地球の飢餓を救え。

誰にでもできる支援活動の話と私事


昨年仕事を辞め、手に職をつけ一生働きたいと思い「CAD・NCオペレーションコース」受講のために通っていた訓練校を、先月修了しました。

新型コロナの外出自粛期間があったので、1ヶ月ほど穴が開いてしまうような時期はありましたが、およそ半年間、様々な年代や環境の人々が集まったクラスで、高良先生という楽しくて人の心がわかる担任の先生にも恵まれて、初めて学ぶことが多い中でも楽しく過ごせた日々にお別れを告げるのは、感慨深いものがありました。

その最終日は、なんとなく一人ひとりがお礼の品を持ち寄って、お菓子交換会みたいな賑やかな状況になったのですが、皆がお菓子を配る中、お一人だけ、お菓子じゃないかたがいまして。

Le Patissier ケーキタオル
見ておいしい、使って楽しいタオルのケーキのプレゼント

粋な気配り、いただきました。

女子心をくすぐる出で立ち♪
こんな感じで写真撮りたくなってしまいますよね?

本物のケーキそっくりに作られた「ル・パティシエ」のケーキタオル。

そして、パッケージについているこちらの赤いカップのマーク、ご存知でしょうか?

この「レッドカップキャンペーンマーク」がついた商品を購入すると、その売り上げの一部が企業から国連WFPに寄付されるというものなんですね。

可愛いイチゴの小さなオブジェはマグネット使用という気配り
タオルは安心の今治タオル

いま、世界には飢餓で多くの命が失われていること、食べるために働いて学校に行けない子どもたちがまだまだいること、この状況を多くの人に伝え、1人でも多くの子どもたちに学校給食を届けるためのキャンペーンです。

目印は、国連WFPが給食を入れる容器として使っている、赤いカップ。 赤いカップは、子どもたちの未来への希望のシンボル。 このカップを目印にして、皆さんに学校給食支援にご協力いただく機会をご用意します。

皆さんの力で子どもたちに給食が届き、世界がより良くなっていく、 それがレッドカップキャンペーンの願いです。

国連WFPレッドカップキャンペーンのサイトより


例えば、チキンラーメンですとか、身近なものも対象商品となっていますので、誰でも気軽に寄付支援への参加ができます。

対象商品など、詳細はこちら
レッドカップキャンペーン対象商品


ちなみに、私は、本日より、再就職し、新たな人生を歩み始めました。

CAD・NCに直接関わる仕事ではないですが、職人的仕事という意味では近いものがあり、まさに私がつきたいと思っていた仕事です。
初めての業界なので、もちろんアシスタントからのスタートですが、フォトグラファーの道、心から憧れていた世界で、一から頑張ります。

今日は初日で、いきなりの現場はそれはもう大変で、体力も相当必要、軽く怒られてしまうことも数回ありましたが、カメラ・写真の腕を磨きたくてしょうがなかった私は、嬉しい、幸せ、の気持ちがずっとまさっていて、明日も楽しみでしょうがないです♪

私が心から望んでいたクリエイティブな業界となるので、グラフィック処理能力を伸ばすとともに、きっとアイディアの幅も広がると思うので、趣味でCADを続けて、デジタルファブリケーションも楽しんで、何か面白いことにつなげていければと思っています。

これまで訓練所で時間を共にしたクラスメート、先生、支援してくださった皆様に、新たな人生への道筋を作っていただけたことを、心から感謝を申し上げたいです。
本当に、ありがとうございました!!


デジタルファブリケーション関連の記事はこちら
できることをコツコツと/東北のパイオニア “テルえもん”こと小原照記氏
いわてデジタルエンジニア育成センター訪問記/小原照記さん主導の3D技術推進活動
ファブラボ仙台で自由で楽しいものづくり!/きっと面白いコトに出会えるデジタル工房


あなたも
お気軽寄付支援
してみませんか?

いわてデジタルエンジニア育成センター訪問記

小原照記さん主導の3D技術推進活動


昨日、CAD・NCオペレーションコース受講のために通っていた訓練校を修了しました。
そして、本日は、さらに学びを深めたいと思い、3D技術に興味を持つユッコちゃんと共に、小原照記さんがセンター長を務める、いわてデジタルエンジニア育成センターを訪問してきました。
小原さんについては、5月22日の記事「できることをコツコツと」でも、取り上げさせていただいています。

