アトリエ虹色たまごさんによる臨床美術作品展

東北電力グリーンプラザにて開催


絵を描く、オブジェを作るといった創作活動そのものを楽しむプロセスを通して、認知症の予防や改善、心の解放や意欲の向上、なんらかの問題をかかえた子供たちの回復を目指して開発された臨床美術
日本の医師、美術家、ファミリーケア・アドバイザーがチームとなって始まった臨床美術の研究と実践は1996年がスタートとその歴史はまだ浅いですが、現在では日本全国(わずかながら海外でも)に点在する臨床美術士さんが人々の幸せ、あたたかい世界の広がりを願って活躍されています。

臨床美術士の資格を持つ私自身はというと、ここしばらくはコロナや環境の変化などで臨床美術の活動が停滞していますが、先日久々に研修会に参加し、「スタンピングで描く藤の花」というプログラムを実践してきました。

春の風に揺れる藤の花のイメージが、およそ1時間程度で立派な絵画作品として完成しました。
ブドウにも見えなくもないかもしれませんが、それもご愛嬌で(笑)、いつも斬新な発想による技法に感心する臨床美術のプログラムですが、今回も身の回りの材料を用いてスタンピングで描くというプロセスによって、具象と抽象の合間と言えるような面白い作品として仕上がり、自己肯定感もアップするとともに、心身リフレッシュできました。

ちょうど間も無く、ここ仙台で、臨床美術の作品展が開催されるとのことですので、お知らせさせていただきますね。


一般社団法人アトリエ虹色たまごさん主催による
第5回作品展 児童~成人、高齢者、障がい者の臨床美術

個々の内なる力を信じて”をコンセプトに、14の参加施設、団体の賛同のもと開催。

児童館、視覚障がい者、生涯学習の一環から、地域活動、臨床美術士の方々他による120点~140点の作品が堂々展示されるそうです。

<日程>
2023年5月23日(火)~5月28日(日)
10:00~18:00 最終日は16:00

<場所>
東北電力グリーンプラザ アクアホール
(仙台市青葉区一番町3丁目7−1)

<入場料>
無料

展示見学の合間に楽しめるミニコンサートも企画されているとのこと。
《ミニコンサート(40分間)》
 5月27日(土)14時~ 竪琴
 5月28日(日)14時~ 琴と三味線

また、チラシには記載されていませんが、ワークショップも実施されるそうです。
《臨床美術ワークショップ》
 5月24日(水)・26日(木) 13:00~17:00
 *料金:無料 *持ち物:不要

ユニークなアイディアに富んだ臨床美術のアートプログラムは、アート制作が好きな方はもちろん、アートに苦手意識を持っている方でも、きっと楽しめると思いますので、興味のある方はお気軽に参加してみていただきたいです♪

なお、東北電力グリーンプラザは下図のとおりです。


あなたは
どんなアート制作を
楽しんだことがありますか?

臨床美術で描く朝日の風景画

色鉛筆で気軽にできるアートプログラム


前回は、「この休日はどんなことをして心身が豊かになったのか?」を綴ろうと思ってたのだけど、前置きが長くなり本編となってしまったので、今回はその辺に触れたいと思います。

さて、私の休日は、大好きなアートの時間に費やすことが多いです。
アート=芸術にもいろいろありますが、ARTとは、オックスフォード英英辞典によると

the use of the imagination to express ideas or feelings, particularly in painting, drawing or sculpture

Oxford Learner’s Dictionaries

これを、グーグル翻訳すると、「特に絵画、デッサン、彫刻におけるアイデアや感情を表現するための想像力の使用」となります。

これはシンプルに言ってしまうと、アートとは、想いを何らかの方法によって「表現すること」だろうと思います。

上記の辞典では「特に・・・」と主に美術の分野に関して言及していますが、人が想いを「表現」する方法は、書、音楽、写真・映像、詩・小説などの文学、演劇などなど、多岐に渡ります。

アートっていうと敷居が高いものだと感じる方も少なくないようですが、このように「表現する」にも実はたくさんの方法があって、誰もが気軽に生活の中に取り入れることができて、本来の人としての豊かさを養うことができる素晴らしいツールなんですよね。

また、アーティストを「表現者」と言うように、その響きにはなんだかすごく特別なものを感じてしまう部分もありますが、感情を持つ人間というのは、そもそも誰もが表現者なのではないかと思います。

子どもの頃は誰もが純粋な表現者だったはずが、いつの間にか枠にはめられ、表現できる自由を失っていきます。
抱えている想いを閉じ込めて生きるのが当たり前の世界は窮屈です。
内なる想いを素直に表に現して、自分自身の人生を描いていくことで、豊かな世界は広がっていきます。

人生は周りによってコントロールされるものではなく、自分自身で創造していくもの。
そう、人生そのものがアート!

