花の芸術 ハーバリウム

女子的話題 今更ながら初挑戦


ハーバリウム(herbarium)は、元々、植物学において保存された植物標本の集積(植物標本集)を指す言葉だそうで、ここ数年では、ボトルに植物を入れて専用のオイルで満たし、手軽におしゃれな空間を演出できるインテリアとして、女性に人気のものとなっています。

先日、この WEBサイトのロゴイメージを作る際に、花器を購入した「花材通販はなどんやアソシエ」さんにて、色々見ていたら、一目見て惹かれたガラスのボトルがありまして、これを機に、私もハーバリウム、挑戦してみようと思ったのです。

購入したものは、こちらです。

女子なら、大抵憧れる、ガラスの靴を模したボトルグラス。
まさにここ数年流行っているハーバリウムにうってつけと思い、ハーバリウム用のオイルとブリザーブドフラワーも一緒に見繕って、購入してみました。

作り方は、ネットで調べてみたのですが、いたってシンプルで。
予め、清潔にしておいたボトルの中に、お好みのドライフラワーをピンセットで入れていき、そこにオイルを流し入れて出来上がり、というものです。

このボトルの場合、ちょっと口が小さいので、少々、お花が入れづらかったです。
口が広めの方が、大きめのお花にも難なく対応できるかと思います。
オイルを入れて、気泡を抜きます。

細かい注意点はありますが、個人的な印象としては、非常に簡単!というものでした。

既成の物を購入するのも悪くないですが、こんなに簡単なのであれば、自分の好みで作ってみる方が楽しくて気分転換にもなる上に、愛着も湧いて、お気に入りのインテリアになりますよね。

誰にでも気軽にトライできるお花の楽しみ方だと思います♪


花材通販はなどんやアソシエ」さんはこちら

(関連記事はこちら「サイトロゴ(アイコン)を作りました☆」)


あなただけの
オリジナルのインテリア
いかがですか?

 

かき氷店 梵くら 初体験 

仙台の名店「梵くら(ぼんくら)」さんの高級かき氷


地元・宮城県、長いこと住んでいますが、地元の有名店というところには意外と行かないものです。

2012年に創業の「梵くら」さんは、県内外からたくさんの人が訪れる、仙台で人気のかき氷店です。
私も、お店の外に行列ができている風景は何度となく目にしていたのですが、正直なところ、並んでまでかき氷を食べる気にはならないな、と、これまではスルーしていたのです・・・
でしたが、こちらのかき氷が美味しくて何度も行っているという友達の話を聞いていたら、感化されまして。

小ぢんまりとしたお店で、真夏だと列がもっと長くなるから、今が行き時!
ということで、かき氷日和の本日、初体験して参りました。

そのお店は、緑の並木が美しい、定禅寺通りのはずれにあります。

最寄りのバス停は「メディアテーク前」
仙台駅前発のバスで、12・3分です。
バス停「メディアテーク前」から定禅寺通りを西に、徒歩2・3分です。
なお、地下鉄の場合は、仙台駅から南北線で3分の勾当台公園が最寄り駅で、徒歩7・8分です。
12時オープンのお店の前には、開店前から人が並びます。
開店時に、店主さん(ご主人)が、お店の前の通りに看板と氷旗を出します。
小ぢんまりとした店内に、メニューが張り出されています。

値段は、安くて2,980円!
高いもので4,080円!!!