いわてデジタルエンジニア育成センターは、3次元ものづくりにこだわった人材育成、企業支援をおこなっている施設で、岩手県北上市にあります。

北上駅
北上オフィスプラザ
北上オフィスプラザの1階にいわてデジタルエンジニア育成センターがある
いわてデジタルエンジニア育成センター
オフィス内に、切削機や3Dプリンター、3Dスキャナーなど、数種類の設備が備えられている
3Dプリンターやワークステーション
感触が面白いクレイモデラー(右手)と3Dマウス(左手)
別室には、超ハイテクなマルチマテリアル・フルカラー3Dプリンタ「Stratasys J750」なども
超高速でフルカラーでの3Dデータ取得が可能な3Dスキャナ「GO!SCAN50」
「Stratasys J750」で出力された造形物と、使用料金表
センターのご紹介資料
子供や親子を対象とした教育を行われていることも興味深い
新型コロナウィルス支援のために小原さんが自身の3Dプリンターで制作されたマスクをいただいた!
小原さんは、このマスクを寄付という形で無償提供されている


小原さん、この度も、貴重なお時間を割いていただき、ありがとうございました。

「北上市地域おこし協力隊」の小澤さんのご紹介もしていただき、大変有意義な時間を過ごすことができました。

☆小澤さんが発信されている「きたかみ仕事人図鑑」

ご親切に色々とても参考になるお話をたくさん聞かせていただき、本当にありがとうございました!

私たちは、この時間を絶対に無駄にしません!!
ね、ユッコちゃん!!


あなたには
3D技術による様々な可能性
どう映りますか?

Fusion 360 マスターズガイド ベーシック編 改訂第2版

小原さん著作の、フリーの3D CADソフト「Fusion 360」の解説本です。
初心者にも大変優しく、応用力、そして、3Dプリンターの基礎知識まで得ることができるという、秀作です。
この本の活用実体験は、また改めてアップさせていただきます。

プチ DIY

ITライフのアップデート


今日は、新しいパソコンを設置しました。

これまで、
Windowsデスクトップ(弟の自作品)

Windowsラップトップ

MacBook Air
と使ってきて、ここしばらく相棒のMacは、写真などの画像を編集するために、標準よりスペック高めで購入したものの、このところ、容量がきつくなってきてしまい、再起動することが多発していました。

訓練校でCADの学習中なので、外出自粛期間中、練習したかったのですが、おそらくインストールできても、サクサク使えないだろうと思い、諦め、HPの作成に専念していました。

しかし、HP作るにも、文字だけなら平気なのですが、画像編集もするし、私はかなりマルチタスクで作業するので、どうしても時々フリーズしてしまいます。

※マルチタスク:複数のタスク(仕事)を同時並行して実行するコンピューターのシステム

これを機に、新しくパソコンを買うことにしました。

そこで、2D-CADも3D-CADもサクサク動く、訓練校のパソコンのスペックを参考にしました。
ただ、このスペック、ワークステーションレベルとなり、お高いのです・・・
しかし、これも自己投資と、意を決しました。

※ワークステーション:高いCPU性能や高性能なグラフィックスの機能を搭載した、一般的なパソコンより高性能なコンピューターのこと

でもちょうど、運よく、私の欲しいものが4割引きセールしてまして。
通常だと20万円以上するものが、10万円台で購入できました。
(OS:Windows 10 Pro、グラフィックスボード:NVIDIA Quadro P400)

今回購入したのはデスクトップ型なので、設置場所は、通常作業しているデスクではなく、テレビをモニター代わりにするべく、テレビのそばに決めました。

2000円で買ったミニテーブルの脚をノコギリでカットして、もともと備えていたテレビ台の棚の高さを変えて、その下に設置して、ブルーレイプレーヤーを載せ、肝心のパソコンも無事、収まりました。

ノコギリといい、設置雰囲気といい、女子感がないですが、こういうDIY的な作業は楽しいので、好きです♪

※DIY:「日曜大工」のこと。Do It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)の略語で、「自身でやる」の意。

パソコンが、問題なく起動することも確認。インターネット接続もOK。
モニター代わりのテレビの画面は、Macの美しい画面とは違いますが、大きいので、CADや画像の編集には重宝しそうです。

快適になったシステムで、また色々やれることが増えそうな気がしています。
というか、投資した分、やらねばです。
一人でも多くの皆さまのお役に立てるよう、精進してまいります☆

あなたは
DIY
お好きですか?

できることをコツコツと

東北のパイオニア “テルえもん”こと小原照記氏


今、この不安定なご時世で、焦りがちになったり、目先の利益に目がくらむ人や、何か大事なことを見失いかけている人がいるような気がしています。

コロナのせい、誰かのせいと、自分の正当性ばかり主張するようなことをしていたら、得があるどころか、信頼を得られない人になってしまいます。

しかも、そういった発言をする人は不安な情報にばかり目が行きやすくなり、嫉妬や批判的な気持ち、怒りなど、ネガティブな感情に支配され、その人自身の精神衛生上も全くよくありませんし、周りの空気も悪くなるばかりで、人も離れていってしまいます。

しんどい思いをしているのは、みんな一緒。
こういう状況の中で、現状を少しでもよい方向、明るい方向にもっていくには、自分には何ができるかを考えるのが賢明だと思います。
人を責めたり、嘆いたりするようなことに時間を割くのではなくて。
被害者意識も手放して、人を変えることより、自分自身が変わること。