そんな気持ちで過ごすのと、なんとなく過ごすのには、同じ環境でも、過ごす時間の質にかなりの差が出ます。


・・・さて、また前置きが長くなってしまいそうなので、「アート」についてはこれからも時々語っていくこととしまして、今日の本題に入りますね。

臨床美術プログラム「朝日の風景画


このブログでも時々紹介している「臨床美術」は、まさに誰もが表現を楽しむことができるアートワークです。
アートを身近に取り入れるきっかけとして、最良です♪

なんとなく美術的な創作活動をしてみたいなと思っても、例えば絵を描くとして、いきなり、何か描いてみたら、好きに描いたらいいよなんて言われても、一般的にはそれがそもそも難しいわけですが、「臨床美術」では独自のアートプログラムによって、絵を描く、オブジェを作るといった創作活動そのものを誰もが楽しむことができるプロセスが準備されています。

私は、子どもの頃は画家になりたいという夢を持っていたのですが、大人になるにつれてその想いが薄くなり、美術の世界から遠のき、そのまま殺伐とした社会で揉まれていたらすっかり表現力が落ちてしまい、心から楽しいと思えることもほとんどない毎日、公私ともに辛いことがたくさんあって、生きるのも嫌だった時に東日本大震災が起き、実家を失うと共に身近で多くの人がこの世を去っていくという現実に直面した時に、命を無駄にしてはいけない、命を与えられたからには豊かな気持ちで生きてゆきたい・・・と思った時に出会ったのが「臨床美術」でした。


今日は、その中のプログラムの一つである、「朝日の風景画」をやってみましたので、動画でサクッとご紹介しますね。


この臨床美術プログラム「朝日の風景画」は、使用する画材は色鉛筆と用紙数枚に、のりとハサミを準備すればOK。
時間にしても1時間かかりませんので、気軽に楽しむことができます。

朝日の風景を思いのまま描いていいよと言われても、画家でもない、特に絵心なんてないって感じてる方にはハードルが高すぎですが、臨床美術なら大丈夫です。
そして、臨床美術をやっていくうちに、感性が磨かれ、技術的な応用力もついていくので、自然と表現力も豊かになっていきます。
こうやってアートを生活に取り入れることで、これまで見ていた同じ景色への捉え方が変わったり、当たり前だと思っていたことが実はすごくありがたいことだということに気がつくことができて、様々な事柄に感動できるようになることを実感します。

心が喜ぶ「臨床美術」によるアートワーク。
ぜひ多くの人に体験いただきたいです。


臨床美術についての記事のまとめはこちら↓


あなたが好きな
”アート”とは
どんなものですか?

2022年もアートを軸に

アートのある暮らしを楽しむという抱負


新たな年2022年も、始まってから早くも既に10日が過ぎようとしています。
つくづく、時間は何より貴重だと感じます・・・

オミクロン株に続いてまた新たな変異株も認められたとかでコロナ禍は相変わらずの状況、限られた行動範囲と有限な時間の中にいるからこそ、自分にとってプライオリティーの高いもの、それを認知しているかしていないかで、人生の質って変わってくるのだろうなと思います。

新年も年明けあっという間で仕事が始まったので、この週末に、まずは、2022年に自分の軸にするものを改めて見直してみました。
とはいえ、自分にとっての軸なので、昨年からそう簡単に変わってもちょっと問題(笑)基本一緒です。

でも、設定した目標などは、文字に起こしたり可視化して、自分の中に落としこむことそれが大切かなと思います。
さらにそれを周りにも宣言するとモチベーションが高まります。

というわけで、この週末、SNS不得意ながらも細々と続けているインスタグラムに今年の抱負なるものをアップしたのですが、私同様にSNSに消極的な方もまだまだいらっしゃるでしょうし、私自身の再確認用としても、今回はインスタグラムからシェアする形でブログにまとめてみようと思います。

想いを共にしていただける方がいたら嬉しいです^ ^

以上、こんな感じでまとめてみました。

最後に、「目標設定」とはいえ、ガツガツしすぎないのが何より大切だと思っています。
頑張りすぎると、人に影響されやすくなるし、自分にとっての真実を見失いかける。
完璧な人なんていない。できないこと、叶わないことだってあるのが人間だもの、時には手放すことも大事。
自分に正直に、かつニュートラルな自分でいて、何事にもフレキシブルに、心穏やかに。
2022年も大好きなアートを軸に、与えられた使命と向き合いながら、日々を大切に過ごしていきたいと思います。



今年、あなたが
大切にしたいものは
何ですか?

