サイトロゴ(アイコン)を作りました☆

イメージぴったりの、お花のアレンジメント♪


このサイトのイメージに合う、ロゴ(アイコン)的なマークを作りたいな〜・・・
自分で撮った写真を使いたいけど、何を撮ろう・・・?

そう考えていたある日、お花のインターネットショップを眺めていましたら、スマイリーの花器を発見しました。

かわいい♪
モコモコした素材があたたかみを感じさせるし、白色っていうのがシンプルで花の美しさが際立ちそう♫
これを使ってロゴを作ろう!!


早速オアシスなどと共に購入しました。


花材通販はなどんやアソシエさんにて購入。
丁寧な包装、かつ迅速に対応してくださり、感謝です☆

それで、当初は、自分でアレンジすることも考えたのですが、それだとちょっと不安だし、やっぱり最初だし、プロのお花屋さんにお任せしよう、と思いました。

そこで、ご相談したのは、近所のお花屋、レヴェルベールさんです。

外出するとよく通る道沿いにあるので、店先に並ぶ美しい花々に、いつも心を癒されていました。
是非とも、ここ、レヴェルベールさんにお願いしたい♪
花器が届く前に、もう、そう決めていました。
そして、いよいよ昨日、届いたふわふわスマイルポットと共に、相談しに行きました。

私のホームページ名称とイメージ、この花器を使ってアイコンを作りたいとお伝えし、あとはほとんどお任せ。

そして、本日、出来上がってきたのは、こちらです☆

わーい、すごーい、イメージ通り!可愛すぎる〜♡
気持ちが和んで、思わず微笑んでしまうアレンジメント♫

早速、アイコンにも設定しました♪


イメージを伝えただけで、お任せしますーって無理を言ったにもかかわらず、とっても素敵にアレンジしてくださって、レヴェルベールさん、本当にありがとうございました。

ちなみに、レヴェルベールさんについてですが、いただきましたご案内カードによると、

「『レヴェルベール』とは『街路灯』のこと。ほのかでやわらかい灯りのようにただ、そこにあるだけで心をやさしくしてくれる、そんなお花たちを、みなさまに。」

とのこと。
どうりで、いつも、そこを通るたびに和まされるわけでした。

レヴェルベール 仙台のお花屋さん
営業:10:00〜18:30(日曜定休・臨時営業あり)
住所:仙台市青葉区木町通1丁目6−21パークサイド木町1F
TEL:022−722−3875
FAX:022−722−3876


あなたはどんなお花に
心がやさしくなりますか?

私のピアノ人生

再びピアノが弾けるようになりたい・・・


私の趣味の一つに、音楽を聴くこと、があります。ジャンルは、幅広いです。
演歌や、ジャニーズなどのコテコテのジャパニーズポップスは苦手ですが、それ以外は割となんでも聴きます。

多分、小さい時から音楽に触れていたというのが、理由の一つかと思います。

まずは父の影響です。私の父は、若い頃バンドマンだったため、アコギ、エレキといったギターを数本持っており、私が生まれた後も、よく弾いていたこと、なんらかの音楽のレコードやカセットテープ、CDを常に流していたこと、家でも車でも音楽プレーヤーから流れる音にはちょっとだけこだわっていたことなど。

また、私は、幼稚園の頃にオルガン、小学からはピアノを習わされたこともあり、練習は嫌いでしたが、学校の授業も含め、音楽は好きでした。

小さい時からピアノのレコードを暗い部屋で一人で聴く、なんてことも好きでしてましたが、ピアノのレッスンに通うことについては、中学くらいの時には嫌になってきていました。
そして、一般的によくあることだと思いますが、受験勉強しなきゃ、を理由に辞めました。正直、こじつけ、なんですけど。

それでも、家にピアノはありましたので、気が向いた時は弾いていました。
たまにのことなので、上達はせず、下手になる一方でしたが、弾けなくなることはありませんでした。

高校卒業後は、初めての一人暮らしの狭いアパートにはピアノはありませんでしたが、幼児教育科に進みましたので、保母(現在の保育士)資格を取るための必修として、ピアノの単元がありました。
そのため、学校でピアノの練習ができましたし、先生のレッスンも受け、最終的にクラスメート全員の前での発表会もあったので、再びそれなりに弾けるようになりました。

でも、私のピアノ人生は、そこまででした。
保育士資格は持っていますが、その仕事にはついていませんので、もう弾くことはなくなりましたし、実家にあったピアノも、20代前半の頃、手放しました。
(2022年追記:このブログを書いたのはフリーで生きていくことも視野にいた時で思いもよりませんでしたが、不思議なものでご縁があって、この数ヶ月後に保育園で働くこととなりました)

だったのですが。
自分の人生を無駄にしたくないと考えるようになった時のことは先にも書いた通りで、その時、心に浮かんだのは、美術のほかに、ピアノがありました。

またピアノを弾きたい!
一念発起して、安くはない、アコースティックピアノとタッチがほとんど変わらない鍵盤が木製の、電子ピアノを購入しました。

そして、20年近くぶりで弾くと、どうだと思いますか?
・・・弾けませんでした。
体が覚えてるかなーなんて甘い気持ちでいたのですが、泣きたくなるくらい、残念な結果でした。