そんな、高級かき氷。
だけど、並んででも食べたいと言われるかき氷。

時期によって変わるメニュー。
今は、フロマージュブラン(フレッシュチーズ)を使ったかき氷が、限定メニューとして出されています。

ところで、「梵くら」なぜ、そんなお名前に?
奥さんのお話によると、「(ぼん)」はブラフマン、サンスクリットの『力』を意味する単語からきているヒンドゥー教またはインド哲学における宇宙の根本原理のことで、ご主人がこの言葉が好きで、これを使いたいというところに、動物の穴ぐらとか、自分の居場所的な意味で「くら」を付け、実は『ボンクラ』であるご主人にかけて、名付けたとのこと。

要するに、ここ「梵くら」に来れば、他では食べられない、美味しいものが食べられるということだね、と私達は解釈しました。

使われる材料に妥協がなく、全てが自家製です。
一つ一つ、ご主人が時間をかけて丁寧に作ります。

私以外の友達二人は、「パンプルムース・オ・フロマージュ」同じメニューを注文。
パンプルムースとはフランス語でグレープフルーツのことで、今時期しか食べられない国産の貴重なグレープフルーツなのだそう。

ふわふわのかき氷にキラキラのグレープフルーツが散りばめられて、見た目にも美しく、とても良い香りが漂ってきます。

私も味見させていただきましたが、グレープフルーツの爽やかな酸味と、フレッシュチーズとオリジナルシロップの穏やかな甘みのハーモニーが素晴らしかったです。

さて、私は、最高値の「オリーブオイル タヒチアンバニラ 金時ミルクフロマージュ」にチャレンジ!

すると、かき氷が出てくる前に、塩と胡椒と粉醤油を出されました。

パキスタン産の塩に、インドネシアの胡椒、そして、珍しい粉醤油。

そして、ようやく登場の「オリーブオイル タヒチアンバニラ 金時ミルクフロマージュ」!

黄色に輝くオリーブオイルと散りばめられたチーズ。中には金時(あんこ)が入っています。

タヒチアンバニラ、このバニラビーンズはとっても希少なものなのですって。
バニラと、オリーブオイルの組み合わせ。
食べる前は一体どうなるの??と思ってましたが、世界最高級とも言われるタヒチアンバニラと、果実香る芳醇なオリーブオイルとが絶妙なバランスで、優しくもコクのある甘さが素晴らしい。

塩・胡椒と粉醤油もかけてみました。塩気のあるチーズと合わせたり、味変が楽しめます。

大きく盛られていますが、全くキーンとしません。
サクサク止まらず口に運べて、年中オープンしているかき氷屋さんですが、確かに、これなら冬でも美味しく食べられるねと納得。

かき氷に、ここまで五感が刺激され、感動と幸せを味わえるとは、思ってもみませんでした。
まさに、衝撃のかき氷です。

高いお金を払ってでも、また来て、他の味も試したくなってしまう、リピーターさん達の気持ち、よくわかりました。

戦前のかき氷機が窓辺に置かれていました。窓の外には樹木の美しい定禅寺通り。
店内の材木は、テーブルをはじめ、ご主人が自ら加工したものとのこと。

やはり、何事も、百聞は一見にしかずですね。
生きててよかった!そう思える素敵な時間でした。

梵くらのご主人、奥さん、ありがとうございました!!
そして、今日も素敵なお店に誘ってくれた美香りん、ありがとう!

ちなみに、この右手の写真、食べ終わりのお皿で申し訳ないのですが、こちらで使用されているガラスの素敵な器は、ガラス工房尚(しょう)さんのもの。
近々、さんへもお邪魔させていただく予定ですので、訪問後、記事をアップしたいと思います♪

関連記事:
紅葉の秋保プチ旅/自然と美食と芸術を満喫する秋の一日
3時のおやつ展@ガラス工房尚/楽しくて美味しくなる♪3人のガラスと金属の素敵なコラボレーション

 

梵くら(ぼんくら)
住所:宮城県 仙台市青葉区 立町 23-14 スクエアビル 3F
電話:022-346-9027
営業:12:00~売り切れ次第終了、月曜定休
Webサイト:Facebook


あなたには
衝撃のかき氷の味
想像がつきますか?