大好きなアートで締めくくる2021年

より感性を高め心を豊かにしていく2022年へ向けて


2021年もいよいよ数時間。
皆さま、有意義な年末をお過越しでしょうか。

私は1月3日までの束の間の連休。もっと休みたい!時間が欲しい!!というわがままな気持ちもありますが、穏やかで幸せな時を過ごせていることに満足しています。

昨日(2021年12月30日)は、数ヶ月ぶりに会った友人と、今年最後の少しだけ贅沢なランチを、厳選された仙台牛の美味しさを味わうことができる「炭火焼肉 明月苑 上杉店」にて。


こちら上杉店はこの日12月30日で営業を終了し、2022年2月上旬に一番町に移転オープンされるとのことで、おそらくその開店時は混み合うことでしょう。最終日にゆったりと訪れることができ、ラッキーでした。

お腹が満たされた後は、友人と共に我が家にて、音楽と美術を楽しむ時間を持ちました。

一緒に過ごしたのは、私と同様に幼少期からピアノを習っていた友達。
彼女は、現在はピアノを持っておらず、自宅に所有しているのはエレクトーン。
そんなわけで、我が家のピアノを弾けることを楽しみにやって来てくれました。

私が所有しているのはヤマハのクラビノーバ。電子ピアノですが、鍵盤には木が使われており、タッチはアコースティックピアノ同等です。
でも、エレクトーンに似た機能も付いているものなので、エレクトーンもやっている友達はワクワクな様子。

いざ、鍵盤に触れ、久々にピアノを弾いてみた彼女は、「重い!!」と叫ぶ。
わかる・・・
ピアノってこんなに重かった?こんなに疲れるものだった??
その気持ち。

そして、「全然弾けない!!」
わかる・・・
長年やってたんだしブランクがあっても体が覚えてるだろうと甘くみていたら、弾けない自分に悲しくなる現実(泣笑)。
ピアノを弾ける人ってすごい。尊敬します!(過去の自分も含め・・・苦笑)

でも、ピアノは弾けないなりにも好きなら楽しいものなので、しばらくエンジョイしていただきました。
その間、私はせっせとオイルパステル磨き。

その後、ティータイムにして、しばし音楽話をしたのちには、オイルパステルで臨床美術セッション。

本日、楽しんでいただいたのは、さつまいもの量感画。

臨床美術ではお馴染みのオイルパステル ですが、このプログラムは黒い用紙に描くのが面白いところです。
また、描いた絵を切り出すのもポイントで、カットすることで印象がよりリアルになり、感動を得ることができます。

友達は、きっと焼いたらとっても甘いであろうさつまいもに描き上げ、落ち葉が舞い散っている中に納めるように可愛らしく仕立てました。

次は、今回私が製作したもの。

掘り出されたさつまいもさんが、今にも焚き火の中に投げ込まれる風・・・(笑)

友達は臨床美術経験まだ2回目ですが、臨床美術士である私には、基本的なものであるこの量感画のプログラム。
以前もブログで取り上げたことがあるので、ご興味ある方はこちらもご覧くださいませ。

五感で秋の味覚さつまいもを描く/臨床美術で創作に没頭する時間を持ってリフレッシュ

美味しいものを食べて、音楽に美術にとアートな時間をまったりと過ごし、満たされる心身。
しかも、友達は来年に行けるオーケストラのコンサートチケットという嬉しいプレゼントまで用意していてくれて、また今から楽しみなことが増え、とっても幸せです。本当にありがとう❤︎

そして、本日はといえば、ノンフィクション映画「ダ・ヴィンチは誰に微笑む」を観てきました。

映画「ダ・ヴィンチは誰に微笑む」のチラシ(表)
(画像をクリックするとPDF画面が開き、拡大できます)

原題は「The Savior For Sale」、直訳したら「売るための救世主」。
このタイトルに、あなたは何を思いますか・・・?

見失われていて再び世に現れた傑作、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたとされるサルバトールムンディ(Salvator Mundi 世界の救世主)は、21世紀最大の発見とも言われていますが、ダ・ヴィンチが描いたという確固たるエビデンスがなく、様々な憶測が飛び交う中、4億5030万ドル(510億円!!)という史上最大の金額で落札された絵画で、この数年のアート界の話題として最も騒がれたスキャンダルの実態に迫る映画です。

映画「ダ・ヴィンチは誰に微笑む」のチラシ(裏)
(画像をクリックするとPDF画面が開き、拡大できます)

私の感想を簡単にまとめると、アートの裏にある欲望、アートファンとしてはちょっと悲しくもなる現実だけど、ドラマとしてみればスリリングで面白い。でも正直、私はこんな現実の世界になど関わりたくない。アートはヒエラルキー関係なく、誰もが楽しめるものであってほしい・・・そんなことを思いました。

詳しく述べたいところですが、大晦日の本日も残りわずかなので、省かせていただきます。
ご興味のある方は、チラシと予告編を、そして是非、劇場へ足を運んでご覧ください。
(ここ仙台ではフォーラムで上映中→ https://forum-movie.net/sendai/

