欲がそそられてしまいます。
それに、リズムを感じるといえば、ギャラリー蒼さんにはグランドピアノもあって、何気にそこに作品もディスプレイされていて、音楽好きにもたまらない素敵空間。

しかも、今回は1回につき2名限定でのワークショップも開催されていて。
私も参加したいところでしたが、残念ながらその時間は確保できずでした。
参加された方々が羨ましい・・・


ところで、皆さんはやっぱり流行りものって気になりますか?
私は普遍的で飽きのこないものは好きですが、流行り的なるものにあまり興味が持てません。
何故みんなで同じような格好したり、同じことしたがるの?って思っちゃうし、人が集まる場所が苦手だから、インフルエンサーなる人が言及して人気になった所なんかもあえて避けちゃう。
まぁ、友達に誘われたり、たまたま自分の興味あったことが流行ってもいた、ということもありますけれども…。あんまり流行りすぎたり目立ったりすると逆に冷めちゃうというか、自分は身を引こうって思ってしまったり。
レアな場所、レアな物、レアな人・・・に惹かれます。

そんな私にとって、作家さんによる一点ものというのは本当に魅力的で。
今回購入させていただいたTシャツも、とってもお気に入り❤︎
岡沢幸さんの手によって直接刷られたまさにオンリーワンのファブリックです。

何より今回、ようやく岡沢幸さんご本人とも直接お話しすることもできて、とっても嬉しかったです♪
仕事の忙しさピークの今時期でしたが、やっぱりアートに癒され、活力となりました。
本当にありがとうございました。





あなたは
みんなと一緒が
良いですか?