そこで今回は、この世情にあって、決してぶれることなく、自分が今できること、これからできることを真摯に考え、行動にあたっている、小原照記(おばらてるき)さんをご紹介したいと思います。

小原さんは、いわてデジタルエンジニア育成センターのセンター長でいらっしゃいます。
地元・岩手を元気にしようと、ご自身の得意な分野で、ご活躍されています。

小原さんの得意な、というか多分、愛してやまない分野、それは、ここ数年、私も注目している、3次元技術です。
3次元CADを中核として、デジタルものづくりエンジニアの人材育成、企業のサポート・導入の支援に尽力されていて、私が考える3D技術分野における活動の理想形を実現されている、まさに、師匠的存在です。

私は、昨年、前職を辞める直前に、小原さんに私の職場までお越しいただき、また、辞めた後は、私が、小原さんが所長を務めるいわてデジタルエンジニア育成センターを訪問させていただきました。

小原さんは、単に3D技術の分野でその能力を活かしているというだけではなく、その心意気が素敵なんです。
常に、どうしたら人の役に立てるか、を考えていて、とっても心があたたかいかたです。

下記の「きたかみ仕事人図鑑」というウェブサイトの記事に、小原さんがコロナに挑んだ活動の様子が記載されていますので、是非、ご覧になってみてください。

また、当HPのリンクのページにも、小原さんのHPへのリンクを置かせていただくことをご許可いただきました。
小原さんは、HPも数種類お持ちなんですが、その全てが美しく、わかりやすくまとめれらていて、本当に尊敬します。

私も、自分の好きなCADや3D技術の分野で手に職を付け、社会の役に立つこと、一生働き続けることと、あわせて、ボランティアも含め、自分の好きな世界を回らせるための資金源にすることが目標です。
コロナだとか、経験不足な点とか、色々壁はありますが、一度きりの人生ですので、諦めずにやっていこうと思います。

あなたの今できることは
なんでしょう?


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いわてデジタルエンジニア育成センター訪問記

訓練再開☆

雨にもコロナにも負けず


数日前までの夏日に打って変わって、また寒くなって、今日も冷たい雨でしたね。
コロナといい、昨今の気候といい、現代人に対しての、何か、宇宙からの警笛なんではないだろうか、と思ったりもします。

ところで、現在、私は、職業訓練校へ通っています。
受講科はCAD・NCオペレーション科です。

私は、以前の職場で、事務職の傍ら、3Dプリンター等の機器を扱うこともあり、それがとても面白かったので、それらの知識と技能をさらに深め、手に職をつけて、人生100年時代と言われるこれからを生き抜ける人材になりたいと考えました。

それで今に至るのですが、新型コロナウィルスによって、しばらく授業も休講となっていました。
突然の休講のお知らせでしたので、その時はショックも受けましたが、それで家時間ができたことにより、私は、このウェブサイトを独学によって、立ち上げることができましたので、これはこれで、とても良い機会になったと思っています。

と、そんな状況でしたが、先日の「緊急事態宣言39県の解除」を受けて、ようやく、今日から訓練再開となり、クラスメートや先生方と、再会できました♪

ですが、色々、ありますね。
授業が延長できないだの、出席日数が修了と認められる日数を満たさないだの、揉め揉めしていて、私自身も腑に落ちないと感じてしまうような点もあったりしますが、世の中には、見えないところで相当な苦しみを負っている人もいるはず、そう思うと、あとは、ことが静かに収まるのを願うばかりです。

さて、先ほど、受講しているのはCAD・NCオペレーション科だと書きました。
「CAD・NCオペレーション」わかる人にはわかっても、わからない人にはさっぱりわからないですよね。

CADは Computer Aided Design(コンピュータ・エイデッド・デザイン)の略で、コンピュータ支援設計
NCNumerical Control(ニューメリクル・コントロール)の略で、機械制御のことを言います。
オペレーションは、機械などの運転操作のことを言います。

と言っても、やっぱり、わかりづらいと思いますので、もっと簡単に一言でまとめると、「従来の職人の技術と現代のハイテク技術を持ってする、ものづくりをする上での設計から加工をすること」という感じでしょうか。

この辺は、もう少し説明が必要だと思いますので、今回は置いておきますが、個人的には、これもアート(芸術・美術)の一種という感覚があって、興味を抱いている分野でありました。

今は、その学びを深めることができることを、とても嬉しく思っています。

これまで、脳に関する投稿をいくつかしてきましたが、人の脳というのは、何歳からでも新しいことを学び、身に付けることは十分に可能と言われていますし、私も、そう信じています。

色々あるご時世ではありますが、こうやって学べる機会が持てることに感謝し、いつまでも学ぶ心を忘れずに生きていこう、そう改めて思った本日でした。

あなたは何を学んでいる時が
楽しいですか?