ちなみに、想像していた以上に観客がいらして(満席に近かった)、アートへの関心がある方ってやっぱり結構いるんだな、これからの時代、ますます必要とされていくんだろうなと感じると共に、お金とか名誉とかじゃなくて、純粋に心と感性を豊かにするためにアートを楽しむ人が増えてくれたらいいなと願わずにいられませんでした。

今年も1年、コロナ禍という少々不自由な日々が継続する中ではありますが、様々なことが制限される環境で生かされたおかげで、自然と自分にとって価値の高いものを選択して生活していたように思います。

限られた中で、私が最も費やしたのはやはり大好きなアートに関するものでした。
それは自分にとって心地いい空間に身をおけているということに他なりません。

来年は、大切な時を過ごすことができた今の住まいも離れ、新たな居住地を確保し、アートスペースも作る目標を実現させます。
2022年もますますクリエイティビティを高め、仕事もプライベートも楽しくて充実したものにしていこうと思います。

こんな風に思えるのも、2021年も、与えられた命があって、幸せに過ごせたおかげ。
大切なご縁で繋がれた皆さまをはじめとした万物に感謝します。本当にありがとうございました。

来たる2022年が、皆さまにとって、そして私自身にとっても幸福な一年となりますように。


あなたが
今年最も感謝したいのは
なんですか?

臨床美術で描くピーマン

オイルパステルで「ピーマンの量感画」制作


本日は2021年9月5日(日)、急に涼しくなって、秋の気配も感じるようになりましたね。
しかし、今月参加するつもりでいた臨床美術の研修会も、緊急事態宣言を受けて延期となってしまいました。
ですので、前回に引き続きではありますが、今回もまた、臨床美術プログラムの独習をすることにしました。

臨床美術で楽しむマチエール/誰にでも表現できるアートな絵肌

臨床美術「色面とマチエール」

前回は「色面とマチエール」というプログラムで抽象画制作でしたが、今回は「ピーマンの量感画」といいまして、具象画をやってみることにしました。

さて、ピーマンといえば、夏が旬。
夏も終わりかけですが、まだスーパーでは他のお野菜に比べて、安く購入することができます。

臨床美術には豊富なプログラムがあって、実施する内容によっては、その時々の季節を感じることができることも魅力の一つです。
今日は、ピーマンをモデルにしてアート制作、そして、その後はその旬の味覚を楽しく味わおうと思います♪

臨床美術では、様々な画材を使いますが、最も基本的なのが、「オイルパステル」を使ったプログラムです。
前回に引き続き、今回もオイルパステルを用います。
オイルパステルは、パステルのようだったりクレヨンのようなタッチなど、幅広い描き方が楽しめる画材でありながら、扱いに難しさがないので、小さな子どもからお年寄りまで、誰にでも親しんでもらうことができます。

臨床美術の面白さは、モデルとなる素材をじっくり観察するところにもあります。
今回は私の独習ですが、教室での実施の時は、参加者の皆さんと共に観察して語らい合い、あたたかなコミュニケーションの場が生まれることも臨床美術の醍醐味です。

それでは早速、今日の私のモデルさんにしたいなと思ったピーマンを手にとって、色や輪郭の変化など感触を感じながらじっくり観察します。

また、ピーマンを縦半分にカット、そして輪切りにもして、その中身を見て、改めてピーマンの形態に注目してみます。
小さな子どもだったら、普段でも食材に触れる時、好奇心を持って観察することもあるかもしれませんが、これほど馴染みある野菜だと、大人になった私たちはそうそうじっくり観察するなんてないですよね。
というわけで、これも、凝り固まった脳への心地よい刺激となります。

じっくりと観察をしたら描いてくわけですが、このプログラムの面白いところは、まず、その季節に感じる空気の色で下地を入れていく点にもあります。
描き込む用紙はピーマンのタネの色に近いクリーム色であることもポイント。
自分がこれと思った空気の色を2色選んで、ピーマンの空洞の中にその季節の匂いが詰まっているようなイメージで・・・

軽やかに塗り重ねたら、その上にピーマンの皮の色だと感じる3色以上を選んで描いていきます。
ピーマンの独特の形。陰影を描いていくことで感じるピーマンの膨らみ。

十分に色を塗り込んだら、次は、房やヘタを線で描いて、割り箸ペンでスクラッチしたりして、細部を描いていきます。

さらに、オイルパステルと相性の良いダーマトグラフで強調したいアウトラインを描いて・・・

最後に、最初に自分で選んだ空気の色で影を描いて表情豊かにするというのも、このプログラムの面白い発想です。

仕上げに、パウダーでオイルパステルを定着させたら完成です。
時間にして、およそ1時間程度。

ちなみにですが、前回の「色面とマチエール」による作品も緑色でしたが、あちらはペイルグリーン(うす淡い緑)は使いましたが、今回使ったグリーン(緑)、イエローグリーン(黄緑)は一切使ってないんです。
シンプルな12色セットでも様々な色味を表現できるのがオイルパステルの良さ。

黒い台紙を下にして、額装してみました。
百均の額縁だけど、悪くないでしょ?

