アカデミー賞受賞作「ノマドランド」に見る壮大な風景と生きる意味

ドキュメンタリータッチの雄大なロードムービー


再び映画ネタではありますが、この度鑑賞してきた映画「ノマドランド(原題 Nomadland)」について、もっと早く観てもっと早めにオススメすべきだったと感じているので、遅まきながらも投稿します。

まずは、この映画の告知用チラシをご覧ください。(画像をクリックするとPDF画面が開きます)

映画「ノマドランド」チラシ(表)
映画「ノマドランド」チラシ(裏)

このチラシは、先月(2021年4月)末に行われたアカデミー賞授賞式開催前に作成されたものなので、”本年度アカデミー賞最有力”と記載されていますが、授賞式では結果、作品賞監督賞(クロエ・ジャオ)、主演女優賞(フランシス・マクドーマンド)と、主要を含む最多3部門を制覇しました。
それ以前にも数々の受賞を成し遂げ、話題となっている作品です。

映画「ノマドランド」は、アメリカのジャーナリスト ジェシカ・ブルーダーJessica Bruder)によって執筆された本「ノマド:漂流する高齢労働者たち(原題 Nomadland: Surviving America in the Twenty-First Century/2017年出版)」が元になっています。

本「ノマド:漂流する高齢労働者たち」の表紙
(春秋社出版/2018年10月)

この本は、ジェシカ・ブルーダー氏が自ら車上生活を試み、3年以上の歳月をかけてノマド数百人を取材して書かれたノンフィクションで、映画「ノマドランド」は、このノンフィクションに、主人公として架空の人物であるファーン(フランシス・マクドーマンド)を登場させて作り上げられたフィクションです。

ネバタ州のエンパイアという企業城下町が破綻し、住み慣れた住居を失ったファーンという名の、夫に先立たれた60代の女性が、キャンピングカーを生活しやすいように自分で改造しつつ、ノマドワーカーとして季節労働の現場を渡り歩いて送る路上生活の中、ゆく先々で出会うノマドたちとの心の交流を描かれた物語。

次の動画は、「ノマドランド」の特別映像です。メイキングのショート版として興味深くご覧いただけるかと思います。


実在のノマドが本人役で登場していたり、物語としての父と息子を演じる俳優たちが実際リアルな親子だったり、エンパイアの存在と破綻も現実の話で、ノンフィクションとフィクションが混ざり合い、ドキュメンタリータッチなカメラワークのなかで繰り広げられるオスカー俳優マクドーマンドの表現はあまりにも自然で、まるで、フィクションではなく本当にドキュメンタリーを見ているような感覚になります。

この映画には、フィクション特有の事件が起きるとか特別大きな盛り上がりはなく、淡々とストーリーは続くのですが、ネバダ、カリフォルニア、アリゾナ、サウスダゴタと4つの州に渡って展開される、広大なアメリカの自然を背景にした美しい映像、サウンドトラックは叙情的なピアノ音楽でシンプルにまとめられていて、焚き火の音や波や風の音とという自然の音色を感じさせ、全てが共存してそこにいるかのような安息感と共に、静かな気持ちに浸ることができます。

「ノマドランド オリジナル・サウンドトラック」ジャケット
(画像をクリックするとYouTube musicのアルバム試聴ページにリンクします)

ちなみに、クロエ・ジャオ監督、『自然にインスパイアされた美しいクラシック音楽』でググってヒットしたルドヴィコ・エイナウディLudovico Einaudi)の『Elegy for the Arctic』からエイナウディ氏がアルプスの山中を歩きながら作曲した『Seven Days Walking』というアルバムを見つけ、彼にオファーしたそうですよ。

Elegy for the Arctic』の映像、凄いです!
圧巻の大自然とコラボした繊細なピアノ演奏は、素晴らしいアート!!


ところで、ここ数年よく見聞きするようになった「ノマドライフ」という言葉。
このイメージとしては、「好きな場所に住んで、好きなように働き、自由に生きる」といった感じで、私も、過去に人の腹黒さを感じてしまう仕事や自分の人生そのものに疑問を感じた時に、憧れを抱いた生き方です。

しかし、映画「ノマドランド」を通して、本来のノマドの生き方の裏には、社会の様々な問題が隠されていることや、気軽な考えでは到底やり通せることができない実情など、深く考えさせられるものがありました。

でも一方で、この映画の主人公ファーンをはじめとする登場人物たちの、苦境にあっても自身の信念を貫き、それぞれのやり方でもってしなやかでしたたかに生きるさまは、観るものに希望を与えてくれます。

