子ども支援に尽力するアスイクさんの活動

そして私にもできる支援


今年(2021年)は、東日本大震災から10年。この震災をきっかけに、さまざまな支援団体が発足しました。
NPO法人であるアスイクさんもその一つで、代表を務める大橋雄介さんが、震災後に始めた、避難所で子ども達の学習サポートをする活動から支援の規模を広げ、ここ宮城県では現在とても大切な役割を果たす団体として存在してくださっています。

私がNPO法人アスイクについて知ったのは一昨年のことで、大橋さんから直接お話を聞ける機会があり、その取り組みにとても共感しまして、その後、活動を見守らせていただいています。

過去の関連記事
子どもたちの幸せを願って/NPO法人アスイクさんの取り組み
子どもたちを守りたい!アスイクさんのクラウドファンディング/仙台のNPO法人アスイクさんの「食糧支援×見守りプロジェクト」
目標達成の理由はそこに愛があるから/アスイクさんからのクラファン協力御礼のお手紙

大橋さんがご友人と始めた小規模な学習支援だったものが、震災から10年を経た現在では、スタッフも100人を超えるものとなったそうで、主な活動内容は、

・保育園、児童館の運営

・学習・生活支援、不登校・ひきこもり支援、食を通した支援といったセーフティネット事業

といったもので、その他にも、子どもたちを支えるためのプロジェクト事業や、被災地やコロナによる家庭への影響などを調査する事業など多岐にわたり、宮城県内にある数カ所の拠点で、「生きづらさ」を抱える子どもたちと保護者たちへの支援に取り組まれています。

そして今年、NPO法人アスイクの設立10周年を記念してシンポジウムを開催されるとのこと。

(画像をクリックするとPDF画面が開いて拡大できます)

日本でも問題が浮き彫りになってきている子どもたちの貧困、不登校やひきこもり、そして近年よく耳にするようになったヤングケアラーといった様々な課題を解決するのは簡単なことではありませんが、この国の義務教育というシステムの中ではとても解決できることではなく、アスイクさんのような組織が主導となり周りを巻き込んで、多くの人が共に、子どもを取り巻く社会の問題を自分ごととして捉え、不幸を減らし幸せへと導くにはどうしたら良いかを考えることが大切だと思います。

今回、このシンポジウムは、学生や子育てに困難を抱えている当事者の皆さんも含めて多くの人に参加していただくために参加費無料で開催したいということで、その開催資金をクラウドファンディングで募集されています。
NPO法人アスイク10周年記念クラウドファンディング
昨年は「食糧支援×見守りプロジェクト」ということで困難を抱えた家庭に物資をお届けしたいとクラウドファンディング に挑戦し、その目標を達成されましたが、今回の趣旨は異なるのでちょっと厳しそうな感じもしますが、頑張っていただきたいです。

私は普段アスイクさんの取り組みに直接的に協力できているわけではなく、影ながら応援させていただいていますが、このシンポジウムの企画も素晴らしいですし、営利を求めていない法人には、こういった催しの開催はなかなか難しいものですので、もし私自身が当日のシンポジウムに参加できないとしても、少しでも支援できればと思い、気持ち程度ですが寄付させていただきました。

「将来を担う子どもたちのために」とはよく言いますが、私は、それよりも、ただ、「生きづらさ」を感じる子どもが減って欲しい。
「生きづらさ」を抱えた子どもは、何の支えもなければ、そのまま、「生きづらさ」を抱える大人へと成長します。
この混沌とした世の中でも、生きやすい社会、幸せな世界が広がることを願って、私にもできる支援になればと思います。

寄付は1,000円から可能ということですので、もしあなたが、現代の子どもたちとその取り巻く環境について課題を感じていらっしゃるなら、この支援についても考えていただけたら幸いです。

NPO法人アスイクのWEBサイト


あなたが考える
生きやすい社会とは
どんなものですか?

情動感じる造形 香月泰男のマチエール

生誕110年 香月泰男展 @宮城県美術館


前回(2021年8月15日)投稿した「るーぷる仙台で2大ミュージアムを巡る!まずは『古代エジプト展』」に続き、仙台市博物館の次に訪れた宮城県美術館で開催中の特別展についてを、本日は紹介させていただきます。

その日、仙台の観光バスるーぷる仙台にて巡ったのは、「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」が開催されている仙台市博物館、そして「生誕110年 香月泰男展」が開催中の宮城県美術館です。

るーぷる仙台宮城県美術館を訪れる際に降車する停留所は「国際センター駅・宮城県美術館前」。
ここから歩いて2分ほどで宮城県美術館に到着します。

しかしながら、再び、ここ宮城も独自の緊急事態宣言が発令されました。期間は8月20日(金)より9月12日(日)まで。
「混雑した場所への外出半減、不要不急の外出を自粛するように」とのことで、飲食店や施設等の時短要請などは出ていますが、るーぷる仙台は運行を停止しておらず、展覧会も中止はされていません。

今回私が訪れたのは平日で宣言前でしたが、仙台市博物館は、平日にもかかわらず、多くの人が訪れていました。
「エジプト展」というテーマ、夏休みということもありお子さん連れが多く、土日祝日なら完全に密な状態になるかもしれないと想像します。
宣言が出された今は、入場はある程度制限されているかもしれません。

さてしかし、私が博物館を訪れた日と同日、宮城県美術館の方はといえば、とっても静かでした・・・

夏は緑が生い茂り、空気がみずみずしく感じて、お天気の日は美術館付近を散歩するのもとても気持ちが良いのですが・・・

話題の展覧会が開催されると、宮城県美術館のカフェはいつも人がいるのですが、この日は人けもなく・・・

私にとっては絶対に見たいと思っていた特別展だったので、ゆったりじっくり観覧することができそうだと、嬉しくはあるのですけれども。

2021年7月3日(土)から9月5日(日)まで、宮城県美術館で開催されいるのは生誕110年 香月泰男展」です。
この静けさ、香月泰男(かづきやすお)の名を知る人は多くはないということなのかもしれませんね。