アート制作で豊かな気分になった後は、モデルになってもらったピーマンを使ってお料理。
こちらもまた今が旬の生キクラゲと共に、中華風炒めを作ることにしました。
赤ピーマンもお安くなっていたので、一緒に炒めて、彩りも良く♪

フライパンにごま油を熱し、みじん切りにしたニンニクを弱火で炒めて香りが出てきたら、細切りにした生キクラゲを投入して油が回ったら同じく細切りにしたピーマンを炒め、調味料(醤油、酒、中華スープの素、砂糖、水)を加え、水分が飛んだら塩胡椒して出来上がりの、シンプル料理です。

アート制作からじっくり感じて、美味しくいただく、季節の食材。
秋の味覚も増えてくるこれから、アートな視点で食材を探してお料理するのも、日常をちょっと楽しくするスパイスになるかもしれません♪



あなたが食べたい
秋の味覚は
なんですか?

臨床美術で楽しむマチエール

誰にでも表現できるアートな絵肌


緊急事態宣言も発令中で外出も気軽にできない中、日頃の疲れも少したまり気味の週末・・・
だけれども。こんな時こそ取り組みたい、臨床美術

臨床美術
(画像クリックで拡大)

(私にとってライフワークの一つである「臨床美術」については、当サイトのカテゴリー「臨床美術 Clinical Art」に記事をまとめていますので、ご興味のある方はこちらをご参照くださいませ)

今日は、臨床美術プログラムの中でもとってもシンプルなアート制作をやってみることにしました。

プログラム名は「色面とマチエール」。
使う画材など、準備するものも少なくて、気軽に取り組むことができるアートプログラムです。

ちなみに、マチエールとは、先日のブログでもちょっと書きましたとおり、美術用語としては、作品の素材感を指すために使われます。

情動感じる造形 香月泰男のマチエール/生誕110年 香月泰男展 @宮城県美術館

下準備として4辺をマスキングした用紙に、オイルパステルの中から好きな色をまず1色選んで、一面を塗っていきます。
私は、なんとなく爽やかな気分になりたかったので、ペイルグリーンを選びました。

予め折って短くしたオイルパステルを寝かせて持って、強弱かけて塗っていき、時々指やティッシュでこすったりして、たった一色でも、濃淡や明暗といったコントラストのある、様々な表情を作ることを楽しみます。

次に、他に組み合わせてみたい色を選んでみます。
オイルパステルを寝かせて、立てて、塗り込んでいくと、ところどころで感触が違うのがわかります。

ここにパウダーをかけてなじませて、パステルを全面に定着させます。

そしてさらに重ねてみたい色を選んで塗りこんでいき、またパウダーをかけてなじませ、同様に色を選んで塗りこんでいくという作業を繰り返します。

最後に、マスキングテープをはがして・・・


自分では全く予想していなかった色彩と、ボコボコとした絵肌が面白い、深みのある立派なアート作品が出来上がります。

そうだなー、これにタイトルつけるとしたら、グリーンアイライド(緑の島)? それともフォレストエアー(森の空気)とか・・・?
などと考えてみたりして。

そして、ボコボコ感や、パウダーでツヤも出て、この触った感触の気持ちいいこと。
これを画像だけでは十分にお伝えできないのがもどかしいです。
というわけで、動画だとどうかなあ?と思って撮ってみたのですが・・・

私の撮り方が上手じゃないせいもあり、イマイチですね(苦笑)
やっぱり、実際に体験いただくに限ります。
(ご興味のある方は、当サイトのコンタクトよりご連絡くださいませ)

何かに触れた感触を楽しむって、人間の特権ですよね。
実は、この臨床美術プログラム「色面とマチエール」は子ども向けに作られました。
幼児期において、物の感触を確かめて指先の感覚を養うことや、目にしたものについて、その感触がどんなものか想像を膨らましたりすることで思考力を高める効果があるとも言われています。
でも、物の感触を感じたり、想像したりして感性を高めることができるのは、もちろん子どもに限ったことではありません。
当たり前のことさえも十分に感じたり、ふとしたことに感動できなくなってしまうストレス社会の現代では、大人こそが感性を高めることができる機会を持つことが大切なように思います。

さて、できた作品はというと、マスキングテープによって綺麗に枠ができているため、額装せずそのまま飾っても絵になります。


額装してみるとこんな感じ(百均で購入した額縁)。
マチエールを感じたい作品なので、あえてカバーで覆わないようにするのが良いですね。

自分が生み出した絵肌(マチエール)に、なんだか現代アートの抽象表現主義者にでもなった気分です。

何を描くでもなく、ただただ色を重ねることや感触を楽しむ。
そこには何の悩みもなくて、シンプルな色遊びなのに、自己肯定感も高められる気がします。

幸福ホルモンも分泌されて、幸せって自分で作ることができるんだなって感じます。
おだやかで豊かなひとときに、今日もありがとう。


あなたは
どんな感触が
お好きですか?