映画「ノマドランド」パンフレット

このパンフレットに記載されている監督クロエ・ジャオ氏へのインタビューによると”あなたを定義しているものを失った時、あなたは自分を取り戻せますか”という問いかけがこの映画のテーマであるとのこと。

ここ仙台での上映(フォーラム)は5月20日(木)まででもうすぐ終わってしまうので、文頭で述べましたように、もっと早くお勧めすべきだった映画「ノマドランド」ですが、このような作品こそ、是非、大きなスクリーンで観て壮大な風景を味わうとともに、人生について内省する機会にしていただければと思います。
→追記:フォーラム仙台での公開が5月27日(木)までに伸びました!人気作は公開期間が伸びることがあります。嬉しいですね♪
→→6月3日(木)までさらに延長されました!!
→→→またまた延長!6月10日(木)まで!!
→→→→さらに延長!6月17日(木)まで!!

さて、この映画の中でファーンがたくさんの人と出会い交わされる会話はどれも深いのですが、ここは是非とも記しておきたいと感じた一節を、最後に取り上げさせていただきます。

それは、ファーンが、ある青年に再会し、自分のサンドイッチと青年のビールを交換し、会話を交わすシーン。
地元に恋人がいて手紙を書くことがあるという話を聞き、今時手紙を書くとは効果が高いと褒めるのですが、青年は気が利いたことは書けないと言います。
そこで、ファーンは詩を送ったらどうだと提案します。
青年に聞かせたのは、自分の結婚式に詠んだというシェイクスピアの「ソネット18番」。
それを聞いた後に去ってゆく青年の姿は、逆光に輝いて美しく、何か吹っ切れたような力強さを感じました。

君は夏の日よりも美しく穏やかだ
風が5月のつぼみを散らし
夏の輝きはあっけなく終わる
太陽は時に照り付け
かと思えば暗く陰る

どんな美しいものもいつか衰える
偶然か自然の成り行きによって

だが君の永遠の夏は色あせず
美しさが失われることもない
ましてや死に神が君を死の影に誘うこともない
君は永遠に詩の中に生きる
人が息をし 目が見えるかぎり
詩は生き続け 君に命を与え続ける

Shall I compare thee to a summer’s day?
Thou art more lovely and more temperate.
Rough winds do shake the darling buds of May,
And summer’s lease hath all too short a date.
Sometime too hot the eye of heaven shines,
And often is his gold complexion dimmed;
And every fair from fair sometime declines,
By chance, or nature’s changing course, untrimmed;
But thy eternal summer shall not fade,
Nor lose possession of that fair thou ow’st,
Nor shall death brag thou wand’rest in his shade,
When in eternal lines to Time thou grow’st.
So long as men can breathe, or eyes can see,
So long lives this, and this gives life to thee.

ソネット集 18番 / ウィリアム・シェイクスピア(訳:牧野琴子)
The Sonnets no.18 / William Shakespeare


ノマドランド」公式サイト



あなたの人生において
美しく感じられることは
何ですか?



インスタ発で異例のベストセラー!アート絵本

やさしい気持ちになれる「ぼく モグラ キツネ 馬」


ここ日本では、先月(2021年3月17日)発売され、ちまたで話題となっている絵本「ぼく モグラ キツネ 馬(飛鳥新社出版)」は、もうご覧になりましたか?

作者はCharlie Mackesyチャーリー・マッケジー)氏、和訳は川村元気かわむらげんき)氏によるもの。

作者のチャーリー・マッケジーさんはイギリスのイラストレーターで、2018年からこの本に出てくる少年と動物たちをインスタグラムにアップしていったところ、それが大人気となり、2019年10月22日に’The Boy, The Mole, The Fox and The Horse‘という一冊の本として出版され、2020年イギリスで最も売れた本となったばかりでなく、アメリカでも販売冊数は100万部を超え、数々のランキングを総なめにし、世界各国でベストセラーとなっている話題のアート絵本です。

この本の前書きでマッケジーさん自身が「この本はだれでも楽しめる。あなたが8歳でも80歳でも。」と述べているように、老若男女、誰もが親しめる内容となっています。

一人の男の子と、ケーキが大好物のモグラ、無口なキツネ、ちょっとした秘密を持つ馬との出会いと冒険の物語を通して、読者は、友情や愛、人生について考えさせられますが、それは、なにか難しいことではなくて、ただとてもやさしい気持ちになれる、そんな一冊です。

ちなみにこちらの作品、「絵本」ではありますが、結構分厚い(B5サイズ、128ページ)です。
でも、やはり絵本ですから、文章はシンプルで、大人であれば、本好きじゃなくとも、あっという間に読めます。

この絵本の素敵な言葉の一部を、以下に抜粋させていただきます。

”おおきくなったら、なにになりたい?”
モグラにきかれたので、ぼくはこたえた。
”やさしくなりたい”

“What do you want to be when you grow up?”
“Kind” said the boy.