ちなみに、ピアノの上に飾っているのは、私の親友、美希ちゃんが運営するピアノ・エレクトーン教室の、これまでの発表会の思い出です。
(プライバシー保護のため、ぼかしています。)
美希ちゃんは、子ども達のピアノに向き合う気持ちを大切にしている、とっても素敵な先生です。

毎回、発表会のプログラム製作を手伝わせていただいているのですが、そのお礼にと、終了後、美希ちゃんが私にプレゼントしてくれたメッセージ付きの写真達。
この思い出のお品は、私の心をいつも和ませてくれます。
今年は、記念すべき開講10回の年でしたが、コロナのため、それもお預け。でも、来年こそは行われるであろう発表会を、私も心から楽しみにしています♪

そして、今はただの飾り台になってしまっている私のピアノ・・・
私は、またピアノを弾けるようになるのか?
今後、綴っていこうと思います。


あなたの生活には
音楽、ありますか?


でも、弾けなくなったピアノに悲しむ私を励ましてくれる、一冊の本があるんです。
春畑(はるはた)セロリ氏の「ピアノのお悩み解決クリニック 練習向上編
こちらについては、また改めてご紹介いたします。

臨床美術を初体験した時の感動 その3

デジタル画とアナログ画 そして臨床美術のアートプログラム


カテゴリー「臨床美術 Clinical Art」の記事、「臨床美術を初体験した時の感動 その2 臨床美術との出会い 〜左脳と右脳〜」の続きです。

前回、左脳右脳の機能の違いについて一般的に知られていることについて記載し、最後に、デジタル画アナログ画は、それぞれ、左脳または右脳のどちらで描かれるかを考えていただきました。

答えからいきますと、左脳で描くのがデジタル画(シンボル画)で、右脳で描くのがアナログ画です。

左側がデジタル画(シンボル画)左脳、右側がアナログ画右脳を使って描いた絵

コンピューターで描くのがデジタル画、人の手で描くのがアナログ画、そういうことではないですよ。 多少なりともIT知識のあった私は、はじめ、そう思っちゃいましたけど・・・(苦笑)

※IT:Information Technology(インフォメーション テクノロジー/情報技術)

もう少し、詳しく解説しますと、
左側の絵は、太陽、月、今日の気分、星、チューリップ、家を、一枚の紙に描いてみてくださいと言われた時、一方、
右側今日の気分を描いてみてください。ただし、具体的な形やシンボル的なことは描かないでと言われて描いた絵です。

シンボル画とは、言葉を聞いた瞬間に、そのシンボル(具体的な形)が目の前にポンポンポーンと出てきたもので、左脳の絵、
対して、直線や曲線を使って抽象的に描かれた絵が、アナログ画右脳の絵です。

『気分』の絵については、「具体的な形やシンボル的なことは描かないで」と付け加えられなければ、人によって、描き出される絵は、ふた通りに分かれます。
例えば、上図の側(デジタル画)の人の笑顔の具象画と、側(アナログ画)のような抽象的な表現のタイプに分かれます。

デジタル画には、どうしても、上手い下手がでてきてしまいます。しかし、アナログ画非常に個性豊かな絵になり、「へえ、あなたの気分はこんな感じだったのね」と、上手いとか下手とかいったことではなくなります。

そして、ちょっと専門的な話になりますが、右脳を刺激すると「前頭前野(思考や創造性を担う脳の最高中枢)」が活性化され、同時に、右脳左脳を繋いでいる「脳梁」という神経網を通して、左脳を刺激することにもなります。右脳が活性化されてくると、何か理由もなく元気になってきたり、前向きになる作用があると言われています。

ちなみに、一番上の図の、右側のアナログ画については、私がその日どんな『気分』だったかのメモを裏側に書いていたのですが、「お花を買って幸せな気分で歩いていたら、知らないおばさまに微笑まれ、私も笑顔になりました」とありました。これは臨床美術の一つであるアナログ日記というものなのですが、描いている時も楽しいですし、あとあと見返してみても、面白いですよ♪

さて、私が臨床美術を初体験した時に、話を戻します。
臨床美術のプログラムには様々なものがあり、画材も絵の具や墨、パステル、画用紙に限らず和紙や粘土など、プログラムによって使用するものが異なり、とてもバラエティーに富んでいます。

この時は、オイルパステルという画材を使用して、白画用紙に描いていく、とてもシンプルなものでした。
ただ、いきなり、描きたいことを描けと言われても、描けませんよね。

先生から「まず、好きな色を3色選んでください。その中の一つで、一箇所、お好みのところに線を引いてみてください。次は違う色で引いてみましょう。今度は線で囲まれたところを塗りつぶしてみましょう。」という感じで声をかけられ、先生と一緒に一つ一つのプロセスを踏んで行きます。
考えることは考えるのですが、イチから一人で描くことに比べ、ハードルがぐっと低くなります。