香月泰男(かづきやすお)は、1911年10月25日、山口県大津郡三隅村(現在の山口県長門市三隅)に生まれ、62歳でその故郷において生涯を閉じるまで、独自の創作活動を貫き、20世紀中頃の美術界に大きな足跡を残した画家です。
今年、生誕110年を記念して、ここ仙台を皮切りに、大規模な巡回展が始まりました。
(宮城県での本展覧終了後は、神奈川県立近代美術館新潟市美術館練馬区立美術館足利市立美術館と巡回する予定とのことです)

香月泰男は幼少の頃から紙さえあれば何かを描き、無口でおとなしく、友だちと遊ぶよりひとりで裏山に登って風景を描く方が楽しいという人物だったそうです。
幼くして両親と離別し兄弟もいないという寂しい過去を持つ香月泰男にとって、絵を描くことは自分だけの世界を創ることであり生きる喜びであったのかもしれません。

1936年に東京美術学校(現在の東京藝大)を卒業したのちは、美術教師として教鞭をとる傍ら、独自の制作にも意欲的で、文部省美術展覧会で特選となるなど、名が知られるようになります。
しかし戦時のこと、1939年には第二次世界大戦が勃発し、1942年に香月も召集令状を受け、4年半の戦争とシベリア抑留により画業を中断することとなります。

死をも覚悟した画家が生み出す作品には、静かながらも情動がみなぎっており、見る者の心を捉えます。

宮城県美術館で開催の「生誕110年 香月泰男展」のチラシ
(画像をクリックするとPDF画面が開き拡大できます)

生誕110年 香月泰男展」のキャッチフレーズのようにもなっている香月泰男による名言、

生きることは、私には絵を描くことでしかない。

香月は他にも数々の含蓄ある言葉を残しており、今回の展示会でも、それらの言葉が造形作品とともに掲示されています。

展覧会では、主要な展示物には説明書きが付けられるものですが、作品を生み出した作家本人の言葉というものが添えられるのは、他人がつけた解説よりもずっと興味深く、味わいが増します。
今回の展示会の面白さは、そこにもあると思います。

次の画像は、1998年に出版された香月泰男の画文集の表紙です。

「画文集」とされている通り、造形物の写真の他、香月泰男による言葉がたくさん掲載されています。
香月婦美子婦人によって語られた「夫・香月泰男の思い出」というページもあり、現在では絶版の貴重な冊子で、私はこれがどうしても欲しくてしばらく前に中古で購入したものです。いかにも古本という匂いが漂うのですが(苦笑)、この中身はちょと他にはない逸品で、私の宝物の一つとなっています。

この本の表紙を開くと、カバーのそでに書かれている一文。
これには誰もが惹きつけられるのではないかと思います。

“ 生きることも捨て身でかからなければならぬ。
 愛することも捨て身でかからなければならぬ。
 芸術を生むことも。
 恋人を愛することも。”

彼が造形した作品の数々は当然のこと、寂しい幼少期やシベリア抑留という辛い過去とともに、だからこそ得られたであろう描く喜びや愛を知った香月泰男が残した言葉に、深い感動を覚えます。

最後に、今回の展示会生誕110年 香月泰男展」の図録は、こちらです。
表紙の作品は「公園雪」というタイトル。

展覧会では、私以外に来ていた二人組の女の子が、この作品(公園雪)を見て「わーっ」と声をあげていて、私も横で「わかる、その感動」と心の中で呟いていました(笑)
静かな冬の公園に表現された人の足跡、まるで、雪の上をサクサクと歩く足音が聞こえてきそうなこのマチエールは、是非とも実物を見ていただきたいです。

ところで、マチエールとは、matière、フランス語で材料や材質、素材を意味し、英語だとマテリアル(material )の意ですが、美術用語として、作品の素材感を指すために使われます。

様々な画材を混ぜるなどして技法の研究に熱心だった香月泰男の独特な表現、そのマチエールを感じるには、間近で、時には離れて、実物を鑑賞するに限ります。

なお、香月泰男は石、木、紙、缶などで創ったおもちゃや彫刻作品も残しており、今回の展覧会では少しですがそれらの立体物も展示されています。
人間愛と平和をテーマに創作を続けた香月泰男の貴重な作品の数々と出会える機会、感染予防をしっかりとして、足をお運びくださいませ。


あなたは
どんなマチエールが
お好きですか?

るーぷる仙台で2大ミュージアムを巡る!まずは「古代エジプト展」

アートが満喫できる仙台市街のミュージアム巡り


せっかくの夏休み、このところジメジメしていますが、皆さまはいかがお過ごしでしょう。
私は、運良く晴れた日に、ここ仙台の2大ミュージアム巡りをして参りました。

勝手に仙台の2大ミュージアムと名付けましたが、今回行ってきたのは、現在(2021年8月15日)、「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」が開催されている仙台市博物館と、「生誕110年 香月泰男展」を開催中の宮城県美術館です。

ところで、仙台には、るーぷる仙台という観光バスがあるのですが、地元の方はどのくらい利用されるのでしょうね・・・?
観光バスっていうと、県外からの観光者向けと捉えがちですが、るーぷる仙台も『仙台の観光バス』ですから、当然のこと、仙台街中の主要な観光スポットを巡るバスなわけで、県外の観光者じゃなくとも、ルートの各ポイントについては仙台市民なら知っておきたいところですよね。

特に、るーぷる仙台で巡るスポットは、アート好きという方には是非お勧めしたいもので、私も当然お気に入りで、時々利用することがあります。
仙台市博物館宮城県美術館も、るーぷる仙台には停留所があって、この2か所を1日でゆったり回るのに一日乗車券を利用するのが便利なんです。

るーぷる仙台は、どこで乗ってどこで降りようが、一回乗車につき、大人260円・小児130円です。
一日乗車券は、大人630円・小児320円なので、3回以上乗ることになるなら一日乗車券がお得で、購入特典とし入場料等が割引されるスポットもあるので、2回乗車だとしてもお得になることもあります。

(画像をクリックするとPDF画面が開き拡大できます)