”成功するって、どういうことかな?”
ぼくがたずねると、モグラはこたえた。
“そりゃあ、だれかをすきになることだよ”

“What do you think success is?” asked the boy.
“To love” said the mole.

”いちばんの時間のむだって、なんだとおもう?”
ぼくがたずねると、モグラはこたえる。
”じぶんをだれかとくらべることだね”

“What do you think is the biggest waste of time?
“Comparing yourself to others.” said the mole.

”とてもきれいなものを、みのがすな”

“So much beauty we need to look after.”

”やさしさに勝るものはない”馬がいった。
”すべてのうえに、しずかに存在している”

“Nothing beats kindness”, said the horse.
“It sits quietly beyond all things.”

ぼく モグラ キツネ 馬」ならびに‘The Boy, The Mole, The Fox and The Horse’より引用


そしてお次は、イギリスのボイスアーティスト※であるTim Uffindellティム・ウフィンデル)さんによって製作された‘The Boy, The Mole, The Fox and The Horse’の読み聞かせYouTube動画です。

※ボイスアーティスト(voice artist):ボイスオーバータレント(voice over talent)ともいい、ナレーターや声優を生業とする人

絵本なら、子どもから大人まで、英語学習ツールとしても良いですよね。


最後に、下図はインスタグラムへのマッケジーさんによる最近の投稿で、絵本には挿入されていないものです。
ペンで描かれたイラストと味のある文字、素敵ですよね。

少年と動物たちのアナザーストーリーは続いています。。。

自分は自分のままでいい、愛の溢れる世界に感謝して、シンプルに生きていこう、そう思えるとともに、誰かにやさしくしたくなる、そんな気持ちになれるアート作品のご紹介でした。



あなたにとって
”成功する”とは
どういうことですか?





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親切なサービスに感動

コセキカメラさんの心意気


東日本大震災が起こる数年前に、私の父は癌でこの世を去りました。
父は、電機会社に勤める営業マンだったにも関わらず、プロのカメラマンかと勘違いされるくらい、趣味でいつも一眼レフカメラを手にしていました。
父が亡くなった後、カメラを確認したらフィルムが入っていたのですが、その頃はどうにも辛くて、現像する気になれず、放置してしまっていました。
そして起きてしまったあの未曾有の大震災。
閖上の実家ごとカメラも失い、ひどく後悔し、それからというもの、私も一眼レフカメラを持つようになりました。

父は何台もカメラを持っていましたが、最終的に落ち着いたのはCanonだったので、私も同じく。

さて、2ヶ月ほど前の、2月13日に起きた福島県沖地震。
震度5強という大きな揺れがおさまった後、真っ先に確認したのは、カメラでした。
家にあるものの中で最も高価なものでもありますしね・・・

私はいつでも思いついた時(特に美しい朝焼け)にシャッターが切れるように、テーブルの上にカメラを置いているんです。
それがあの地震で吹っ飛んでいたのですが、無事、電源ON、シャッターも切れて、画像が確認でき、ホッと胸を撫で下ろしました。

しかし、数日後、よくよく見たら、撮った画像に微かに線が写り込んでいる・・・

中央上部から斜めに線が写り込んでいるのが分りますでしょうか?

またもやドキドキしながらレンズを確認したら、カメラのレンズではなく、レンズを覆っているフィルターにヒビが入っていることが分りました。

ガーン・・・でも、フィルター付けといて良かった!!フィルター付けてなかったらレンズがやられちゃってたかもだよー!
フィルターに感謝しつつ、外して新しいのに付け替えようと、手をかけました。
が、しかし、全く回らず・・・

素手では絶対無理だと思い、ネットで調べると、フィルタールーズという道具があることを知り、購入し、試してみたのですが、それでも全く回らず、外れません。

お店に持っていって依頼とかしたらお金かかるんだろうな、そう思って購入した安価なフィルタールーズでしたが、どうしようもないので、諦め、カメラ屋さんに持っていくことにしました。