障害者とボランティアの実話を元にした映画

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話


友達から勧められた映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」を観ました。

札幌の鹿野靖明(しかのやすあき)さんという、筋ジストロフィーを患い、自ら多くのボランティアを集って、自立生活を送った、実在の人のお話で、2018年に公開された映画です。

この鹿野さんという人の、体は不自由であるにも関わらず、心が自由という生き方を描いたこの映画に、あまりにも身勝手過ぎると不快感を感じるかたもいらっしゃるようです。

でも、この人、余命宣告されてる人なんですよ。
そして、脳はしっかりまともなのに、自分では体が効かないから、人に全てをさらけ出す必要もあるわけです。

もし、自分がそんな立場だったら・・・?

「俺は一日一日が勝負なんだよ。」

「人はできることより、できないことの方が多いんだぞ。」

五体不満足であることを受け入れ、自分らしく生きるために短い生涯を全うした、鹿野さんと、彼を支えた心あるボランティアの方々の物語には、五体満足である私たちにこそ、考えさせられることがあると思いました。

筋ジストロフィー:筋肉の機能に関与している遺伝子の異常によって発生する難病で、筋力低下、筋萎縮が生じ、運動機能障害をもたらす。

正直なところ、私には、鹿野さん役を演じた大泉洋さんは「大泉洋さん」と感じてしまう部分があり、感情移入し切ることができなかったのですが、とても難しい役を演じきった大泉さん、本当にすごいと思います。

また、この映画の公開後、鹿野さんご本人とこの原作者である渡辺一史(わたなべかずふみ)さんらについて、ニュースで取り上げられたものがYouTubeにアップされていますので、こちらも併せてご覧いただけると良いかと思います。

なぜ人は支え合うのか。
渡辺一史さんの視点には非常に興味があるので、出された本も是非読んでみたいと思っています。


<渡辺一史さんが書かれた、この映画に関連する2冊>

こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち (文春文庫 わ)

なぜ人と人は支え合うのか (ちくまプリマー新書)


あなたにとって
自分らしく生きるとは
なんですか?

 

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 [DVD]

楽しい人は、周りを幸せに変えていく

ただしい人から、たのしい人へ 第2章


先日も投稿しました、小林正観さんの著作「ただしい人から、たのしい人へ――そして『ありがとうの人』になる」より、今回は第2章「楽しい人は、周りを幸せに変えていく」からピックアップした項目をご紹介させていただきたいと思います。

「ただしい人から、たのしい人へ」小林正観(著)廣済堂出版


投げかかけたものが返ってくる。投げかけないものは返らない。
愛すれば愛される。
愛さなければ愛されない。

自分自身が、「光」になる。
それは、簡単なことではないように思いますが、なるべく暗い言葉は発さないということであれば、努力次第でできることだと思います。
「嬉しい」「楽しい」「幸せ」「愛してる」「大好き」「ありがとう」
そういったプラスの言葉を発することに意識を置いて、日々を過ごしたいと思います。

目の前のことを問題だと思うから問題になります
「で、何が問題なんですか?」そう思えたら、問題はなくなるのです。


何かあったとき、「気にしない」でいればいいことは、なんとなくわかっていても、それがなかなか難しいというのが実際かと思いますが、そもそも、問題を問題として認識しないという生き方をするというのは、「気にしない」と意識さえしないということですよね。
「なんとかしなければ」とも、「気にしない」とも、考えないこと。
そんな穏やかさの境地で過ごす、楽しい人で、ありたいものです。

関連記事
ただしい人から、たのしい人へ/怒りや悲しみの原因は、「正義感」と「使命感」
受け入れることがすべて/ただしい人から、たのしい人へ 第1章
奇跡を起こす「ありがとう」/ただしい人から、たのしい人へ 第3章


あなたのそばには
楽しい人がいますか?