私は、今回、一日乗車券を購入し、仙台駅前博物館・国際センター前宮城県美術館前メディアテーク前と3回乗車、かつ美術館の企画展観覧では100円の割引を受けることができました。

ちなみに、私は今回平日に行ったので、博物館の特別展は「平日割引」によってなんの提示をしなくても100円割引されたのですが、るーぷる仙台の一日乗車券特典として、博物館も土日祝日には100円割引が受けられます。

また、下図のマップで見てもお分かりいただけるように、博物館から美術館へは直線で結ぶと割と近く、歩いても15分程度なので車だとすぐですが、るーぷる仙台周遊では20分近くかかります。
私はたまにしか乗らないので、このバスにのんびり乗る時間も楽しんでます。それに、暑い夏や雨、雪の場合は助かりますしね。

コロナ禍もあって、るーぷる仙台を利用するのはかなり久々でしたが、お蔭でちょっと新鮮な気分を味わうこととなり、これも今回のリフレッシュに繋がったのかもしれません。

さて、早速出発ということで、こちらはるーぷる仙台のスタート地点である仙台駅前停留所ですが、2021年8月現在、仙台駅前ロータリーは工事中で、ちょっとごちゃごちゃしています・・・
これまでの場所と異なるので、過去にも利用したことがある方はご注意を。

今回、仙台駅前から乗車して、一番初めに降りたのは、博物館・国際センター前停留所。
以下の写真は博物館とは逆方面の景色です。この「大橋」の向こうが仙台の商店街。

大橋の下に流れるのは広瀬川で、この川を外堀として伊達政宗が建立した仙台城の敷地が広がります。
緑豊かで、宮城県民憩いの土地。

るーぷる仙台仙台城跡(本丸跡)まで行けますが、実は、仙台市博物館は、仙台城三の丸跡地に建っているので、博物館の庭からも仙台城の本丸跡地まで散策しながら歩いて行くことができます。

そして、博物館手前にある五色沼は、日本フィギアスケート発祥の地として有名で、天然のスケートリンクとして利用されていたのは昔のことではありますが、ここ宮城の地から荒川静香選手、羽生結弦選手というオリンピックメダリストが輩出されたことで、よく知られるようになりました。

バスを降りてから徒歩5分もかからずに、仙台市博物館に到着します。
建物に向かって左手に静かな庭が広がり、散策路を歩いて仙台城本丸跡地へ行くことができます。

博物館を入ってすぐの1階窓口で展覧会の入場券を購入して、2階の特別展示場へ。


仙台市博物館では、2021年7月9日(金)より「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」が開催されていて、ファラオ(古代エジプトの君主)たちの棺が一堂に集まった展示は圧巻だと話題を呼んでいます。

ライデンは、オランダの首都アムステルダムの郊外に位置する小さな町で、芸術の巨匠レンブラントの生誕の地でもあり、オランダ最古の大学都市とされています。世界で最初に日本学科が設置(1855年)されたのはライデン大学なのだそうです。「ライデン国立古代博物館」の他「日本博物館シーボルトハウス」があり、実は日本と馴染みが深い場所なんですね。

私にとっては、オランダライデンも、世界遺産であるエジプトピラミッド地帯も、実際に一度は訪れたいと思っている場所なので、そんな意味でもこのコロナ禍にはとっても貴重な機会。

古代エジプト展チラシ(表)
(画像をクリックするとPDF画面が開き拡大できます)

棺は全部で6人分だったかと思うのですが、一部屋にズラーッと立ち並んで、文字通り圧巻でした。
今回の展示所蔵の本場ライデン国立古代博物館が棺を立てて展示することを発案したのが、実はこの特別展のポイントでもあるようです。
確かに、棺を一堂に立てて展示って、ありそうでなかったですよね。

私には、ミイラにして納められる貴族たちをイメージして作られたであろう棺に描かれた顔の表情が、どれも優しげだったのが印象的でした。
特にハイトエムハトという女性の表情が最も口角が上がっていて、とても愛され感漂っていて、棺という言葉からは寒々しいイメージしか湧かないのに、この古代エジプトの棺からはなんだか暖かさを感じてしまいました。
是非とも、皆さんにも見ていただいて、どんな感想を持ったかお聞きしてみたいところです。

古代エジプト人の芸術感性を存分に感じることができる装飾品がたくさん展示されており、歴史に苦手意識のある方でも、アートには興味あるという方であれば、とても楽しめる内容ではないかな。

そして、この展示会のもう一つの目玉は、世界初のミイラCTスキャン研究成果の公開です。
CTスキャンというと病院をイメージすると思うのですが、こうやって歴史やアートの解明にも貢献してくれるなんてと感動してしまいました。

アートとサイエンスって相反するようで、融合したらそれはそれで面白いものなんだよねって、改めて思えた展示会でもありました。

古代エジプト展チラシ(裏)

以上、るーぷる仙台仙台市博物館についてで長くなってしまいましたので、同日に巡った宮城県美術館で展示されている生誕110年 香月泰男展」については、次回アップしたいと思っています。

でもこちら、エジプト展と同様、仙台での展示終了日が2021年9月5日(日)なんです。残り3週間です。
香月泰男(かづきやすお)氏という画伯を知らない方は多いかもしれませんが、こちらも是非オススメしたいアーティストなので、少しでもアートに興味のある方であれば、知識なくともまずはご覧になられること、推奨いたします。

情動感じる造形 香月泰男のマチエール/生誕110年 香月泰男展 @宮城県美術館


古代エジプトの芸術
あなたはどれが一番
気になりますか?

待望のYOU&Gクラファン返礼品!