ちょうど昨年の夏に、自宅から歩いて20分くらいのところに、コセキカメラさん(1946年仙台に創業)がオープンしていたので、そちらへ持参することに。

出典:まちくる仙台(画像をクリックするとまちくる仙台のコセキカメラさん紹介ページへリンクします)

「フィルターが衝撃とかで噛んじゃって取れなくなることはよくありますよ。こうなっちゃうと、もう破壊するしかないね」と店長さん。
そうでしょうねと思っていたし、自分ではどうしようもないので、ああ、お金いくら取られるのかしら、と不安を抱きつつ、お願いしました。

こういうカメラお父さん持ってたなーと店内に並ぶ様々な中古カメラを眺めながら、待つこと数十分・・・
かなり苦戦していらっしゃいましたが、なんとか外していただくことができました。

ペンチなどでフィルターの破壊作業をしていただいたので多少枠に傷はついたけど、撮影には問題なし☆

「おいくらですか?」とお尋ねしたところ、「サービス(無料)です」とのこと!
時間と労力をかけていただいたのに、無料とは、なんて素敵な心意気なんでしょう!
「何かあったらまた来てね」とのお声がけもいただけ、もう、心から感謝いたしました!!

ちなみに、ついでに雑貨を購入させていただいたのですが、たまたま私が欲しかったフォトフレームが店頭展示品のみだったとのことで、値引きもしてくださいました。
コセキカメラさん、本当にありがとうございました。

写真・カメラ好きに寄り添ってくれる、素敵なお店。
マステや、カードが豊富で、おしゃれ、おもしろ雑貨も取り扱われているので、写真趣味さんのみならず、誰でも気軽に立ち寄ることのできるお店です。

地元のカメラ屋さんていいな。また来ます!って思えるお店って、こういう所よね♪
と、喜びと感謝で、あたたかな気持ちになれた日でした。



コセキカメラ
住所:〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町2丁目3-10
電話:022-222-3560
営業:10:00〜19:00
定休日:火曜
Webサイト:https://www.koseki.co.jp/works/shop.html
(ブログ:https://inctec.exblog.jp/

場所は、広瀬通と東二番丁通りの交差点にある、仙台広瀬通郵便局の入ったビルなので、わかりやすいです。
時々ギャラリースペースで展示などもされているので、フラッと立ち寄って、気分転換にも♪


あなたの
心があたたまるお店は
どこですか?

しっとりずっしり魅力の詰まった至福のパウンドケーキ

パウンドケーキに愛と情熱をかける“YOU&G”実店舗がまもなくオープン


2021年2月のある日、インスタグラムに「いいね」をいただけたことで知った「YOU&G」さん。
それまでは全く知らずだったもので私の世間知らずもいいところなのですが、TV出演などもされて人気急上昇中の、仙台のパウンドケーキ専門店でいらっしゃいます。
(私は、インターネット等で自分が欲しい情報だけを得たいタイプで、TVもほとんど見ないのです・・・)

この度、初めてその存在を知った私は、ここ仙台に「パウンドケーキ専門店」なんてあるんだ、「高級」って謳ってるけど、どんなものなんだろう?というところからちょっと興味を惹かれ、さらにチェックを入れると、今年(2021年)4月に店舗をオープンされる予定で、カフェで使用するお皿は、当ブログでも紹介させていただいた「ガラス工房尚」さんの作品とのこと!
これで一気に私の「YOU&G」さんへの興味のボルテージが上がりました。

ガラス工房尚さんについての記事:
紅葉の秋保プチ旅/自然と美食と芸術を満喫する秋の一日
3時のおやつ展@ガラス工房尚/楽しくて美味しくなる♪3人のガラスと金属の素敵なコラボレーション

そして、ちょうどその情報を得た時に、アエル(仙台のランドマークの一つ)で出品されている、しかも最終日とわかり、これは行かねば!と思い行ってみたのです。
・・・が、いくら探しても見当たらず・・・
残念だけど、ご縁がなかったのだろう、と思うことにしました。

・・・が、先日、仕事の都合で菓子折りを買う用事ができ、藤崎(仙台の老舗百貨店)へ行くと、偶然にも「YOU&G」さんが催事出店されていたのです★

しかも宍戸元紀シェフご自身がいらしたので、もちろんお声がけし、お客さんも並ばれていた為、長くは話せませんでしたが、親切にご対応いただけ、以下の4点を購入させていただきました。