このプログラムの場合、白い画用紙の上に、切り抜かれた画用紙があらかじめ貼り付けられているのですが、その段差の感触を楽しめると共に、見た目にもちょっとしたアクセントにもなっています。
最後に、描いた絵に合いそうだなと思う色の台紙を選んで、自分の好きな位置に貼り付け、完成です。

この作品も、「当サイトの背景画像について 誰でも手軽に楽しめる♪ 塩を使った水彩技法」でご案内したように、百円ショップで買った額縁に入れてみますと、雰囲気がちょっと変わります。作品感がアップしますね。

でも・・・。そうは言っても、こういった抽象画、正直やっぱり、見ただけや話を聞いただけ、ではちょっとわからない、のが多くのかたの本音かなと思います。
絵を描くのが好きだった私も、抽象画は見るのも描くのも苦手とずっと思っていました。
でも、臨床美術は、アプローチの仕方が、独特なんです。
東北福祉大学で初めてこの体験をした時、普段使っていない脳を働かせている感じ、と言うのか、なんとも言えない心地よさを得ることができ、感動しました。

その日の気分で色を選ぶ。線で描く。曲線で描く。点で描く。塗る。指でのばしてみる。台紙に貼る時の見立てを考える・・・時間にして3・40分くらい。没頭します。

抽象画(アナログ画)って、意外と面白いんだな。初めてそう思いました。
語彙力の乏しい私には、ここまでしか言えません。上手く伝えられないのがもどかしいのですが、これは、やってみた人でないとわからない・・・

ちなみに、こちらのりんごのように、見たものを描く、具象的なプログラムもたくさんあります。
ただ、アプローチの仕方が違うのです。普通の描き方ではない。それが、誰にでもできて、面白い。そして、そこにある心が素晴らしい。
その辺のことについては、またおいおい、ご紹介したいと思います。

なお、左脳と右脳に関しましては、カテゴリー「体の健康」の記事、「驚異と感動の実話 奇跡の脳 その1 〜脳科学者の脳が壊れたとき〜」も、あわせてご参照いただけましら嬉しいです。


あなたの
右脳は
活発ですか?
創造活動


本投稿には、臨床美術士5級のテキストと、市販されている本「臨床美術 認知症治療としてのアートセラピー」を参考にしました。市販本の著者は故・金子健二先生で、宮城県出身の彫刻家であり、臨床美術の創始者です。

葛飾北斎 生誕260周年

日本を誇る浮世絵師 北斎を楽しもう♪


今年、2020年は、日本の誇りである浮世絵師、葛飾北斎の生誕260周年ということで、関連するイベントや映画など、北斎ファン、美術ファンはのみならず、普段は美術に馴染みがないという人にとっても、楽しめる企画が色々と計画されています。

実は、本来は、今年はオリンピックで日本に世界中の人々が集まるはずだったため、北斎の生誕260周年記念の年だからということだけではなくて、海外での浮世絵人気は絶大ですので、今年の日本は、史上最大の浮世絵イヤーとなるとも、ちまたでは言われていたんですね。
残念ながら、新型コロナウィルスによって、それもお預けとなってしまいましたが・・・

こちらは、2017年にロンドン観光した時のもので、大英博物館の写真です。
世界最大レベルの博物館で北斎の展覧会が開催されていたので、日本人として誇らしげな気持ちになりました。

上が大英博物館の正面入口、下が建物内部の中心部
ちょっと小さくてわかりずらいかもしれませんが、看板には、北斎の最も有名な作品「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」と、展覧会タイトル「Hokusai beyond the Great Wave」と印されています

※富嶽三十六景 神奈川沖浪裏(ふがくさんじゅうろっけい かながわおきなみうら)
※Hokusai beyond the Great Wave(ホクサイ ビヨンド ザ グレート ウェーブ/北斎 大波を超えて)

参考関連記事:大英博物館の北斎展「Hokusai: beyond the Great Wave」(英国ニュースダイジェスト)


さて、下記のキャッチコピーは、私が愛読している雑誌和樂(わらく)」のホームページ記事から。

「葛飾北斎、生誕260周年!

2020年はHOKUSAIムーヴメント!

あらゆるジャンルで目撃せよ」

こちらにも記載されているのですが、本来でしたら、今月(2020年5月)末から、葛飾北斎を題材にした映画「HOKUSAI」が公開されるはずだったんです。
北斎の知られざる人生を、数々の作品と共に映画化されるとのことで、とても楽しみにしていたのですが、こちらもコロナの影響で、公開は来年に持ち越されることとなりました。
キャスティングも演出もとても良さそうで、きっと面白いと思います。

映画「HOKUSAI」
公式サイト:https://www.hokusai2020.com/index_ja.html


ところで、そもそも、浮世絵ってなんなの?という話ですが、こちらも、和樂の記事にわかりやすい解説がありましたので、一部抜粋します。

日本を代表するアート・浮世絵

浮世絵は、江戸時代に成立した絵画様式のひとつです。江戸時代の幕開けと共にその歴史は始まり、生活流行遊女役者などをテーマにした絵画で、庶民層を中心に盛り上がりをみせました。ちなみに浮世絵の「浮世」とは「憂世」に由来し、江戸の世を謳歌(おうか)しようとする風潮の中で、浮かれて暮らすことを好んだ人々が「浮世」の字を当てたとされています。

