子ども支援に尽力するアスイクさんの活動

そして私にもできる支援


今年(2021年)は、東日本大震災から10年。この震災をきっかけに、さまざまな支援団体が発足しました。
NPO法人であるアスイクさんもその一つで、代表を務める大橋雄介さんが、震災後に始めた、避難所で子ども達の学習サポートをする活動から支援の規模を広げ、ここ宮城県では現在とても大切な役割を果たす団体として存在してくださっています。

私がNPO法人アスイクについて知ったのは一昨年のことで、大橋さんから直接お話を聞ける機会があり、その取り組みにとても共感しまして、その後、活動を見守らせていただいています。

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子どもたちの幸せを願って/NPO法人アスイクさんの取り組み
子どもたちを守りたい!アスイクさんのクラウドファンディング/仙台のNPO法人アスイクさんの「食糧支援×見守りプロジェクト」
目標達成の理由はそこに愛があるから/アスイクさんからのクラファン協力御礼のお手紙

大橋さんがご友人と始めた小規模な学習支援だったものが、震災から10年を経た現在では、スタッフも100人を超えるものとなったそうで、主な活動内容は、

・保育園、児童館の運営

・学習・生活支援、不登校・ひきこもり支援、食を通した支援といったセーフティネット事業

といったもので、その他にも、子どもたちを支えるためのプロジェクト事業や、被災地やコロナによる家庭への影響などを調査する事業など多岐にわたり、宮城県内にある数カ所の拠点で、「生きづらさ」を抱える子どもたちと保護者たちへの支援に取り組まれています。

そして今年、NPO法人アスイクの設立10周年を記念してシンポジウムを開催されるとのこと。

(画像をクリックするとPDF画面が開いて拡大できます)

日本でも問題が浮き彫りになってきている子どもたちの貧困、不登校やひきこもり、そして近年よく耳にするようになったヤングケアラーといった様々な課題を解決するのは簡単なことではありませんが、この国の義務教育というシステムの中ではとても解決できることではなく、アスイクさんのような組織が主導となり周りを巻き込んで、多くの人が共に、子どもを取り巻く社会の問題を自分ごととして捉え、不幸を減らし幸せへと導くにはどうしたら良いかを考えることが大切だと思います。

今回、このシンポジウムは、学生や子育てに困難を抱えている当事者の皆さんも含めて多くの人に参加していただくために参加費無料で開催したいということで、その開催資金をクラウドファンディングで募集されています。
NPO法人アスイク10周年記念クラウドファンディング
昨年は「食糧支援×見守りプロジェクト」ということで困難を抱えた家庭に物資をお届けしたいとクラウドファンディング に挑戦し、その目標を達成されましたが、今回の趣旨は異なるのでちょっと厳しそうな感じもしますが、頑張っていただきたいです。

私は普段アスイクさんの取り組みに直接的に協力できているわけではなく、影ながら応援させていただいていますが、このシンポジウムの企画も素晴らしいですし、営利を求めていない法人には、こういった催しの開催はなかなか難しいものですので、もし私自身が当日のシンポジウムに参加できないとしても、少しでも支援できればと思い、気持ち程度ですが寄付させていただきました。

「将来を担う子どもたちのために」とはよく言いますが、私は、それよりも、ただ、「生きづらさ」を感じる子どもが減って欲しい。
「生きづらさ」を抱えた子どもは、何の支えもなければ、そのまま、「生きづらさ」を抱える大人へと成長します。
この混沌とした世の中でも、生きやすい社会、幸せな世界が広がることを願って、私にもできる支援になればと思います。

寄付は1,000円から可能ということですので、もしあなたが、現代の子どもたちとその取り巻く環境について課題を感じていらっしゃるなら、この支援についても考えていただけたら幸いです。

NPO法人アスイクのWEBサイト


あなたが考える
生きやすい社会とは
どんなものですか?