左から、アーモンド、スイートチョコ×レモン、桃生茶大納言、ミルクチョコ×いちご

ちなみに、私がアエルに行った時に出会えなかったのは、最終日には全て売れ切れてしまっていた為だったそうで。
そして再びの明日・明後日(3月6日(土)・7日(日))の2日間のみではありますが、アエルで催事開催されるおかしマルシェに出品されるそうです♪

上の写真は、アーモンドのパウンドケーキ。
優しい甘さでアーモンドがしっかりしっとり、私好みです♪

こちらは、奥が桃生茶大納言で手前がスイートチョコ×レモン。
どちらも、ずっしり、食べ応えがあって、濃厚な美味しさ。

ところで、お茶の風味が広がる中に大納言の甘みと食感を楽しめる大納言のパウンドケーキですが、なぜ桃生のお茶なのですか?と伺いましたところ、

「当店は高品質なパウンドケーキと共に仙台、宮城、東北の魅力発信をするお店です。
桃生茶は『北限のお茶』と呼ばれ大変希少なお茶であり、東北人に好まれるお茶です。
生産者の方と直接お会いし、魅力を伝えたい!と思ったのでパウンドケーキをおつくりしました。」

とのこと。

*桃生茶:宮城県石巻市の桃生町(ものうちょう)で栽培されるお茶

そう、パウンドケーキ専門店YOU&Gさんがお届けしているもの、それは・・・


普通のパウンドケーキとは違う
人々が笑顔になる魔法のパウンドケーキ


パウンドケーキを通して
東北と日本全国、日本と世界をつなぐ

パウンドケーキを通して
家族の空間と時間をつなぐ

小麦粉、バター、卵、砂糖。
1パウンド(454g)ずつで出来る
パウンドケーキを通して想いをつなぐ


YOU&GさんWebサイトブログより抜粋


多くの人の幸せを願う愛、熱い情熱から生み出される、まさに幸福のパウンドケーキ。

現在は催事販売や通販のみですが、このパウンドケーキが実店舗で食べられるようになるのは、来月(2021年4月)から。
楽しみですね。

なお、人気ゆえ、既に目標達成されていますが、YOU&Gさんは現在、クラウドファンディングに挑戦されています。
魅力的なリターンありですので、この機会に応援すると共に、至福のパウンドケーキ体験はいかがでしょう?
もちろん私もエントリーしました♪「あなただけのオリジナル」なパウンドケーキが送られてくるなんて、素敵すぎますもの♪♪(←これは7,000円のコースです)
ファンディング期間は3月9日までということで、本日は3月5日ですので、残すところ4日です。

あなたと作るパウンドケーキ専門店リアル店舗(クラファンサイト)

また、以下のWebサイトから、YOU&Gさんの美味しいパウンドケーキが購入できます♪
パウンドケーキ専門店YOU&GさんのWebサイト

リアル店舗を開店された後は、また是非、記事をアップさせていただきたいと思います。


関連記事
待望のYOU&Gクラファン返礼品!/それは支援者の願いに応えたオリジナルケーキ♪


あなたは
どんなパウンドケーキを
食べたいですか?

鶏肉のみぞれ煮とワイン

日本のありがたい調味料「みりん」それから「お箸」


改めて述べるまでもないのですが、和食には「みりん」が活躍しますね。
ここ日本では、家庭には必ずと言っていいほど常備されている「みりん」。

ですが、海外では当然当たり前ではないわけで。
先日、フランスに住む友人とのメールで、「貴腐ワイン」を「みりん」の代用に出来ないかなと考え実験してみるというお話を受けて、それ面白そう、是非ブログにもアップして!とお願いしたら、応えてくれました♪

フランスの甘口ワイン「モンバジャック(Monbazillac)」に、イタリア料理によく使われる「ポルチーニ茸」の戻し汁を入れたり、いろいろ格闘したそうです。

詳しくはこちら♪
みりんの代用に貴腐ワイン

彼女のサイトより、写真、転載させていただきます☆

和食・・・?
やっぱり友達の言う通り、フォークとナイフで洋食にしか見えない・・・
でも、とっても美味しそう!