浮世絵の表現技法は、大きく肉筆画木版画のふたつがあります。浮世絵菱川師宣(ひしかわ もろのぶ)の肉筆画に始まり、鈴木春信(すずき はるのぶ)らによる「錦絵(にしきえ)※」と呼ばれる技法によって、大きく発展しました。

錦絵・・・浮世絵といえばまず思い浮かべるであろう、木板を用いた鮮やかな多色摺りの版画

浮世絵とは?代表作品と絵師たちをまとめて解説【初心者必読】(和樂web)

また、江戸幕府が初めて参加した万博が、1867年(慶応3年)のパリ万博で、それ以降、マネドガモネらの画家が浮世絵をはじめとする日本美術の魅力に気づき、主題やモチーフのみならず、造形原理のレベルにまで自らの作品に取り入れていったと言われています。特に、オランダ人画家のゴッホが、浮世絵に魅せられていたというのは有名な話です。この、19世紀、ヨーロッパの画家や文学者を中心に広まった日本愛好・日本趣味をジャポニスムといいます。

※フランス語ではJaponisme(ジャポニム)、英語ではJaponism(ジャポニム)となります。

映画「HOKUSAI」、公開が待ち遠しいですが、コロナも落ち着いてくれば、各地で、北斎生誕260周年にちなんだ展覧会なども開催されるはずですので、まずはそちらから楽しんでいきたいと思います♪


2020年7月11日追記
浮世絵がお好きなかたは、こちらの記事「世界に誇れる日本のアート GIGA・MANGA@東北歴史博物館/江戸戯画(GIGA)から近代漫画(MANGA)までをたどる漫画の歴史展覧会」も併せてどうぞ。


あなたも、この機会に
浮世絵、楽しんでみませんか?

驚異と感動の実話 奇跡の脳 その1

〜脳科学者の脳が壊れたとき〜


臨床美術を初体験した時の感動 その2」で、左脳と右脳について少し書きました。
今回は、その左脳と右脳に関わるお話として、私が心からお勧めしたいと思う、1冊の文庫をご紹介させていただきます。

奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき (新潮文庫)、アメリカの脳科学者、ジル・ボルト・テイラー氏による、自叙伝です。

原題は「My Stroke of Insight」(マイ・ストローク・オブ・インサイト)で、この本の訳者である竹内薫氏による説明が、前半ページに記載されています。

「本書の原題は「My Stroke of Insight」であり、その元の意味は、『脳卒中』(stroke)と『一撃で生じた』(stroke of 〜)の掛け詞(ことば)になっている。insight(洞察)は、これまでになかった新たな発見、ひらめき、見抜く力のこと。
つまり、脳卒中によってテイラー博士は、劇的に、あることに気づいたのである。」

ハーバード大学で脳神経科学の専門家として活躍していた女性、テイラーさんが、37歳の時に脳卒中に襲われてから回復するまで、そして、この体験によって自身が得ることのできた発見についてを語られた、大変興味深い本です。

「わたしは30代の半ばにあり、仕事も私生活も順風満帆でした。ところが一瞬にして、バラ色の人生と約束された未来は、泡のように消えてしまったのです。
1996年の12月10日の朝、目が覚めたとき、わたしは自分自身が脳障害になったことを発見しました。
脳卒中を起こしていたのです。
4時間という短い間に、自分の心が、感覚を通して入ってくるあらゆる刺激を処理する能力を完全に失ってしまうのを見つめていました。珍しいタイプの出血が、わたしを完全に無力にし、歩いたり、話したり、読んだり書いたり、そして、人生のどんな局面をも思い出すことができなくなってしまったのです。」

第1章でこのように述べられており、続く第2章から4章において、テイラーさんが、その朝、一人暮らしのアパートで目が覚めた時から、脳卒中を起こし、自ら助けを求めるまでの過程を詳細に書かれています。
それが、凄くて!
初めて読んだときは体がゾワゾワしました。
脳卒中、ですよ?
頭の中で大出血が起こっているという時の状況を、実況中継さながら綴られており、一気に読み進めました。
テイラーさんはその時の気持ちをこう述べています。

「ああ、なんてスゴイことなの!」
「そうよ、これまでなんにんのかがくしゃが、脳の機能とそれがうしなわれていくさまを、内がわから研究したことがあるっていうの?」
「おぼえていてね、体験してることをぜんぶ、どうか、おぼえていてね! こののうそっちゅうで、認知力がこわれていくことで、まったくあたらしい発見ができるように−−−」

(注:本文をそのまま記載しています。平仮名が多いのは、テイラーさんの意識が脳卒中によって犯され、認知力が失われていく過程で思い描かれたことなので、あえてそのように表現されているものです)