目標達成の理由はそこに愛があるから

アスイクさんからのクラファン協力御礼のお手紙


個人的に感銘を受けて以来、応援している仙台のNPO法人「アスイク」さんがチャレンジした2021年12月1日〜31日までの1ヶ月間のクラウドファンディング。
アスイクさんの取り組みは素晴らしく、少しでも多くのかたに知っていただきたいので、当サイトでもご紹介させていただきました。

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出だしの頃は苦戦したようですが、中盤を過ぎてからみるみるサポーターが増え、寄付額も増え、12月26日には、目標だった120万円を達成し、最終的には1,385,000円の支援額(支援者108名)となったとのこと。
経過は時々Webサイトで見ていましたし、ご報告のメールもいただいて、目標を達成されたことが確認できた時は、特別なことは何もできていない一支援者ながら、とても嬉しかったです。

そして、昨日ポストに、アスイクさんからのお便りが届いていました。

気持ち程度の支援しかできない立場ではありますが、やはり、応援する団体が掲げた目標を達成し、こうやってお便りなどいただけると、こんな自分でもちょっとは役に立てたかなと嬉しいものです。

ところで、今回、アスイクさんが目標を達成できたのはなぜでしょうね?
クラウドファンディングというと、寄付額毎に返礼品にも差をつけるのが慣習ですが、アスイクさんはあえてそうされていません。
でも、しっかり目標を達成されました。
この理由こそが、現代の多くの人が切望している願いに直結しているからではないかと思うのです。

さてここで、アスイクさんのHPに掲載されている、代表の大橋雄介さんのメッセージを引用させていただきます。


一人ひとりの幸せをさがす。


この先の未来を見通すことは困難ですが、after/withコロナの世界は、AIや通信規格などのイノベーションも相まって、これまでの世界とは大きく形を変えていくことは間違いないでしょう。
平均寿命が長くなる一方で、体が動くうちは働き続けなければならない社会の到来も近づいています。

生活様式や働き方、あるいは価値観が大きく変わっていく中、今日まで出会ってきたような生きづらさを抱えた子どもたちは、どのように生きていけばよいのか。
経済的な困窮、虐待、精神疾患、不登校や中退による孤立。
今を生きることだけでも精いっぱいな子どもたちは、これまでになく変化が大きく、これまでになく長時間労働ならぬ長期間労働が宿命づけられた時代に、どう生きれば幸せな人生を全うできるのか。

社会が大きく変化する今だからこそ、それを機会ととらえ、これからの生き方や幸せのカタチを子どもや若者たちとともに考えていきたい。
きっとそれは、これまでの社会に彼ら彼女らを適応させるのではなく、その人なりの答えを探すようなことだと思います。

「アスイクについて/ミッション・私たちの使命」詳細欄より一部抜粋


アスイクさんが挑んでいるのは、困難を抱えた子ども達とそれを取り巻く人々の幸せを創出すること。
そこに本当の愛がないと実現できない取り組みです。

アスイクさんの活動は、直接支援差し上げてる方々、支援を受けている方々だけでなく、間接的にでも自分以外の誰かを救うために何かしたいと思っている人たちの心をもあたため、それぞれの生きる力の源ともなり、そしてその周辺には、目には見えなくとも、やさしさの糸の絆が紡がれていくのだろうと思います。

今回のクラウドファンディングを支援した人々は、そんな愛ある活動に真摯に取り組むアスイクさんの姿勢に感銘し、また、自分も愛ある幸せな世界を広げるために貢献できるならという想いを持った人達で、そこに、返礼品が何かということは、ほとんど意味がないということでしょう。
「嬉しい」「幸せ」「良かったね」「助かったよ」「ありがとう」ただそんなあたたかい言葉の交わし合いと、笑顔を生み出すことができればいいだけ。

この科学の発達が進む現代にあって、あらゆることが過剰なほどに加速され、格差社会の問題が依然としてある中で、人間の原点を振り返り、本来の幸せについて、本当にこれでいいのだろうか?と考える人々が増えてきているということが背景にあるのではないでしょうか。
現代ならではの問題が徐々に浮き彫りになってきているという一方で、本来の人間の幸せを考えるということは正常な人間として当然のことであり、幸福な世界を創って行く上では、希望となる現実かもしれないとも思うのです。

変わりゆく困難な時にこそ必要なのは、やさしく愛のある心であるということに一人でも多くが気がつき、互いに寄り添い、支え合って生きていかねばならない、そういう段階に私たちはいるのではないかと感じています。


あなたにとっての
愛ある世界とは
どんなですか?

子どもたちを守りたい!アスイクさんのクラウドファンディング

仙台のNPO法人アスイクさんの「食糧支援×見守りプロジェクト」


『困難を抱えた子どもたちが、多様な関係の中ではぐくまれ、見守られる社会』をつくるために様々な事業を行うアスイク」という名称の、貴重な活動に取り組んでいるNPO法人が、仙台にあることをご存知でしょうか?

