心が元気になる まいにち、修造!

笑うしかない、日めくりカレンダー

新型コロナによって外出自粛を余儀なくされ、お部屋の掃除に精を出している人も多いようですね。
私も、整理整頓してまして、ちょっと面白いものが目に留まりましたので、ご紹介させていただきますね。

「まいにち、修造! 心を元気にする本気の応援メッセージ」という、PHP研究所から出されている、日めくりカレンダーです。

以前、勤めていた職場で、いろいろゴタゴタがあって毎日がしんどかった時、そんな私をみていて気遣ってくださったんですね。
同じ職場のかたが、ある日、これ元気でるからと、笑顔で私にくださったものです。

そのお気持ちも本当にありがたかったですし、この品物が話題となっているのは知っていたものの、自分では恥ずかしくて絶対買わないようなものだと思っていましたので、いただけてとても嬉しかったです。

松岡修造氏、日本を誇るテニスプレイヤーであり、うざいほどの熱血的人物で知られる、今では人気のタレントさんですね。
このかたが愛を込めて作ったという、2014年に発売された日めくりカレンダーで、ベストセラーとなりました。
日数が入っただけのものなので、曜日、月、年を関係なく、いつでも使えるものとなっています。

「干し餅は干されているようで干されていない」とか、何言ってんの?と突っ込みたくなる部分満載ですが、修造さんのあふれるユーモアと愛情と情熱から繰り出される文言に、思わず声を出して笑ってしまうこと請け合いです。

私は、基本的には、この「修造との約束!!」ページを出して飾っていて、ふと元気がなくなりかけた時などには、パラパラとめくって笑っています。

私が通常開いているページ

個人的に、好きなのは、このページです。

過去の苦しかったこと辛かったことをいつまでも引きずっていても、逆に、幸せだった思い出だけにしがみついていても、今は今。そして、先のことを考えすぎて急ぎすぎたり、案じすぎて不安な想像ばかりして二の足踏んでも、生きているのは、やっぱり今。

今、生きている、この瞬間を大事に生きることが、なにより。
そういうことなのかな、と、思います。

でも、もし、「今」も、どうしてもしんどいときには、思い出すと良い言葉があります。

後ろは見ない、前も見ない、せめて、横向きで。

無理して頑張って「前向き」でなんている必要はない。ちょっと横向いて、ゆっくりペースで歩もう、ということです。
「今」を見つめるのがつらい時も、気持ちが軽くなる言葉です。

私が20代前半だった頃、福島県で一人暮らしをしていた時、空き巣にあい、部屋を派手に荒らされるという事件がありました。
さすがにその時ばかりは一人暮らしを続けるのが怖くなり、実家に帰ることにしました。
その時に働いていた進学塾で送別会を開いていただき、教室長の先生がおっしゃってくださった言葉です。
せめて、横向きで (^ – ^)
たまには厳しく怒ることもあったけど、いつもニコニコ笑顔で、楽しくてユーモアのある、心あたたかい先生でした。


あなたは

を、生きていますか?



知っているかたは知っていると思いますが、今回ご紹介した日めくりカレンダーは、このシリーズで一番古いものです。
2015年には、「ほめくり、修造!」(“日めくり”をもじったようです…)、2019年には「まいにち、新・修造! 君ならできる!」が出され、やはり話題になっています。
私は、一つあれば十分かな、と思って自分では買っていませんが、正直なところ、ちょっと気になってます…

仙台元気塾 『オウチ』バージョン

自宅での時間を少しでも豊かに

2020年も5月に突入しました。
新型コロナウィルスの蔓延を防ぐため、自宅待機を余儀なくされている、今年のゴールデンウィーク。
緊急事態宣言も延長となる気配とのことで、春のうららかな日が続いているというのに、ひっそりと過ごさなければならないのは、憂鬱ですね。

ですが、世の中には、そんな身も心も重だるい状況を少しでも軽くしようと、色々と尽力してくださる方々がいます。
今回、私の心のサプリメントとなったのは、あるお便りでした。

それは、4月の緊急事態宣言がなされた数日後、東北福祉大学 仙台元気塾から届きました。
私が臨床美術士という資格を持っているお話は「臨床美術」のカテゴリーでお伝えしていますが、その資格取得のための講座やワークショップなどは、東北では東北福祉大学で受けることができます。そして、元気塾では、健康と学びのために様々なプログラムを地域のために提供しており、臨床美術もその一つとしてあるため、定期的にお便りいただけるのです。
(なお、元気塾のプログラムには、資格は不要で、どなたでも参加できます)

今回はなんのお知らせかなと思って封を開けましたら、見出しに「自宅で挑戦! オウチ de 元気塾 臨美編」とプリントされた用紙に、1枚のハガキ。

仙台元気塾では、お休み期間中も皆さまがこれまで積み重ねてきたものを維持し続けられるよう、『オウチ de 元気塾』を発行!元気塾でいつも行っているプログラムを自宅用にアレンジし、スタッフのコメントを添えて定期的にお届けいたします。
ぜひ裏面をご確認いただき、ご自宅での生活に取り入れていただければ幸いです。そしてまた元気でお会いできる日が一日でも早く訪れることを、教員・スタッフ一同心より願っております。

とのメッセージ。
そして、笑顔の古瀬先生。

私、元気塾に通ってるわけじゃないのに、なんてあたたかな。
古瀬先生のアイディアなんだろうな、と顔がほころびました。

ところで、古瀬先生は、臨床美術によって、子供から大人まで、多くの人々の心を明るくさせている、私のまさに師匠であるお方です☆
古瀬先生については、「心の師匠」のページにて改めてご紹介させていただきます。

さて、オウチde臨美をするにあたってのポイントは、
「*特別な画材を準備しなくて大丈夫!オウチにあるものを使って挑戦してみましょう。
 *できた作品はそのまま郵便ポストに投函。皆さんの作品が集まると・・・、どうなるかは2週間後のお楽しみ!」

とのこと。優しくて楽しい気持ちにさせてくれる気遣いがあります。

送られてきた臨床美術のプログラム内容はこちらでした。
古瀬先生の手書きでコメントが付け加えられてて、あたたかさを感じます。

本当にシンプルで、気負いなく取り組める、簡単なプログラム。
やり始めは、なんかよくわかんない・・・って気持ちだったのが、そのうちどんどん手が止まらなくなるから不思議です。
芸術家って、こんな気持ちなのかな?って思ったります。

さらに、4月末、第2弾が送られてきました。
あ!また来た!!今度はどんなプログラムだろう???
そんなふうに、気持ちをウキウキさせてくれます。

わーなんか、面白いのが出来上がったー♪
と思わず自画自賛し、笑顔になっている自分がいます。

後日、古瀬先生に素敵な企画ですねとメールでお礼を伝えましたら、いつもながらの思いやりのある気遣いの言葉に加えて、
「世の中、思いもよらない状況になり、不安に思っている方も多いかと思い『なにか1つでも夢中になれる時間を』と考えたのがオウチde元気塾でした。
一方通行ではない、双方向の関係性が生まれるのがみそです。」
とのコメント。
さすが、やはり私が心から慕うご師匠さまでした♪

なお、今回ご紹介しましたプログラムは、元気塾/古瀬先生のオリジナルであり、臨床美術の既存プログラムではございませんことを付記しておきます。
臨床美術士は3級以上の資格を持つと、自分でもプログラムを考案して、活動することができるんです♪
私も、4級止まりではなく、3級取得を目指して頑張りたいと思います☆

あなたの憂鬱な心にも効くサプリ
それはなんですか?