誰でもできるモダンテクニックで楽しむアート

臨床美術士がすヽめるおうち時間の過ごし方


臨床美術士の資格を持つ私ですが、今年は臨床美術の活動に力を入れる!と発言したものの、相変わらずのコロナ禍で、ほとんど何もできていません。
握手から始まり、人と人との肌と心の触れ合いを大切にする臨床美術ボランティア活動は停止中で、申し込んでいた臨床美術プログラムの研修も、非常事態宣言が出されていたため、長いこと延期になっています。

臨床美術についての詳細は、カテゴリー臨床美術」をご参照ください

ですが、臨床美術士には、アートで人々の心を豊かにしたいと、様々な工夫をしてくださっている方々がいらっしゃいます。
何度かこのブログでもご紹介している古瀬先生もその一人。
今回は、古瀬先生をはじめとした東北福祉大学・元気塾の臨床美術(クリニカルアート)講座のスタッフさん方によって企画された、オウチde元気塾クリニカルアート編「『色』を楽しもう!」をやってみました。
(臨床美術士の資格は、東北では、東北福祉大学で行われる講座で取得することができます。東京拠点の通信講座もあります)

こちら、ちょうどGW前に送られてきたお便りです。
不要不急の外出を自粛せざるを得ない中、自宅でもアートを楽しんで脳や心に心地よい刺激をという心配りのサービス。


今回は、少しでも気軽に取り組めるようにと、ご丁寧に、画用紙にロウソクのかけらをセットにして送ってくださいました。
あとは自分で絵の具(または手作りの色水)などを準備すればいいだけです。ありがたいですね。


準備はこれだけ。


まずは、画用紙にロウソクで線を描きます。
「絵」を描け、と言われたら構えちゃうけど、描くのは、ただの「線」でいいんです。
とはいえ、「線??そんなこといきなり言われても・・・」と思ったら、「ふわふわ」「にょろにょろ」などなどの思い浮かんだ擬態語をイメージして描いてみるのです。


私は、今日はBGMに自然の海の音を中心にしたネオクラシックを流していたので、その感覚を描いていきました。

・・・ロウで白い紙に書いてるので、何も見えませんが・・・

ロウで線を描いた後は、水彩絵の具を使います。
気分的な色を数色、少しだけ出して、絵筆に水を多めに含ませて色を塗っていきます。


まずは、縦に横にとあえて規則性を持たせてやってみることにしました。


画面いっぱいに塗っていって、色と色が混じり合ったり、滲んだり、そして、絵の具をはじいてロウの白い線が浮かびあってくる、その過程を楽しみます。


準備時間や乾かす時間含めても1時間かからずに完成。
こんな感じになりました。


カメラで画面いっぱいに撮影してみると、それなりのアートに見えなくもない(笑)


これ、いわゆる、はじき絵と言われる技法ですね。
小学校や中学校の図工や美術、場合によっては保育園や幼稚園で、誰もが一度はやったことがあるかもしれない、モダンテクニック(美術技法)の一つで、バチック(Batik)とも呼ばれるものです。

私も、久々にやりました。
というか、大人になって初めて。こんな技法があるってことも、すっかり忘れてました。
モダンテクニックって、いくつかあるけど、実はどれも、身近なもので誰でもできるものばかり。
アート系を専門に仕事をする人だけでなく、もっと大人も誰でも、子どもの頃のようにアートを楽しむ機会があったらいいのにって思います。


さて、結構サクサクできるので、さらに作成してみました。

なんとなく、海か、虹か、そんなイメージを抱きつつも、描いているときは、うーん、イマイチかなーと思いながら進めていたのですが、乾いたところを遠目に見てみると、意外にもこちらの方がインテリア性があるように感じたので、フォトフレームに収めてみることにしました。
(フォトフレームとの相性を考えるのも、楽しみの一つ)


悪くないじゃん♪
自画自賛するも、それは自己肯定感を養うことにもつながる、休日のひと時。

深いことはあまり考えないで、純粋に、描くことを楽しむ。
普段は使わない部分の脳を刺激してみる。
しかもそれが世界に一つだけのインテリアにもなったりして。
こんな良い時間の過ごし方、今回も提供していただき、感謝です☆



あなたは
有意義なおうち時間を
過ごせていますか?