それは支援者の願いに応えたオリジナルケーキ♪


今年(2021年)3月にも取り上げさせていただいたパウンドケーキ店 YOU&Gさん。

YOU&Gさんはそれまで、時々催事には出店するけれど、基本的には通販という形のみで運営されていたパウンドケーキの専門店でしたが、4月に、ここ仙台に実店舗を開店されました。

しっとりずっしり魅力の詰まった至福のパウンドケーキ/パウンドケーキに愛と情熱をかける“YOU&G”実店舗がまもなくオープン

前回書きましたように、YOU&Gさんはこの時、実店舗を構えるための資金確保へとクラウドファンディング に挑戦されていて、「あなただけのオリジナルなパウンドケーキを送る」というとても魅力的なコースがあり、こちらに私もエントリーさせていただきました。

人気を呼んだYOU&Gさんのこのクラウドファンディング 挑戦はあっという間に目標額を達成し、その後も最終日まで支援者を増やし続けましたので、返礼を受ける方の立場としても、手作りのパウンドケーキをこれだけの人たちに送るなんて、相当大変じゃないかと、正直なところ、少々心配にもなりました。

特に、私の選んだコースは予め商品が決まったものでなく、個人のリクエストに合わせた商品を作って送る、しかも、パウンドケーキ1品に、サレ1品(ケーク・サレ:フランス生まれの甘くない塩味のおかずケーキ)をオリジナルで作ってくれるというものだったので、エントリーしておきながら、なんて大変な企画をされたんだろうと思ったりしました(苦笑)。

クラウドファンディング 期間終了後には、ご丁寧にお礼と楽しみにお待ちくださいとの手書き(このご時世に手書きのお手紙はコピーでも温かみがありますよね)のお便りが届き、その後にメールが届いて、好みなどについてを確認されるアンケートに応え(今はWEBで手軽にアンケート集計できるいい時代!)、しばらくの期間お待ちしていました。

そして、この度、待ちに待った返礼品が届きました♪

予め応えたアンケート、詳細は忘れてしまいましたが、当然のことながら、食についての好みと要望を問われるもので、私は基本的に好き嫌いはなくなんでも食べるのでシェフにお任せするが、強いて言えばチーズ系が好き、そして地元(宮城)の特産品を活用していただきたいとリクエストしたと記憶しています。

宅急便で届いた箱を開けると、とても丁寧な包装に、使われている材料、保管方法から食べ方のポイントなど、お品の説明も詳しくて、心遣いが伝わります。


包装を開けるワクワク感が高まったところで、いざお目見え♪
下の写真の手前がケーク・サレで、奥がパウンドケーキです。

素材がゴロゴロ入っていそうなのは一目瞭然、美しい見た目にも楽しませていただけます。

まずは、ケーク・サレの方からいただいてみました。
生地の色味が黄色がかっているのは、ベースがトマトだから。鹿島台デリシャスファームのトマトだそうです。
そして、枝豆には仙台だだちゃ豆、ハムには岩出山ジャンボンメゾンのお品が使われ、ゴーダチーズにチェダーチーズと、具材がたっぷりです。

オーブントースターで焼いていただいてみると、完全に私が大好きなお味で、ワインにもピッタリ。
こんなサレ、自宅でゆっくり食べることができるなんてと、週末の夜食時間、なんてありがたいんだろうとしみじみ幸福感に浸りました。

そして、実は私、今回いただいたお品のおかげで、岩出山ジャンボンメゾンさんを知りました。
厚切りのお肉が美味しくて、早速HPチェックしましたよ。
宮城県大崎市岩出山の工房ジャンボン・メゾンのHP
宮城県内であれば大手スーパーなどでも販売されているようなので、もしかしたら私もこれまで食べたことはあったのかもしれませんが、この度、改めてお名前を意識し、こんな貴重なハム・ソーセージ生産社が県内にあったのね、と出会いに感謝。

私は田舎生まれで、そのコミュニティの狭さに窮屈さを感じ、小さい頃から地元を出たいと思って県外にいたこともある人間なので、恥ずかしながら、自分のルーツがある地元に少しでも恩返しできたらと思うようになったのはこの数年のことです。
地元のこともまだまだ知らないことが多く、こういった形で、文字通り、東北の生産者と全国の消費者を繋いでくれるYOU&Gさんには本当に感謝ですね。


さて、もう一品は、こちら。
宮城県産ブルーベリーと、蔵王産クリームチーズを使ったパウンドケーキです。
見た目にも可愛らしくて、これも美しいアート。

宮城県民ならみんな大好き(チーズ好きなら間違いなく)な蔵王産のクリームチーズが練りこまれた生地に、ちょうど旬を迎えたフレッシュなブルーベリーの甘酸っぱさが閉じ込められて、幸せなティータイムを持つことができました。

いずれも私がリクエストしたチーズと、地元の素材がふんだんに使われていて、甘いのとしょっぱいの、美味しい両者がいただけて、大満足の贈り物でした。

個人的にはサレも商品化していただけたら、多分お店にはそうそう行けない分、もし行ったら甘いケーキもしょっぱいサレも両方買うんだけどなと思うところですが、サレは賞味期限のこともあるから難しいのかな・・・

何はともあれ、YOU&Gさん、実店舗開店、本当におめでとうございました。
そして、クラウドファンディング の素敵な返礼品も、本当にありがとうございました。

(画像をクリックするとPDF画面が開いて拡大できます)

ちなみに、私は現在車を持っておらず、愛子(あやし)にはそうそう行くことがないので、開店されたお店にはまだ行くことができていませんが、カフェを併設した実店舗では、私もこのブログで時々取り上げさせていただいているガラス工房尚さんのお皿が使われているそうなんです。
そのコラボした実物を見て、食とアートを楽しみたいので、是非とも、そう遠くない日にお邪魔させていただきたいと思っています♪

高級パウンドケーキ YOU&G(ユージー)
住所:宮城県仙台市青葉区愛子東6−3−27
電話:070-1147-0987
営業:10:00 〜 17:00
定休日:月曜日
Webサイト:https://cookyastore.thebase.in/



あなたがオススメしたい
地元食材は
なんでしょう?