「ただしい人から、たのしい人へ」小林正観(著)廣済堂出版
「ただしい人から、たのしい人へ」小林正観(著)廣済堂出版

岩手・宮城内陸地震から12年

東北人としてできることを考える


今日は、2020年6月14日。
12年前の今日、死者17人、行方不明者6人を出すこととなった、岩手県内陸南部を震源とした内陸地震が発生しました。

12年も過ぎてみればあっという間ですが、復興の道というものは厳しいものですし、一度負った痛みや苦しみというものを完全に消し去るというのは、そうできることではないと思います。

しかも、観光再生に奮闘するも、今年は新型コロナの影響で、売り上げの落ち込みにより、さらに苦境に立たされているとのこと。

それで、同じ、東北人として、何かできることがないかと考えているのですが、大したこともできないので、せめて近々、昨年オープンした「栗駒山麓ジオパーク」見学とその近辺散策へ行ってみようと考えています。

栗駒山麓ジオパーク
栗原市公式ウェブサイト

行くことができましたら、記事をアップしまして、少しでも、観光再生に寄与できればと思っています。


ちなみに、日本ジオパークネットワーク(JGN)によると、ジオパークとは、
「『地球・大地(ジオ:Geo)』と『公園(パーク:Park)』とを組み合わせた言葉で、『大地の公園』を意味し、地球(ジオ)を学び、丸ごと楽しむことができる場所をいいます。」
とのこと。
私も大好きなコンセプトです♪

また、この機会に、栗原市のふるさと納税してみましたので、後日返礼品が届きましたらアップしたいと思います。


あなたも
大地の公園
楽しんでみませんか?

岩手の世界遺産 平泉

心洗われる日本の美しい理想郷


平泉の文化遺産「平泉 ─ 仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群 ─」は、2011(平成23)年に、世界遺産登録されました。

平泉は、藤原清衡が浄土思想に基づき築いた理想郷です。
長い戦乱のなかで妻子を含む一族の多くを失った清衡は、11世紀末に奥州を支配したあと、戦乱で亡くなった全ての霊を、敵や味方の区別なく慰めるための仏国土(浄土)を現世につくりあげることを決意しました。

「はじめて学ぶ世界遺産50 世界遺産検定4級公式テキスト」より

昨日、いわてデジタルエンジニア育成センター訪問のため北上市に一泊し、本日その帰り道に、東北を誇る世界遺産の地・平泉にて途中下車し、美しい建築物や美術品、そして自然を堪能して参りましたので、写真にてご紹介させていただきます。

平泉駅
平泉文化遺産の構成資産の一つ「無量光院跡」
三代秀衡公が、平等院鳳凰堂を模して建立した寺院の跡地
中尊寺の手前にある「武蔵坊弁慶墓碑」
中尊寺本堂
中尊寺讃衡蔵(さんこうぞう;中尊寺と山内寺院の文化財を収蔵・展示する施設)と、金色堂・讃衡蔵共通の参拝チケットを販売する窓口
能舞台入口
能舞台
白山神社「茅の輪」;中央にある茅の輪(ちのわ)をくぐってお参りをすると願いが叶うと言われている
旅の同伴・ユッコちゃんが購入した可愛くてきっと効くであろう価値あるお守り
中尊寺月見坂下の駐車場周辺にある「衣関屋」のそば・もちセット。お餅は、左から生姜・ずんだ・じゅうねん(エゴマ)で、どれも美味しい♪
右手は、 The BREWERS HIRAIZUMIのソフトクリーム。お口直しに♪
平泉文化遺産の構成資産の一つ「観自在王院跡」
現在は史跡公園として、町民の憩いの場となっている
毛越寺(もうつうじ)
毛越寺伽藍復元図
毛越寺本堂
この「大泉が池」を中心にして浄土庭園が広がっている
池に反射する樹木が美しい
毛越寺庭園内のユニークな形をした木
2020年6月13日現在、三分咲のあやめ
(平泉駅前ロータリー)毛越寺では、6月20日~7月10日に「あやめまつり」が開かれる

長い戦乱により命を落とした多くの生類の御霊を鎮め、平和の楽土を出現させようと祈念した藤原清衡氏の想いを感じることができる、平泉。
ここを訪れると、現世に生きる私たちの心も浄化されるようです。
多くの方々に、この浄土への願いを共有し、心が洗われる感覚に浸っていただけたらと思います。

☆平泉の世界遺産について;平泉観光協会WEBサイト「ひらいずみナビ」

「ユネスコ世界遺産」について投稿した記事はこちら
世界遺産検定/心に築く「平和のとりで」


あなたにとっての
理想郷はどんなですか?