神経科学者魂とでも言うべきものを持ち合わせていた人だったから、起きた奇跡と幸運だったのかもしれません。

また、彼女は、「若い頃から、
物事が分類や区分けの面でどのように異なるか(=左脳)ということよりも、
物事がどのように直感的に関連しているのか(=右脳)ということのほうに興味を抱いていました。わたしの心は、
言葉で考える(=左脳)よりも
絵で考える(=右脳)ほうが好きなのです。」
と述べており、もしかしたら、そのおかげで、現代のプッシュ式の電話を視覚的パターンで押すことを記憶していたため、助けを呼ぶことに成功したのかもしれない、昔のダイヤル式電話だったら生き残れただろうか、と分析している点について、私は関心を持ちました。
左脳と右脳の機能の違い、が、人生に、何か、影響を及ぼす可能性・・・

この本についても、ちょっと一回では書ききれそうにありません。
テイラーさんが、この本の最後で、

「この本は、わたしが脳卒中で人間の脳の美しさと回復力を発見した物語です。
それは、左脳が衰え、ふたたび回復するのを体験するのがどんな感じか、一人の神経科学者の眼を通して見た、個人的な記録でもあります。
この本が、健康な脳と病気の脳の働きについて新しい発見(insight)を提供することを心から望んでいます。
この本は一般の読者向けに書いたものですが、できれば、脳の外傷から回復中の方や、そういった患者さんを看護する方々に、この本のことを教えてあげてください。」

と、おっしゃってますし、私も、テイラーさんのお気持ちに賛同しますので、多くの方が、この本を手に取ってくださったら良いなと思っています。

・・・とは言っても、活字が苦手なかたも多いと思いますので、せめてもの参考までに、また次回、テイラーさんの語る、左脳と右脳について、私が個人的に思う興味深いポイントについてを、お伝えさせていただきたいと思います。

この続きは、こちらです↓
驚異と感動の実話 奇跡の脳 その2


あなたは脳の奇跡
信じますか?

奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき (新潮文庫)

今日は、母の日

料理本 親に作って届けたい、つくりおき


今日は、2020年5月10日、第2日曜日、母の日ですね。

私は、「はじめに」と「臨床美術を初体験した時の感動 その1」でも触れましたが、父が亡くなった後、母は出ていきましたので、母とは、10年以上、まともに会っていません。まともに、というのは、身内のお葬式の場とか震災追悼式の会場で顔を見ることや、突然押しかけられたりで、これまで3度くらい軽く出くわすようなことはあったということです。

母について書くとなると、おそらく本ができてしまうほどだと思うので、ここでは書きませんが、色々あって、母は、母自身の実家も含め身内とは一切の縁を切るという形で出ていきました。

私の義妹(弟の奥さん)は、一番そのことでは苦労しているので、恐らく母のことは一生許さないと思います。
私の父の妹である叔母も、自分の母親(私の祖母)を見捨てられたことになるので、一生許さないと思います。
また、私の母にも、許されないことをしたんだという自覚はあると思います。
私も、一生許されることではないと思っていました。

ですが、私の中ではもうとっくに許してるんです。
私の、母なので。
なんで私なんか産んだのと恨んだこともあります。
喧嘩した時には、母から「あんたが勝手に生まれてきた」と言われたこともありましたし。
でも、やっぱり今は、産んでくれたことに感謝してます。
血を分けた、たった一人の母なので。
世の中には、母親の顔を知らない人もいます。
だから、やっぱり私は恵まれてます。

そんなわけで、私の場合は母には会いませんが、日本国民にとって、母の日は、やっぱり大事な日かなあと思います。

そこで、今日は一冊の本をご紹介したいと思います。

介護じゃないけど、やっぱり心配だから 親に作って届けたい、つくりおきという料理本です。
著者は、料理研究家である林幸子氏です。

なぜ、現状、親がいないに等しい私がこの本を持っているかというと、もともと料理本が好きということと、この本のレシピがシンプルなものばかりで、各ページのデザインも綺麗でわかりやすくまとめれているので、親に作ってあげるわけじゃなくても、役に立ちそうと単純に思ったからです。

この本で、モットーにされているのは

「作る人は無理なく! 食べる人は気兼ねなく!」

で、林さんが考案された「『親つく』を笑顔で続けるためのコツ」というのが、とても良いんです♪

そしてこの本、2018年に発刊されて、2019年には7刷となっているくらい、人気です。
林さんの親御さんに対する愛情が、自然に、結果として、全ての人の日々の生活にやさしい形になっていったんだろうなと思います。

今回はこのレシピの中から、一品だけご紹介しますね。
「豚肉とごぼうのポン酢煮」です。

ご飯も、同じ本に掲載されているレシピ、小松菜と油揚げの「菜めし」です

先日、そら豆の記事でも、食材に取り上げましたが、今はちょうど新ごぼうの季節です。
このレシピページに載っている林さんの「知っ得メモ」によると、

「ごぼうは皮をむく必要も水にさらす必要もなし。香りとうま味は表皮の下にあるので皮をピーラーでむいたり、こそげたりしないこと。泥つきならたわしでこすり洗いを、洗いごぼうならざっと水で洗えばよい。ごぼうから出る色はアクではなくポリフェノールだから、白く仕上げたい場合以外はざっと洗えば栄養的にもOK。」

まさに、目からウロコでした♪

調理法としては、ポン酢しょうゆをからめたしゃぶしゃぶ用豚肉をレンジ加熱し、そこにささがきにして軽く洗って水気を切ったごぼうを散らして、出汁を加え、再びチンするだけという手軽さ。

このほかのレシピもこんな感じで、2〜4ステップでまとめられており、保存期間や保存の仕方、食べ方など、また付録として防災についての豆知識も記載されていたりして、私たちの暮らしに寄り添った、とても素敵な本だと思います。


あなたは
お母さんへ、感謝の気持ち
お伝えしましたか?