アスイクさんは、東日本大震災後に避難所での学習サポートをきっかけに作られた団体ですが、今では、仙台市の榴岡に事務所を置き、保育園や児童館、子ども食堂の運営などなど、震災に関わらず、宮城県内の困難を抱える子ども達の支えとなる活動をされています。

アスイクさんについては、以前ご紹介させていただいた通り、その存在を私が知ったのは、およそ1年前にアスイクさんの求人情報を目にしたことがきっかけでした。

子どもたちの幸せを願って/NPO法人アスイクさんの取り組み

当時は技術職につきたいと思い訓練校に通う直前でしたので、求人への応募ではなく、アスイクさんの活動内容を詳しく知りたいと思って説明会に行ったのがご縁で、当サイトのリンクページにもバナーを置かせていただいております。

現在、私が落ち着いた職場は、10年ほど前に私が秘書を務めていた先生がご退官後に理事長・園長を任されている保育園で、技術職ではなく、保育士資格を持つ事務員という、結局のところ事務員なのですが、アスイクさんとは近しい環境なので、親近感は増し、ますますアスイクさんを応援したい気持ちでいっぱいです。

そんな子どもたちの幸せを守るために活動されているアスイクさんが、只今クラウドファンディングにチャレンジ中です。

新型コロナウイルスの影響が出始めた今年(2020年)の3月から始めたという「食糧支援×見守りプロジェクト」。
生活が困難な子どもたちの家庭に食糧を届けるというものですが、この活動を通して、各家庭に潜む問題の発見につながったり、あたたかな心のつながりができたりと、単なる食料の支援のみで終わらないことがポイントの、素晴らしい取り組みです。

しかしながら、このプロジェクトを継続したくとも資金が足りていないとのことで、このクラウドファンディングに応募したそうです。
期間は2020年12月31日までで、目標金額は1,200,000円(300世帯への支援)。
12月15日20時現在、得られた支援総額は508,000円(サポーター44名)とのこと。
もちろん、私も応援しています!
目標が達成され、たくさんの笑顔がもたらせれることを願います。

是非、一人でも多くのかたにアスイクさんの存在と取り組みについて知っていただき、一緒に応援してもらえたらいいなと思います。

支援サイト(まちくるファンド仙台)
https://machi-kuru.com/fp/51

生きづらさを感じる人が少しずつでも減って、あたたかくて幸せな世界がどんどん広がっていきますように☆彡

アスイクさんのHPは、こちら☆


あなたも
未来を担う子ども達の
支援者になりませんか?

子どもたちの幸せを願って

NPO法人アスイクさんの取り組み


子どもの日といえば、日本は5月5日ですが、本日6月1日は、「国際子供の日」なのだそうです。
1925年8月に、スイスのジュネーヴで開かれた、子供の福祉世界会議において、制定されたとのこと。

そこで、本日は、NPO法人である、アスイクさんについて、ご紹介させていただきたいと思います。

アスイクさんは「困難を抱えた子どもたちが、多様な関係の中ではぐくまれ、見守られる社会」をつくるために、様々な事業を行なっているNPO法人です。


ところで、私がアスイクさんについて知ったのは、昨年、仕事を辞めてハローワーク(職安)の求人情報をネット検索していた時に、たまたまアスイクさんの求人記事に目が留まったのがきっかけです。

当時、私が考えていた仕事は技術職だった為、その求人に応募したかったわけではないのですが、日頃から、子どもの教育や、ボランティア活動に興味があったために、すぐにアスイクさんのHPをチェックしたんです。

それで、掲げられている、ミッション、ビジョン、ウェイ、バリューにとても共感しまして。

特に、バリューに掲げる、

「受容/自分自身も相手のことも、あるがままに受けとめる。」
「楽しむ/相手に楽しんでもらうために、自分たちが楽しいと感じることを大事にする。」

といった点に惹かれました。


その後、説明会にも参加させていただき、代表の大橋さんから、現状の子どもを取り巻く環境や、具体的な取り組み、それまでの経緯など様々なお話を伺うことができました。

子どもたちの幸せを心から願っている方々であることがよくわかりましたし、何らかの形で、私もお役に立つことができないだろうかと考えていましたので、少額でも寄付させていただくことから始めようと思いました。
(応援なさりたいかたはこちらをご覧くださいませ)

子どももそれを取り巻く大人も、一人でも多くが、生きる幸せを感じる世界につながりますように。

また、当HPリンクのページにも、アスイクさんのHPへのリンクバナーを設置させていただくことをご了承いただきました。
皆さまにも、覚えておいていただけましたら幸いです。

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