はじめて学ぶ世界遺産50 世界遺産検定4級公式テキスト<第2版>

いわてデジタルエンジニア育成センター訪問記

小原照記さん主導の3D技術推進活動


昨日、CAD・NCオペレーションコース受講のために通っていた訓練校を修了しました。
そして、本日は、さらに学びを深めたいと思い、3D技術に興味を持つユッコちゃんと共に、小原照記さんがセンター長を務める、いわてデジタルエンジニア育成センターを訪問してきました。
小原さんについては、5月22日の記事「できることをコツコツと」でも、取り上げさせていただいています。

いわてデジタルエンジニア育成センターは、3次元ものづくりにこだわった人材育成、企業支援をおこなっている施設で、岩手県北上市にあります。

北上駅
北上オフィスプラザ
北上オフィスプラザの1階にいわてデジタルエンジニア育成センターがある
いわてデジタルエンジニア育成センター
オフィス内に、切削機や3Dプリンター、3Dスキャナーなど、数種類の設備が備えられている
3Dプリンターやワークステーション
感触が面白いクレイモデラー(右手)と3Dマウス(左手)
別室には、超ハイテクなマルチマテリアル・フルカラー3Dプリンタ「Stratasys J750」なども
超高速でフルカラーでの3Dデータ取得が可能な3Dスキャナ「GO!SCAN50」
「Stratasys J750」で出力された造形物と、使用料金表
センターのご紹介資料
子供や親子を対象とした教育を行われていることも興味深い
新型コロナウィルス支援のために小原さんが自身の3Dプリンターで制作されたマスクをいただいた!
小原さんは、このマスクを寄付という形で無償提供されている


小原さん、この度も、貴重なお時間を割いていただき、ありがとうございました。

「北上市地域おこし協力隊」の小澤さんのご紹介もしていただき、大変有意義な時間を過ごすことができました。

☆小澤さんが発信されている「きたかみ仕事人図鑑」

ご親切に色々とても参考になるお話をたくさん聞かせていただき、本当にありがとうございました!

私たちは、この時間を絶対に無駄にしません!!
ね、ユッコちゃん!!


あなたには
3D技術による様々な可能性
どう映りますか?

Fusion 360 マスターズガイド ベーシック編 改訂第2版

小原さん著作の、フリーの3D CADソフト「Fusion 360」の解説本です。
初心者にも大変優しく、応用力、そして、3Dプリンターの基礎知識まで得ることができるという、秀作です。
この本の活用実体験は、また改めてアップさせていただきます。

名取の美味しい牛タンのお店

密かな名店「牛たんの店 一休」さんの定食


私の出身地、宮城県名取市は、仙台市の隣に位置しています。
「住みよさランキング(東洋経済新報社)」で上位にランクインしたことでも知られています。

尾木ママも応援してくれています☆
文春オンライン/連載 尾木のママで「『住みよさランキング』8年連続1位の宮城県名取市 復興への道のり」

この地元の隠れた名店、「牛たんの店 一休」さんへ、かなり久々に行ってまいりましたので、ご紹介したいと思います。
(比較的、目立つ所にあるのですが、スルーしてしまう人が多いのです・・・)

場所は、名取のバイパス道路沿い、名取駅から南東へ徒歩で15分くらいの所です。


メニューはこちらの通りです。

創業から牛たん一筋、ひとつひとつ丁寧に仕込まれた牛たんは、とってもジューシー。

「塩たん」です

特に、一般的には、牛タンと言えば、塩タンが好まれますが、こちらの味噌タンは、他にはない絶品です。

「みそたん」です


一休さんの塩たん、みそたんは、見た目にはあまり変りなく見えるのですが、味の違いに感動します!