介護じゃないけど、やっぱり心配だから 親に作って届けたい、つくりおき

現実と対峙しつつ現実逃避できる映画 LIFE!

観終わった後の心はポカポカです♪

昨日、松岡修造氏の日めくりカレンダーについて紹介させていただきましたところ、友人が「(自分の場合は)後ろを見るな!前も見るな!現実も見るな!って感じ・・・」と、切ないことを言ってきました・・・

働く現代人はつらいですね。
私みたいに、精神を蝕む仕事に見切りをつけて、思い切って辞めてしまうっていうのは、そうそう簡単ではないと思います。
現実と向かい合うのが嫌になることがあっても、重い責任を持つことも増えてくれば、逃げるわけにはいかないというのが、やるせない現実だと思います。

そんな時、一時的なものかもしれませんが、現実逃避ができる映画を観るのはいかがでしょうか?

私が、日々頑張って働くサラリーマンに特にオススメしたいと思う映画は、こちら、日本では2014年に公開されたハリウッド映画

「LIFE!」

です。

この画像は、公開当時に配布されていたチラシの表側です。
キャッチコピーは、

「この映画には『!』がある」

「生きてる間に、生まれ変わろう。」

です。

こちらは、チラシの裏側です

ところで、私は映画を、DVDなどではなく映画館で観るときには、必ずパンフレットを買うことにしています。パンフレットは映画を観た後に読むのですが、面白い発見があったりして、映画の楽しさが倍増するので、いつもセットにしています。

さて、この「LIFE!」について、パンフレットに記載されている内容の一部を抜粋してご紹介しますね。

「『LIFE!』は、ごく平凡で地味な男性に降りかかった思いがけない転機を描いたファンタスティックなヒューマン・ドラマだ。目の前の仕事や家族の事情などの現実に押し流され、夢を追いかけることを諦めてしまった主人公ウォルターは、誰もが『これって自分のことかも』と思い当たるキャラクター。そんなウォルターが暗いオフィスを飛び出して未知なる外界への旅に出発し、自分自身の可能性を再発見していく姿には深い共感を覚えずにはいられない。そう、このいかなるフィクションよりもドラマティックな人生のすばらしさを歌い上げた珠玉のストーリーは、観客であるあなた自身の物語でもあるのだ。」

パンフレット表紙見開き
パンフレットの真中ページ見開き

TO SEE THE WORLD
世界を見よう

THINGS DANGEROUS TO COME TO
危険でも立ち向かおう

TO SEE BEHIND WALLS
壁の裏側をのぞこう

LIFE!

TO DRAW CLOSER
もっと近づこう

TO FIND EACH OTHER
お互いを知ろう

AND TO FEEL
そして感じよう

THAT IS THE PURPOSE OF LIFE
それが人生の目的だから

『LIFE』といえば、「世界を見よう、危険でも立ち向かおう。それが人生の目的だから」というスローガンを掲げるニューヨークの伝統あるフォトグラフ雑誌です。そのLIFE写真管理部に勤める、地味で平凡かつ風変わりな空想癖のある男性が主人公ということで、様々な空想シーンが出てくるのですが、それがハリウッド映画ならではのハイパー・リアルなビジュアル化で、観ていてとってもワクワクし、現実逃避できます。

物語としては、そんな主人公が、結局現実と向き合わなければならず、いたしかたなく旅に出ることになってしまうという流れなのですが、その道中に起こることが、ドラマチックで、ドキドキして、笑えて、面白い、というものです。
主人公が、旅路で、自転車やスケートボードで広大な自然の真っ只中を突き進むシーンは観ていても爽快です。

観終わったあとは、なんだか心がポカポカしてますよ♪

VFX(ビジュアル・エフェクツ/特撮)の効いた視覚的に面白い映画は、やはり観るに限りますので、映画予告編をつけておきますね。ちょっと長めのおよそ6分間ではありますが、面白いので観てると意外とあっという間です。

やるべきことをおろそかにして現実逃避するというのはあまりよろしくはないでしょうけど、心の休息としての現実逃避は、むしろ積極的にすべきと言われます。

心を豊かにするためにも、効果的に、現実逃避の時間を生活に取り入れていきたいですね。


あなたの
現実逃避方法は
どんなですか?

ちなみに、この映画も、サウンドトラックがとても人気で、私にとっても、お気に入りの1枚です♪

心が元気になる まいにち、修造!