あの日から10周年の今日

2021年3月11日 東日本大震災追悼式


2011(平成23)年3月11日(金) 14時46分に起きた東北地方太平洋沖地震による大災害。
あの日から、10周年を迎える今日。

私は、宮城県名取市の港町である閖上(ゆりあげ)が出身地であるとともに、母の実家が仙台空港付近である北釜地区(名取市)で、身内では母方の祖母と叔父がなくなっているので、毎年、名取市主催の追悼式に参列しています。

名取市の追悼式は名取市文化会館で行われます。
ここには、画家だった祖父の絵を飾っていただいているので、その作品とも対面できる時間を持つこともできるのが、個人的にはありがたいのです。
実家は完全に流失し、実家にあった祖父の作品も全て失われてしまったので、こうした所に残されているのが、遺族としては、本当にありがたいことなのです。

昨年は、コロナによって、式は中止となり、献花だけが可能でした。
かなり人がまばらで、虚しかったのを覚えています。

今年は、コロナ禍の中でもなんとか無事迎えられた式典。
新天皇そして新総理大臣も初めてとなる追悼式です。
このような点からも、節目の10年という感じがしました。

とはいえ、もう10年であり、まだ10年・・・
今日の式での遺族代表者の方による言葉にあった「心の復興は終わらない」といフレーズが、耳に残っています。

今日は朝から爽やかで、1日中穏やかなお天気に恵まれましたが、10年前のあの日は地震後、雪に見舞われました。
私は、勤めていた職場から徒歩で当時住んでいた自宅へ3時間近く歩いて帰ることにはなりましたが、自分の部屋で夜を越すことができました。
一方で、私の実家に住んでいた祖母や義妹とその子供達を含む大勢の人が、寒空の下で、ひどい光景を目の当たりにながら、夜を越すことになったのです。

今日、静かで平和な朝を迎えられたことに、これほど感じる感謝の念。
あの日がなかったら、こんな気持ちも持つことはなかったかもしれません。
生かされたことには何か意味があるのだろう。
そう思って、明日も生きていきます。


あの日から
あなたにとっては
どんな10年間でしたか…?


しっとりずっしり魅力の詰まった至福のパウンドケーキ

パウンドケーキに愛と情熱をかける“YOU&G”実店舗がまもなくオープン


2021年2月のある日、インスタグラムに「いいね」をいただけたことで知った「YOU&G」さん。
それまでは全く知らずだったもので私の世間知らずもいいところなのですが、TV出演などもされて人気急上昇中の、仙台のパウンドケーキ専門店でいらっしゃいます。
(私は、インターネット等で自分が欲しい情報だけを得たいタイプで、TVもほとんど見ないのです・・・)

この度、初めてその存在を知った私は、ここ仙台に「パウンドケーキ専門店」なんてあるんだ、「高級」って謳ってるけど、どんなものなんだろう?というところからちょっと興味を惹かれ、さらにチェックを入れると、今年(2021年)4月に店舗をオープンされる予定で、カフェで使用するお皿は、当ブログでも紹介させていただいた「ガラス工房尚」さんの作品とのこと!
これで一気に私の「YOU&G」さんへの興味のボルテージが上がりました。

ガラス工房尚さんについての記事:
紅葉の秋保プチ旅/自然と美食と芸術を満喫する秋の一日
3時のおやつ展@ガラス工房尚/楽しくて美味しくなる♪3人のガラスと金属の素敵なコラボレーション

そして、ちょうどその情報を得た時に、アエル(仙台のランドマークの一つ)で出品されている、しかも最終日とわかり、これは行かねば!と思い行ってみたのです。
・・・が、いくら探しても見当たらず・・・
残念だけど、ご縁がなかったのだろう、と思うことにしました。

・・・が、先日、仕事の都合で菓子折りを買う用事ができ、藤崎(仙台の老舗百貨店)へ行くと、偶然にも「YOU&G」さんが催事出店されていたのです★

しかも宍戸元紀シェフご自身がいらしたので、もちろんお声がけし、お客さんも並ばれていた為、長くは話せませんでしたが、親切にご対応いただけ、以下の4点を購入させていただきました。

左から、アーモンド、スイートチョコ×レモン、桃生茶大納言、ミルクチョコ×いちご

ちなみに、私がアエルに行った時に出会えなかったのは、最終日には全て売れ切れてしまっていた為だったそうで。
そして再びの明日・明後日(3月6日(土)・7日(日))の2日間のみではありますが、アエルで催事開催されるおかしマルシェに出品されるそうです♪

上の写真は、アーモンドのパウンドケーキ。
優しい甘さでアーモンドがしっかりしっとり、私好みです♪

こちらは、奥が桃生茶大納言で手前がスイートチョコ×レモン。
どちらも、ずっしり、食べ応えがあって、濃厚な美味しさ。

ところで、お茶の風味が広がる中に大納言の甘みと食感を楽しめる大納言のパウンドケーキですが、なぜ桃生のお茶なのですか?と伺いましたところ、

「当店は高品質なパウンドケーキと共に仙台、宮城、東北の魅力発信をするお店です。
桃生茶は『北限のお茶』と呼ばれ大変希少なお茶であり、東北人に好まれるお茶です。
生産者の方と直接お会いし、魅力を伝えたい!と思ったのでパウンドケーキをおつくりしました。」

とのこと。

*桃生茶:宮城県石巻市の桃生町(ものうちょう)で栽培されるお茶

そう、パウンドケーキ専門店YOU&Gさんがお届けしているもの、それは・・・


普通のパウンドケーキとは違う
人々が笑顔になる魔法のパウンドケーキ


パウンドケーキを通して
東北と日本全国、日本と世界をつなぐ

パウンドケーキを通して
家族の空間と時間をつなぐ

小麦粉、バター、卵、砂糖。
1パウンド(454g)ずつで出来る
パウンドケーキを通して想いをつなぐ


YOU&GさんWebサイトブログより抜粋


多くの人の幸せを願う愛、熱い情熱から生み出される、まさに幸福のパウンドケーキ。

現在は催事販売や通販のみですが、このパウンドケーキが実店舗で食べられるようになるのは、来月(2021年4月)から。
楽しみですね。

なお、人気ゆえ、既に目標達成されていますが、YOU&Gさんは現在、クラウドファンディングに挑戦されています。
魅力的なリターンありですので、この機会に応援すると共に、至福のパウンドケーキ体験はいかがでしょう?
もちろん私もエントリーしました♪「あなただけのオリジナル」なパウンドケーキが送られてくるなんて、素敵すぎますもの♪♪(←これは7,000円のコースです)
ファンディング期間は3月9日までということで、本日は3月5日ですので、残すところ4日です。

あなたと作るパウンドケーキ専門店リアル店舗(クラファンサイト)

また、以下のWebサイトから、YOU&Gさんの美味しいパウンドケーキが購入できます♪
パウンドケーキ専門店YOU&GさんのWebサイト

リアル店舗を開店された後は、また是非、記事をアップさせていただきたいと思います。


あなたは
どんなパウンドケーキを
食べたいですか?