私は子供の頃行った限りだったので、当時の記憶がないのですが、今回、味噌味を味わって、一休さんのみそたん、大ファンになりました。
是非、皆さんにも味わっていただきたいです。

お肉がゴロッと入ったテールスープも、お漬物も、麦ご飯も、とっても美味しいです♪

牛たんの店 一休
住所:名取市増田字柳田529-1
TEL:022-384-5433
営業時間:11:30~14:00、17:30~20:00
※牛たんがなくなり次第、閉店


あなたは
牛タンと言えば
塩派ですか、味噌派ですか?


臨床美術におけるナラティブ(語り)

そして、「いてくれてありがとう」という語り


これまで2回「ナラティブ=物語・対話・語り」に関連する事柄を取り上げさせていただきました。

—–これまでのナラティブに関連する記事はこちら—–
ナラティブ 〜物語〜 について考える エビデンス(科学的根拠)とナラティブ(物語と対話)
ナラティブ・アート Narrative Art 「物語」を描く表現技法

今回は、私の趣味の活動でもある臨床美術におけるナラティブについて、改めてご紹介させていただきたいと思います。

富山福祉短期大学教授で、臨床美術士の養成にもあたられている北澤晃先生によると、


ナラティブ(語り)は言葉の連なりであり、それが私たちの意味世界をつくることになる。
そこには、今-ここを生き、未来につなげていく力があり、また、逆にある限定した未来に向かわせ、自己の生を統制する力にもなる。
いずれにせよ、ナラティブ(語り)には、自己の<生>を生み出す根源的な力がある。


そもそも私たちがひらいていく現実は、言葉でつくられた「意識」の世界です。
その意識の持ち方しだいで、現実は大きく変わっていきます。


臨床美術士マインドとして存在論的人間観を私たちは学びました。
「いてくれてありがとう」という語りを私たちが共有していることは、極めて重要なことです。
この言葉があることが、人々の存在の仕方の現実を問う力になるからです。
そして私たちは語りによってそこに開いた世界に対して、臨床美術士として語り、そしてアートの力による非言語的な語り(表現)の力も用いて、「いてくれてありがとう」を現実にするために、ともに生きられる場をつくり出し更新していかなければならないと思うのです。

(臨床美術士向けのセミナーにおける北澤先生からのメッセージを一部抜粋し、構成させていただきました)

深いですね・・・
哲学的で、少々難しい感じもしますでしょうか?

私なりにかみ砕いて表現すると、
人と人とが「語り」合い、その絆のなかでより深めていく「ものがたり」を大切にするのが臨床美術
という感じなのですが、ご理解いただけますでしょうか・・・?

また、「いてくれてありがとう」という一語は、臨床美術における合言葉のようなもので、臨床美術考案者の一人である、牧師でカウンセラーの関根一夫先生が、熱心に説いてくださっているとても大切な言葉です。

臨床美術は「いてくれてありがとう」の気持ちで人と接することを大切にします。
少し難しい言葉になりますが、これは『存在論的人間観』の実践とも表現されています。
それは、「出来るか、出来ないか」で人を見る『機能論的人間観』に対し、「あなたがそこに生きているという”存在”そのものが尊く、”存在”そのものを喜び、愛おしむ」という考え方です。

「いてくれてありがとう」

素敵な言葉ですよね。

関根先生によって説かれているこの一語については、また次回、改めてご紹介させていただきたいと思います。


あなたの大切な人へ
「いてくれてありがとう」
の気持ち、伝えてみませんか?