笑うしかない、日めくりカレンダー

新型コロナによって外出自粛を余儀なくされ、お部屋の掃除に精を出している人も多いようですね。
私も、整理整頓してまして、ちょっと面白いものが目に留まりましたので、ご紹介させていただきますね。

「まいにち、修造! 心を元気にする本気の応援メッセージ」という、PHP研究所から出されている、日めくりカレンダーです。

以前、勤めていた職場で、いろいろゴタゴタがあって毎日がしんどかった時、そんな私をみていて気遣ってくださったんですね。
同じ職場のかたが、ある日、これ元気でるからと、笑顔で私にくださったものです。

そのお気持ちも本当にありがたかったですし、この品物が話題となっているのは知っていたものの、自分では恥ずかしくて絶対買わないようなものだと思っていましたので、いただけてとても嬉しかったです。

松岡修造氏、日本を誇るテニスプレイヤーであり、うざいほどの熱血的人物で知られる、今では人気のタレントさんですね。
このかたが愛を込めて作ったという、2014年に発売された日めくりカレンダーで、ベストセラーとなりました。
日数が入っただけのものなので、曜日、月、年を関係なく、いつでも使えるものとなっています。

「干し餅は干されているようで干されていない」とか、何言ってんの?と突っ込みたくなる部分満載ですが、修造さんのあふれるユーモアと愛情と情熱から繰り出される文言に、思わず声を出して笑ってしまうこと請け合いです。

私は、基本的には、この「修造との約束!!」ページを出して飾っていて、ふと元気がなくなりかけた時などには、パラパラとめくって笑っています。

私が通常開いているページ

個人的に、好きなのは、このページです。

過去の苦しかったこと辛かったことをいつまでも引きずっていても、逆に、幸せだった思い出だけにしがみついていても、今は今。そして、先のことを考えすぎて急ぎすぎたり、案じすぎて不安な想像ばかりして二の足踏んでも、生きているのは、やっぱり今。

今、生きている、この瞬間を大事に生きることが、なにより。
そういうことなのかな、と、思います。

でも、もし、「今」も、どうしてもしんどいときには、思い出すと良い言葉があります。

後ろは見ない、前も見ない、せめて、横向きで。

無理して頑張って「前向き」でなんている必要はない。ちょっと横向いて、ゆっくりペースで歩もう、ということです。
「今」を見つめるのがつらい時も、気持ちが軽くなる言葉です。

私が20代前半だった頃、福島県で一人暮らしをしていた時、空き巣にあい、部屋を派手に荒らされるという事件がありました。
さすがにその時ばかりは一人暮らしを続けるのが怖くなり、実家に帰ることにしました。
その時に働いていた進学塾で送別会を開いていただき、教室長の先生がおっしゃってくださった言葉です。
せめて、横向きで (^ – ^)
たまには厳しく怒ることもあったけど、いつもニコニコ笑顔で、楽しくてユーモアのある、心あたたかい先生でした。


あなたは

を、生きていますか?



知っているかたは知っていると思いますが、今回ご紹介した日めくりカレンダーは、このシリーズで一番古いものです。
2015年には、「ほめくり、修造!」(“日めくり”をもじったようです…)、2019年には「まいにち、新・修造! 君ならできる!」が出され、やはり話題になっています。
私は、一つあれば十分かな、と思って自分では買っていませんが、正直なところ、ちょっと気になってます…

愛の人 マザー・テレサ その2

マザー・テレサを取り巻く人々

先に投稿しました「愛の人 マザー・テレサ その1」では、私の愛読書「マザー・テレサ あふれる愛(講談社青い鳥文庫)」について、この本を書かれた写真家の沖守弘さんを中心に書かせていただきました。

今回は、この本に書かれている、つまり、沖氏が出会ってきた、マザー・テレサをとり囲む人々について、ほんの一部だけ、ご紹介させていただきたいと思います。

ユーゴスラビア(現在のセルビア・モンテネグロ)に生まれたマザー・テレサは、貧しい人たちのために働きたいと考え、18歳でインドへ行きました。
そして、数年後、ある出来事をきっかけに、自分のなすべきことは、路上で死を待つしかない人びとが安らかに死を迎えることができる<家>をつくることだと確信し、<死を待つ人の家>をつくり、その3年後には、ゴミ箱に捨てられていた赤ん坊を発見したことをきっかけに、<聖なる孤児の家>をつくりました。
他にも<移動診療所>や<平和の村>など、活動を広げるマザーの元には、多くのシスターや支援をしたいと申し出る人々が集まります。

この本には、沖氏の撮影した写真が、80枚くらい挿入されているのですが、それらの写真の、マザーの元で支援活動をしてる人々は、女性はもちろん男性も、なんだかとても端正で美しいのです。
贅沢のない暮らしをし、衛生状況にも難がある仕事をしているにも関わらず、自分に信念を持ち、心の美しさを保っているから、見た目にも表れるのでしょうか。

ところで現在では、日本でも、マザー・テレサを知らない人はいないし、今も以前も、支援者はたくさんいます。
しかしながら、当時、沖氏は、エコノミック・アニマル(経済的利益ばかりを追求する動物)と言われる日本人は、マザーの活動には無関心なのであろうと思っていたため、ある日、現地で、ボランティアに参加している日本人女性に出会った時には、驚いたのだそうです。