地震による傷口を覆う誓い

‘想い’は ‘誓い’と言えるほど強いものに


昨晩(2月13日)、23時7分、福島県沖の大きな地震がありました。
ここ仙台、私の住む地域は震度5強だったそうです。

発生時は、3.11の時の感覚が蘇り「またなの・・・?」という言いようのない恐怖感。
何もなすすべなく、部屋の一番安全と思われる場所で、ただ膝を抱えて、待つだけ・・・

でも、揺れが収まってからは、10年前より多分マシというのが直感としてありました。

とはいえ、部屋は大変なことに・・・
一番大きな本棚が倒れ、キッチンも物が散乱し食器類もいくつか割れ、古いマンションで、住んだ時からたてつけが悪かった玄関の収納は案の定めちゃくちゃ・・・

部屋はこの通りひどい惨状だけど、でも、運よく、携帯も使え、ネットも見られる、電気やガス、水道といったライフラインは問題ない、津波の心配はないってことだし、翌日は日曜、部屋さえ綺麗にすればいいだけ。
過去の経験があるからこそ、昨晩の時点で、そういう安心感はありました。

だけど、大丈夫なのはわかってるんだけど、心臓の鼓動が平常ではない。
心が落ち着かず、ざわつく。
私は軽度だと思うけど、こういうのをPTSD:心的外傷後ストレス障害というのでしょう。

私でさえこうなんだから、相当な不安感を抱え、震えている人もいるだろうな・・・

一度受けた深い傷というのは、いくら年月が経っても、そう癒えるものではない。
傍目にはわからないけど、苦しんでいる人がいるってこと、癒しを必要としている人がいるってこと、忘れないで、私に何ができるか考えよう。
そんなことを改めて思いました。

熟睡などできるはずもなく、疲労感と共に朝を迎えて、変わり果てた部屋の様子に呆然としながらも、重い腰を上げ、ちょっと片付けてはため息をつき、人には動かすのが大変な棚などが動いていることに、自然の力ってすごいなと恐怖を抱くと共に関心もしつつ、やる気を失くす、の繰り返し。
全くもって、作業がはかどりません。

もう、あんまり頑張らないで、休憩入れがらやろう・・・
カオスなキッチンでお湯を沸かし、コーヒーを入れて、一服し、散々な部屋をボーッと眺めつつ思うのは、

厳しい試練をどうしてこうも与えられるんだろう・・・

目指しているのはオアシスなのか破壊された世界なのかという混沌とした現代にいる私たちに対して、人としての本来の心を失うな、生かされていることに感謝し、豊かな心を保つようにと、自然の怒りを使って神様が教えてくれてるのかなぁ

やっぱり、人生、大切に生きなきゃ・・・

いつ何が起こるか、わからない。
備えも大事だけど、先のことばかり考えて、不安を抱えて生きるよりも、今を幸せに生きることを考えよう。

仕事や与えられた使命に心込めて取り組みながら、コロナ禍という制限がある中でも、やりたいこと出来ることはやろう、行けるところには行こう、会いたい人には会って、感謝の気持ちを伝えよう。

遅かれ早かれ命は尽きるのだから。
その時に後悔がないように。
充実と、最高のありがとうの気持ちを感じて、自分の人生に幕を閉じることができるように。

これまで抱いていた‘想い’が、‘誓い’というさらに強いものに変わったように感じています。


あなたの
人生に対しての
誓いはなんですか?


あの日からもうすぐ10年

東日本大震災から静かに復興している閖上


年明け初めて、自分の生まれた地「閖上(ゆりあげ)」に行って来ました。
閖上は、宮城県名取市の港町です。

少し雲がかってはいましたが、寒さ和らぎ爽やかなお天気に恵まれ、気持ち安らぐ時間を持つことができました。

2011年3月11日、東日本大震災が発生したあの日から、もうすぐ10年という節目を迎えます。

無慈悲にも壊滅してしまった閖上ですが、ゆっくりと静かに復興しています。

閖上の砂浜と穏やかな太平洋。
この海があのおぞましい津波と化したとは想像もしたくないです。

あの津波を受けて、長い長い堤防が設けられました。
今では、散歩、ランニングにはうってつけの環境。

そして、昨年(2020年)10月には「名取市サイクルスポーツセンター」が復活をとげました。

同施設は、1975年に開設され、私にとってはもちろん、閖上で生まれ育った人なら何度となく訪れたであろう思い出の場所。

1周4キロの「サイクリングロード」や「おもしろ自転車広場」に、スポーツコート、さらには日帰り入浴も可能な天然温泉も備えた名取ゆりあげ温泉「輪りんの宿」が併設され、震災前より充実したレクリエーション施設として復活した「名取市サイクルスポーツセンター」。
東北の新しいレジャースポットとして再出発されたこと、閖上出身者として、とても嬉しく思います。

宿泊施設「輪りんの宿」の屋上からは、広大な景色を臨むことができます。

伊達政宗の命じにより物資輸送のために開削された貞山堀(ていざんぼり/貞山運河)の周辺も、綺麗に整備され、喧騒のない静かな時間を過ごすことができます。

貞山堀を挟んで「名取市サイクルスポーツセンター」の対岸側は、釣り船の出船場となっています。
手ぶらで釣りが楽しめるサービスなどもあるそうですよ。

閖上港朝市が開かれる場所付近の堤防も整備され、そこから眺める並んだヨットと広浦湾の風景は、昔と似ている部分もあり、ノスタルジーを感じます。

あの日からもうすぐ10年。
変わってしまったけれども、懐かしい風景もあり、私のルーツはここにあることに変わりないんだなと感じるとともに、生かされていることに感謝し、この尊い命を精一杯、大切に生きようと、改めて思えました。

清々しくも穏やかで、幸せな時を過ごせたことに、心からありがとう・・・


名取市サイクルスポーツセンターのWEBサイト


あなたの
大切な場所は
どこですか?