今回の記事に関連した本はこちらです。

北澤晃先生著作「未来をひらく自己物語―書くことによるナラティヴ・アプローチ

北澤晃先生著作「未来をひらく自己物語2 ナラティヴ・トレーニングのすすめ

関根一夫先生著作「いてくれてありがとう」と言えますか?
この本は、一般書店では取り扱いされておりません。
芸術造形研究所の通信販売ショップより購入することが可能です。

受け入れることがすべて

ただしい人から、たのしい人へ 第1章


先日、私が最も感銘を受けた本の一冊、小林正観さんの著作「ただしい人から、たのしい人へ――そして『ありがとうの人』になる 」について概要をご紹介しました。

今回は、この本の各章のタイトルと、その第1章より、私が特に印象を受けた部分をご紹介させていただきます。

「ただしい人から、たのしい人へ」小林正観(著)廣済堂出版


まず、この本の各章タイトルについて。

第1章 受け入れることがすべて
第2章 楽しい人は、周りを幸せに変えていく
第3章 奇跡を起こす「ありがとう」
第4章 流れに任せて生きる
第5章 楽しい生き方は、喜ばれる生き方

これだけでも、心が救われる気がしませんか?
ご興味の湧いた方は、是非ご自身で読まれることをお勧めいたします。

さて、今回は、この第1章「受け入れることがすべて」より、私が特に感銘を受けたセクション(節)について、一部抜粋にて、ご紹介いたします。

罪を憎むのではなく、自分の心にある憎しみを取り去る。
それが神様の喜ぶことです。

すべての人がこれを「幸せだ」と言える現象・出来事が存在するのではなく、自分が「幸せだ」と思った瞬間に、その人に「幸せ」が生じるのだ。
「幸せ」は存在するものではなく、「感じるもの」である。

自分の中にある敵意や憎しみ、怒り、イライラというものの延長線上に、いろいろな社会上の犯罪や、一般的に悲惨で不幸だと言われる事件があるということを考えれば、まず「私自身」の怒りや憎しみをなくしてしまうこと、ということになるように思います。

罪を憎むのであれば、同じところに自分がいることを考え、自分の中で人や社会に対して敵意や憎しみを持つことをやめよう、ということです。


先日、タレントの自死について、だいぶ話題になりましたが、それもこの例ではないかと思います。

そして、実は、今日、私もちょっとイライラっとすることがありまして、こういう気持ちを引きずっていると、自分自身も嫌ですし、幸せが自分から離れていってしまいそうに感じます。

「自分の心にある憎しみを取り去る」というのは悟りの境地かもしれませんが、時々自分を省みて、心を穏やかにする訓練も必要かなと思います。

正しい経営は、仕事の本質が見えません。
楽しい経営は、喜びにあふれています。

「正しい経営」を志しているうちは、コストや売り上げ、伸び率、人件費率や償却比率、あるいは借金返済の計画などについてどうするかを考え、そして「正しい計画」を立てる、ということが大切だと思うかもしれません。
しかし、「正しい経営」を考えているうちは、本質的なものが見えてこない気がします。
本質的なものとは、「いかにお客さんに喜んでもらえるか」ということです。
そして、経営者はそのことを考えているときが、もっとも楽しい時間ではないでしょうか。

このいちばん楽しい部分を放棄するのは、もったいないの一語に尽きます。

「正しい経営」を考えているうちは、閉ざされた状況から抜け出すことはなかなかできないと思います。
どうしたら楽しい日々を送ることができるか。そこから物事が解決できるのではないでしょうか。


私は経営者ではありませんが、この正観さんのおっしゃることは、誰にでも言えることなのではないかと思いました。
(追記:2023年4月時点においては経営者的立場にあり、こういった考えの大切さを強く感じています)

「いかに相手に喜んでもらえるか」を考えて、自然にそういった行動が取れる人の周りには人が集まり、みんなが楽しい時間を共有することができるようになりますよね。

ものごとの「本質」。
現代の一見したところの当たり前の状況に流されずに、常にその「本質」が何かを、見失わない人でありたいものです。


関連記事
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楽しい人は、周りを幸せに変えていく/ただしい人から、たのしい人へ 第2章
奇跡を起こす「ありがとう」/ただしい人から、たのしい人へ 第3章


あなたは
幸せを
「感じて」いますか?


「ただしい人から、たのしい人へ」小林正観(著)廣済堂出版
「ただしい人から、たのしい人へ」小林正観(著)廣済堂出版