大切な人の法則

臨床美術の心は全てに繋がる


全国の臨床美術士に向けて発信された、関根一夫先生の新春講演会「いきるをえらぼう!」の動画を見させていただきました。

生きるを選ぶ
含蓄のある言葉ですね。

臨床美術は、独自のプログラムにより、絵やオブジェなどの作品を楽しみながら作ることによって脳を活性化させ、高齢者の介護予防認知症の予防および症状改善働く人のストレス緩和子どもの感性教育などに効果が期待できる芸術療法(アートセラピー)の一つです。
1996年に研究が始まり開発されてまだ30年に満たないものではありますが、現在では、療法という枠を超え、老若男女誰もが体験でき心地よい五感への刺激リラックスできるコミュニケーションによって、生きる意欲潜在能力を引き出す効果のある創作活動として、徐々に認知され、活動ネットワークも広がりを見せています。

この臨床美術考案者の一人であり、牧師でカウンセラーの関根一夫先生については、既にこのサイトでも私の尊敬する方の一人としてご紹介しています。

関連記事:
臨床美術におけるナラティブ(語り)/そして、「いてくれてありがとう」という語り
いてくれてありがとう/いつも忘れずにいたい素敵な言葉

臨床美術士の資格を取得する過程において、関根先生によるビデオ講義の時間があるのですが、皆、涙するほど感動し、臨床美術に出会えたことを心から喜ぶとともに、関根先生の大ファンになること請け合いです。

今回発信された動画も、変わらず、飾らず、やさしさあたたかさに溢れたもので、「講演」と言っても、堅苦しいものではなく、私たちに寄り添い、語りかけてくれている、そんな感じのものでした。

このご講演は、コロナ禍にあって活動も難しくなっている臨床美術士に向けての励ましのメッセージでもあったわけですが、その中で、臨床美術を行うには仲間の存在が大切になってくることもあり、それが生きる力にもなるのだというお話がありました。

そこで、先生が「大切な人の法則」として述べてくださったこと。
これは是非書き記して胸にとめておかねばと思いました。


〜 大切な人の法則 〜


一緒にいる時間が短く感じる

また会いたいと思う


ふとした瞬間に思い出す


自然な笑顔でいられる


話を真剣に聞いてくれる


何気ない一言が胸に刺さる


いつも頭の片隅にいる


失いたくないと思う

そんなお互いの関係があることで、人は生きるを選べるのだ、という素敵なメッセージ。

このような関係性は、臨床美術仲間に限らず、どんなところでも必要とされるものですよね。

心から大切だと思える人に出会えれば、自分自身の生きる支えになるし、数の問題ではないことではありますが、そういう風に思える人が多い人ほど、その人自身が周りからも大切と思ってもらえている、人の支えになれているということ。
そういう人でありたい、そう思います。


最後に、いつも素敵なお話をしてくださる関根先生、力をくださりありがとうございます。
また、今回このような講演企画を担って下さった臨床美術士の有志メンバーの方々にも、感謝を申し上げたいです。
私も少しずつでも癒しの世界が広げられるよう、後に続いていきたいと思います。



あなたには
大切な人が
いますか?

My New Year’s resolutions ☆

2021年に掲げる迷いなき抱負


コロナによる緊急事態宣言が発令され、昨年の4月、外出もできなくなった時に、こんな時代だから、自分も含め人々が安らげて笑顔になれるようにと、自身の学びも兼ねて一から独学でこのWebサイトを作りました。

現状ではまだまだ単なる趣味のサイトで、皆さんのお役にたてるような働きができていませんが、取り組んでみて感じているのは、「自分の想いが整理されて明確になる。ナラティブ(語り)の効果の一つとも言えるのかも。」ということで、自分のやりたいこと、取り組むべきことの顕在化に役立つということを知ることができました。

関連記事:
臨床美術におけるナラティブ(語り)/そして、「いてくれてありがとう」という語り

自分のノートに書くのと違って、公開するわけですから神経は使いますが、その分、ここに書いたことは自分の中にしっかりと落とし込むことができるように感じます。

というわけで、先日取り上げた「抱負/New Year’s resolution」についても、心を解きほぐして想い至った私自身の2021年の迷いなき決意を、ここで具体的に書き残しておこうと思います。

前回の記事:
What’s your New Year’s resolution?/「抱負」という言葉の意味

〜2021年の抱負〜


★ 美術検定2級に合格する

世界遺産検定2級に合格する

ピアノを20年前に弾けたくらいに少しでも近づける

臨床美術のセミナーやボランティアに積極的に参加する

中古マンションをリノベーションして、自宅併設のギャラリー兼アトリエを持つ

(今年は計画と着工)


趣味としてやりたいこと、単なる願望であればまだまだ出てくるのですが、まずは「抱負」として、今年はこれらを目標としました。
自分自身の心の豊かさ創出につなげるための想いではありますが、この中でも、臨床美術に関することと、ギャラリーを持つことは、まさにあたかかくてやさしい世界を広めるためです。

臨床美術については、このサイトでも何度か述べていますが、その素晴らしさを知っていただくにはまだまだ足りませんし、私自身、昨年はあまり活動ができなかったので、今年は腰を据えて取り組んでいきたいと思っています。