紅葉の秋保プチ旅

自然と美食と芸術を満喫する秋の一日


爽やかな朝を迎え、素敵な日になりそうな予感のした本日は、まさに充実の一日でした。

友達二人と、秋保(あきう)へのプチ旅。
午前9時30分に南仙台駅で待ち合わせで、友達が車で迎えに来てくれて、そこから秋保へ向かいました。

さて、秋保といえば、「秋保温泉」♪
温泉地として有名ですが、宮城県民の私たち、今回は温泉以外で楽しみます。

まず立ち寄ったのは、「アグリエの森」。
広場もあって、家族連れにはうってつけなロケーション。

ここは、お茶の井ヶ田が運営する施設なんですって。
おなじみのお茶の井ヶ田のお土産のほか、地元から県外の様々な製品や、新鮮なお野菜や生花など、広い館内にたくさん並んでました。

次に向かったのは、「万華鏡美術館」。

1999年にオープンしたこの施設、実は世界初の万華鏡専門の美術館なんだそうです。
出身県に‘世界初’があるって、誇りですね。

ちょっとシュールなゾウさんがお出迎え。
(ボタンを押すと)シャボン玉を吹いてくれます。
入ってすぐのところに大きな万華鏡が置いてありました。
お花が飾られた台を回しながら覗くととっても綺麗!早速心を掴まれます。
カメラで撮影すると・・・
展示の一部は撮影が可能です。
これも万華鏡。
鏡のマジック。面白い♪
友達に向こう側に行ってもらうと・・・
ウケる・・・
ちょっと何やってるかわかりませんが・・・
これも、ローマの真実の口を模したユニークな万華鏡。

想像以上に楽しめました。
万華鏡って奥が深いんですね。綺麗だし、色々感動。

次に向かったのは、「秋保・里センター」。
カラフルな植物で彩られていました。

ここには、名取が本店でハンバーグが有名な「HACHI(ハチ)」が入っているので、こちらで昼食にしようと思ったのですが、ちょうどぴったりお昼時だったこともあり、とっても混んでました・・・

そこで、昼食はずらして、先に進もうということになり、次に向かったのは、勝負の神様として知られる「秋保神社」。

立派なイチョウの木と立ち並ぶ願掛けの旗。
神様のいるところって、なぜだか神秘的な雰囲気です・・・

それぞれの人生に勝つことをお祈りしたら、次に向かったのは秋保でとっても有名という豆腐屋さん「太田とうふ店」へ。

お店は、秋保大滝に向かう途中、ほとんど何もない通りにポツンと建っています。
県内外からお客さんが来られるということで、夕方には売れ切れちゃうそうです。
私たちが立ち寄った時で午後1時くらいでしたが、すでに品薄でした。
というわけで、一人でこんなに購入。
お店で購入して、そこで開封して食べていくこともできます。
気持ちの良い軒下で、実食。
お豆の濃厚な旨味を堪能できるお豆腐に感動します。

次に向かったのは、「秋保大滝」。

まずは不動尊でお参り。
山をくだって、美しい紅葉と流れ落ちる滝を拝みます。

ちょっとした山歩きで運動して、今度こそ昼食を。ということで、不動尊向かい側にあるお蕎麦屋さんへ。

手打ちそばの店「二代目たまき庵」は天然舞茸の天ざるが有名なのだそう。
是非食べたいと入店しましたが、ここも並んでました。
でも二組ほど待てば座れるということだったので、待つことにしました。

ようやく食にありつけた時は午後3時でした。
でも、ここに来なければ食べられない天然舞茸の天ぷらとお蕎麦。
とっても美味しかったので、結果ここにして良かったと3人で幸せに浸りました。

こちらは麺がとても太い田舎蕎麦。
私は、本日残り一食という粗挽そばをいただきました。
麺の太さの違いは一目瞭然ですね。

そして最後に向かったのは、実は本日の真の目的であったところ。

ガラス工房 尚」さんは、今日(というか、いつも)車を出してくれた美香さんの勤務先。
美しくて個性的な作品の展示は圧巻です。
白を基調としたギャラリー兼カフェ。
落ち着く空間で、美味しいコーヒーや紅茶をいただくこともできます。
本日(2020年11月8日)まで、仙台出身の旅する写真家伊藤秀海( Shu Ito )さんの写真が展示されていました。
特殊プリントされた美しい写真が、ガラス工房尚さんのガラスフレームで飾られるという貴重なコラボレーション。

秀海さんの世界観から生まれる写真たち、素敵です。
今日は、それらの美しい写真のみならず、実際に秀海さんにお会いし、お話することができて、私は幸運です!

秀海さんの情熱を直に感じて、やっぱり私も楽しく写真を撮り続けようって改めて思えました。
ありがとうございました!!

三島とニュープリマス「Just Like Sisters
ニュージーランド写真集 「LIKE NO OTHER

写真集は二冊とも購入し、サインもいただけたので、大事にします。
そして、世界を股にますます活躍されること間違いないであろう伊藤秀海さんを、私は心から応援します。

なお、当HPのリンクページにも秀海さんのWEBサイトへのリンクバナーを設置させていただきました。
秀海さん、素敵なHPへのリンクをご快諾いただき、本当にありがとうございます。

工房をあとにしたのは、午後5時半くらいでした。すっかり真っ暗・・・

最後にご参考まで、今回の秋保の旅での訪問先の位置関係は下図の通りです。
(クリックすると拡大ページが開きます)

宮城県の山の中につき、車で動くのが一番です。
バスも出ていることは出ているのですが、移動ポイントが広範囲となるので、車をお持ちでないかたや県外からお越しのかたはレンタカーのご利用が便利です。


秋保を満喫した充実の一日。
コロナで自制状態が続いていて、日本から一歩でも出たくてウズウズしているこの頃ではありますが、こうやって地元を改めて見直すことで感じる幸せもあるわけで、それは本当にありがたいことです。
幸せに生かしていただけていることに、心から感謝します。

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あなたは
どんな秋を
感じていますか?