その女性は、商社員である夫のコルカタ勤務に同行、せっかく近くにいるのだからとボランティアに加わったのだそう。
それを沖氏が素晴らしいと賞賛したところ、

「マザーの手伝いをするというより、自分たちのためにやっているんです。
1週間に1回、それもたった2時間ぐらいのお手伝いでしかないけれど、やり終わった後の充足感というか爽快感がたまらなくてやっているので、マザーのためのボランティアなんて、そんな大げさなことではありません。動機不純かしら・・・」

と笑って語ったとのこと。

ボランティア活動をされたことがある人には、その気持ち、わかる!と思われたかた、いらっしゃるのではないでしょうか?

私も臨床美術のボランティアに参加させていただくことがあるのですが、たった数時間の活動で、やっぱり参加してよかった!と毎回心地よい充実感を得ることができます。
もし何らかのボランティアの募集など、参加したことはないけど迷っている、というかたがいらしたら、飛び込むことをお勧めします。
特に、人と直接関わり、サポートしてさしあげるような活動は、相手に喜ばれるだけでなく、自分自身が得られる感動がきっとあると思いますので。

最後に、沖氏がこの本のプロローグに、マザー・テレサの言葉から取り上げている、印象深い一言がありますので、ご紹介いたします。

「 不親切で冷淡でありながら奇跡をおこなうよりは、

むしろ親切と慈しみのうちにまちがうほうを選びたい。」


あなたにとって、
慈しみ
って、どんなものですか?

マザー・テレサ あふれる愛 (講談社青い鳥文庫)

今が旬です そら豆

さやも食べよう そら豆

スーパーに食料買い出しに行きましたら、ぷっくり緑色に輝くそら豆が目にとまりました。

ああ、そうだ、そら豆が旬の季節だったんだ。美味しそう♪
迷わず、買って帰りました。

NHK みんなの趣味の園芸によると、
ソラマメは初夏の味覚の代表でもあり、ゆでたてのおいしさは格別。
空に向かって伸びる豆の姿から「空豆」、形が繭(まゆ)に似ていることから「蚕豆」とも書きます。
「ソラマメがうまいのは3日だけ」といわれるほど、鮮度が落ちやすい野菜ですが、たんぱく質ビタミンB群ビタミンC鉄分が豊富です。
とのこと。

というわけで、早めに調理します。
分厚いさやから取り出し、薄皮をむきむきしてお目見えした、大きくふっくら、美味しそうなお豆さん。

同じく旬の新ごぼうも一緒に購入しておきましたので、桜エビとともに、炊き込みご飯にしました。

ところで、そら豆は、大きくて、むいたさや(外側の皮)がもったいなく感じませんか?
皆さんは、どうしてるんでしょう。
私は今回、ネットで見つけたレシピを参考に、パスタを作ってみました。

オリーブオイルを熱し、ニンニクアンチョビを炒め、胡椒で味付けし、そこに茹でたそら豆のさやパスタを和えて、粉チーズをふっただけの、超シンプル料理です。

ご飯も、パスタも、しっかりお豆を味わえて、季節を感じることができます。

ところで、宮城県は、そら豆の名産地といえば村田町であること、ご存知でしょうか?

村田町薄木地区そら豆の歴史が長く、日本で一番最後に出荷される「おわり初もの」の産地として評判なのだそうです。
厳しい冬を越すことで、実が引き締まり、みずみずしく香り豊かなそら豆となることが、人気の所以とのこと。

毎年、村田町では「そら豆まつり」というイベントが行われています。

今年は、6月12日(金)~14日(日)に、道の駅「村田」物産交流センターでの開催が予定されています。
その頃にはコロナも落ち着いて、多くの方々が美味しいそら豆を楽しめると良いですね。

村田町の「そら豆まつり」詳細はこちら
宮城まるごと探訪/宮城県観光連盟 HP
道の駅「村田」/村田物産交流センター HP

※2020年6月12日追記
残念ながら、今年(2020年)のそら豆まつりは中止なのだそうです。
「今年のそらまめの生育状況が異常なほどの暖冬で生育が1週間ほど進み又、5月から6月にかけて雨量不足により生育の停滞・しなび等が出て品質不良が発生しております。
この様な状況により、そらまめ販売会を行うまでの数量が見込めない状況となり、やむなく中止とさせていただきます。」
とのことで・・・
来年に期待しましょう!
道の駅「村田」HP/ドレミファそらまめ販売会の開催中止について


今回の料理で使った食材、桜えびとアンチョビを使う関連記事もよろしければご参照くださいませ。
「ギリギリ旬です アスパラ アスパラは4〜6月が出回り時期」


あなたにとって、
5月の味覚といえば、
なんですか?

NHKの趣味の講座、色々ありますが、意外と侮れません。

新型コロナの蔓延を防ぐための外出自粛が続いている中で、お庭のお手入れなり、
園芸に時間を費やす人が増えているようですね。
私は庭を持っていないので、羨ましいです。