臨床美術に関する記事のまとめはこちら

そして、私がギャラリーを持ちたいというのは、アート的なことは好きだけど、私自身は創作力に乏しいので、私のものとして作品を飾りたいとかそういうことではなく、私の周りには素晴らしい芸術センスを持つ人が多いので、そういった方々が創り出したものを少しでも多くの人にご覧いただきたいという想いがあるからです。

また、その場を、普段は自分のワークスペースとすると共に、臨床美術も含めなんらかのセミナーや、ワークショップができる空間として活用できるようにしたいのです。
私は人前に出るのも苦手なので、これも、才能を持て余している、私ではない皆さまがたに活躍してもらえる場にしたいと考えているためです。

オランダを代表する画家レンブラントの家の内観の一部
左:たくさんのエッチング(銅版画)作品を生み出された小部屋
右:レンブラントがインスピレーションを高めるために集めたコレクションを再現した小部屋
レンブラントの家は、美術館として公開されている(オランダ アムステルダム)
右:レンブラントが数々のマスターピース(傑作品)を創出したラージスタジオ。現在はワークショップ等にも利用されている。(スタジオ/studioとは、本来は、芸術家のアトリエ・工房などのことをいう)

私は長いこと、それこそ中・高・短大と続けたバスケ部のマネージャーに始まり、社会人となってからは、オフィスワークを効率よくこなすための様々な資格を取りつつ、アシスタント・秘書といった仕事をしてきたので、自分には裏方が向いていると思っています。
保育園の運営スタッフという本業の傍ら、多様な人々が豊かな心を開放して集える環境作りに貢献したいです。

自分の好きな分野に、自分のできる力を注いで、一人でも多くが、安らいで笑顔になれるあたたかな連鎖を生み出すための、リアルな活動へ一歩前進すること。
それが、私の2021年の抱負です。


あなたには
何か迷いは
ありませんか?

郁子さんのやさしくてあたたかな絵画作品

仙台の「カフェ&ギャラリー ガレ」でほっとするひととき


芸術の秋。アート好きには嬉しい響き・・・
今回は、臨床美術ボランティアを通して親しくなった福井郁子さんからご案内をいただき、仙台立町の住宅地に佇むカフェ&ギャラリー ガレ(Galle)さんで開催されている絵画展に行って来ました。


「まど展」と題された宮城県の画家さん6人による絵画展。
2020年11月2日(月)〜11月14日(土)、絵を愛する人をあたたかく見守っていらっしゃるカフェ&ギャラリー ガレさんでの展示。


カフェの入り口。この素敵なドアを開けるのが好きです。


こぢんまりとして落ちく店内に画家さんたちの作品が展示されています。


6人の画家さんによる作品たち。
それぞれの個性ある表現を楽しませていただきました。


以下の3点はいずれも郁子さんの作品です。
今回は静物画を中心に展示されていました。


こちらの2点は、臨床美術プログラムによるオイルパステルで描かれた作品。


このような形で、何気に臨床美術の認知活動にも取り組まれていらっしゃいます。


美味しいコーヒーもご馳走になり、穏やかな時間を過ごさせていただきました。

ところで、今回私がお邪魔した際には、こちらのカフェが入ったマンションが外壁工事中でしたので、外観は、昨年夏に撮影させていただいたものをアップしますね。


いつも季節を感じる花々で彩られているのが素敵で、カメラのシャッターを切らずにはいられません。


こちらは、その時開催されていた、同じく郁子さんとお友達でいらっしゃる安伊子さんの二人展の様子です。


郁子さんは、ここカフェ&ギャラリー ガレさんで定期的に展示をされています。

さらに過去に遡って、こちらは2018年12月に開催された個展のお知らせ。
(残念ながらその時はカメラ持参せず)


郁子さんにお会いし、そのやさしさとあたたかさ溢れる作品たちを拝見させていただく度に、心が安らぐとともに、アート好きな人間として心地よい刺激を受けています。

ちなみに、郁子さんがよく表現技法として使われている塩水彩。
私も郁子さんにその手法を教わってから、時々楽しんでいます。


この水彩技法については以前詳しく記載した通りです。
当サイトの背景画像について/誰でも手軽に楽しめる♪ 塩を使った水彩技法

絵が苦手な人でも、誰にでも気軽に楽しんでいただける技法ですので、芸術の秋、よろしければお試しになってみてください♪

 

カフェ&ギャラリー ガレ(Galle)
住所:宮城県仙台市青葉区立町21
電話:022-265-7063
営業:
 月〜金 10:00~18:00
 土曜日 11:00〜18:00 
 日曜・祝日定休
 (展示会の最終日などは営業時間が短縮されます)
Webサイト:http://cafegallesendai.cocolog-nifty.com/blog/


あなたも
芸術の秋
楽しんでみませんか?