静けさに包まれる東山魁夷の大壁画展@宮城県美術館

年に数日しか公開されることのない唐招提寺御影堂障壁画の一挙展示!


ただ今(2020年10月15日現在)、宮城県美術館において、日本画家の巨匠、東山魁夷の集大成であるふすま絵が一挙に公開されています。

宮城県美術館敷地入り口付近

この特別展のタイトルは「東日本大震災復興祈念 東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」。

東日本大震災の復興を願って企画されたもので、とても貴重な展示を、今期はここ宮城と岩手を限定して開催されるということで、東北人として大変ありがたいことです。

宮城県美術館入り口

しかも、今はコロナ渦の中。気軽に遠出もできません。
そんなさなか、このような素晴らしい企画を掲げ、開催してくださった関係者の皆さまには心から感謝をお伝えしたいです。

今回の展示、何が素晴らしいかと言いますと、奈良県にある唐招提寺御影堂(とうしょうだいじみえいどう)の、年に数日しか公開されることのない全68枚にも渡る障壁画が、ここ東北の地で、初めて、ドドーンと一挙に公開されているところです。

東日本大震災復興祈念 東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」チラシ(表)
東日本大震災復興祈念 東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」チラシ(裏)

御影堂5部屋に並ぶふすま絵と壁面をつなぎ合わせると、全長83mにもなるのだそうです。
それをここに運んできて展示してくださっているのです!

その上、これらの制作に至るスケッチや下図など、東山魁夷が勢力を尽くした10年以上にわたる制作の過程にも触れることができます。

宮城県美術館の特別展示室はお馴染み2階でございます♪

「魁夷」といえば、群青と緑青の微妙な濃淡で作られる「東山ブルー」。
多くの人々が、この色に魅せられていますね。

長野県茅野市の御射鹿池(みしゃかいけ)。
東山魁夷がこの地を作品にしたことでよく知られています。

その東山ブルーに加え、モノクロで表現された水墨画にもお目にかかることができます。

ここ最近、水墨画の魅力にもハマりつつある私には、今回の展示で、東山魁夷の墨画による障壁画やスケッチを見ることができ、かなりの充実感を味わえました。

ところで、当然ながら、一般人には展示室内の写真の撮影は許可されていませんので、これ以上は写真で紹介できないのが残念ですが、展示室入って程なくのコーナーで、作品名が「濤声(とうせい)」というエメラルドグリーンの初夏の海のふすま絵がいきなりドーンと目の前に広がります。
迫力を感じるとともに、静かな波の音が聴こえてきそうな感覚に陥りました。

・・・今、写真で紹介できないのが残念とは申し上げましたが、いやこれは、この素晴らしさは写真ではわからない、実物をやはり見るべきです。

「東日本大震災復興祈念 東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」河北新報の記事とチケット

さて、ここで歴史で学んだことを、思い出してみましょう。
唐招提寺」は、仏教の戒律を伝えるために5度の失敗と失明を乗り越えて来日を果たした中国唐時代の高僧「鑑真」が安置されているお寺です。
今回の展示作品は、この鑑真に捧げられた障壁画なのです。

日本仏教の発展に尽力した鑑真の心を表現するため、東山は全国各地を取材旅行し、これらの作品が完成したのだということです。
ここ東北の地では、宮城は蔵王、岩手は浄土ヶ浜など、青森は浅虫、秋田は男鹿半島、山形は温海と、各地を歩かれたそうです。

東山魁夷による理想の心象風景。
これらの大きなふすま絵が並んだ空間にいると、荘厳な自然の中に佇んでいるような、とても静かな気持ちになり、心が落ち着きます・・・

繰り返しますが、これは写真などではわからない、実際に足を運んで、その空間に身を置いてナマの作品に触れなければ、得られない感覚です。

ちなみに、いつもは2階の特別展示会場外のスペースでグッズ販売がされますが、今回の宮城県美術館での特別展では、1階ロビーの片隅に出店されていました。

宮城県美術館1階ロビーにて、東山魁夷のアートプリント等々の品定めをしている人々

今回の展示会のオリジナルグッズは少なめでしたが、どなたでも立ち寄れるため、これを機に、東山魁夷のアートプリントを購入している人が結構いらっしゃるように見受けられました。

私はもちろん、図録を購入。
今回は、大物の展示品が多い分、全体の作品数が少ないので、図録も100ページ程度と薄めで、幅の取られる冊子ではなかったこと、とはいえ、ページ数少ないながらも、折り込みが数ページあって見応えあり、かつ内容が的を絞られているので、ありがたかったです。

図録、何冊も買ってますが、正直、読み切れることはほとんどないですし、本棚のスペースも減る一方なので、私にはこのくらいの分量だと助かります(苦笑)。

なお、本特別展は、
宮城県美術館での展示期間は2020年9月19日(土)から2020年11月1日(日)まで
となっており、その後は
岩手県立美術館において、2020年11月14日(土)から2020年12月27日(日)まで
開催される予定です。

宮城県で見逃したかたは、岩手県へのご旅行の行程に加えるのも一つではないでしょうか。
私も、このコロナ渦に定着しつつある「ステイケーション」として、隣県の岩手へ出かけて、異なる美術館で再びあの静けさに浸るのもいいかなぁなんて考えている次第です。

ステイケーション:「Stay(滞在)」と「Vacation(休暇)」を組み合わせて作られたアメリカ発の造語。遠出をして楽しむ旅行を指す「Vacation/バケーション」に対し、自宅または近場に滞在(Stay/ステイ)して、気軽に楽しむ休暇のこと。

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あなたは
東山ブルー or モノクロの墨画
どちらがお好みですか?