フムフム、これに合うワインはゲヴュルツトラミネール(Gewurztraminer)なのね。
私もやってみよう!
と言っても、単純に、純和風の「鶏肉のみぞれ煮」にワインを合わせて味わってみたいと思ったまでで、私は普通にみりんを使いますね。
だって、わざわざみりんの代用を考えていたら、やっぱり大変そうだもの・・・

ここは、日本。みりんは当然ある。
逆に、ゲヴュルツトラミネールは、簡単に見つからないかも。
でも、ワイン専門店にでも行くと発見できるし、ネットだと間違いないですね。

鶏肉のみぞれ煮とワインのマリアージュ、美味しい♪
普段は辛口なワインが好みの私ですが、甘口でもスパイシーさにバラとライチっぽい風味が広がるゲヴュルツトラミネールは、贅沢で幸せな気分に浸ることができます。

さて、私の場合、鶏肉のみぞれ煮は、一口大に切った鶏もも肉(1枚分)をポリ袋に入れて、少々の酒と塩と片栗粉で揉み込んでおき、その間、だし汁(1カップ)、醤油、みりん(各大さじ2)、砂糖、酢(各小さじ2)を合わせ耐熱ボールに入れてレンジでチン【A】、それから、たっぷりの大根おろしを準備。
フライパンで、鶏肉に焼き色がつくくらい焼いたら、そこに【A】と大根おろしを入れて5・6分煮込んで出来上がりです。

今回は、甘めのワインに合うブルーチーズのサラダを付け合わせにしてみました。

ところで、フランス版鶏肉のみぞれ煮との違いといえば、調味料の他に、「お箸」で食べる和食は、初めから取りやすい大きさに切ってある点かしら、と気がつきました。
和食はナイフ使わないんだものね、取りやすくて食べやすい大きさにあらかじめ切って出すって気遣いだったんだなって、今更ながら、改めて。

海外の文化を知って、改めて日本の文化を知る。
今はまだコロナの影響で、国内でさえも気軽に遠出できない状況だけど、こんな形での異文化コミュニケーションも、日常を楽しく豊かにできる手段の一つですね。

海を隔てた遠くの地から、素敵なひと時をシェアしてくれた友達にも、心から感謝です☆


ワインに合う和食
あなたのオススメは
なんですか?

大切な人の法則

臨床美術の心は全てに繋がる


全国の臨床美術士に向けて発信された、関根一夫先生の新春講演会「いきるをえらぼう!」の動画を見させていただきました。

生きるを選ぶ
含蓄のある言葉ですね。

臨床美術は、独自のプログラムにより、絵やオブジェなどの作品を楽しみながら作ることによって脳を活性化させ、高齢者の介護予防認知症の予防および症状改善働く人のストレス緩和子どもの感性教育などに効果が期待できる芸術療法(アートセラピー)の一つです。
1996年に研究が始まり開発されてまだ30年に満たないものではありますが、現在では、療法という枠を超え、老若男女誰もが体験でき心地よい五感への刺激リラックスできるコミュニケーションによって、生きる意欲潜在能力を引き出す効果のある創作活動として、徐々に認知され、活動ネットワークも広がりを見せています。

この臨床美術考案者の一人であり、牧師でカウンセラーの関根一夫先生については、既にこのサイトでも私の尊敬する方の一人としてご紹介しています。

関連記事:
臨床美術におけるナラティブ(語り)/そして、「いてくれてありがとう」という語り
いてくれてありがとう/いつも忘れずにいたい素敵な言葉

臨床美術士の資格を取得する過程において、関根先生によるビデオ講義の時間があるのですが、皆、涙するほど感動し、臨床美術に出会えたことを心から喜ぶとともに、関根先生の大ファンになること請け合いです。

今回発信された動画も、変わらず、飾らず、やさしさあたたかさに溢れたもので、「講演」と言っても、堅苦しいものではなく、私たちに寄り添い、語りかけてくれている、そんな感じのものでした。

このご講演は、コロナ禍にあって活動も難しくなっている臨床美術士に向けての励ましのメッセージでもあったわけですが、その中で、臨床美術を行うには仲間の存在が大切になってくることもあり、それが生きる力にもなるのだというお話がありました。

そこで、先生が「大切な人の法則」として述べてくださったこと。
これは是非書き記して胸にとめておかねばと思いました。


〜 大切な人の法則 〜


一緒にいる時間が短く感じる

また会いたいと思う


ふとした瞬間に思い出す


自然な笑顔でいられる


話を真剣に聞いてくれる


何気ない一言が胸に刺さる


いつも頭の片隅にいる


失いたくないと思う

そんなお互いの関係があることで、人は生きるを選べるのだ、という素敵なメッセージ。

このような関係性は、臨床美術仲間に限らず、どんなところでも必要とされるものですよね。

心から大切だと思える人に出会えれば、自分自身の生きる支えになるし、数の問題ではないことではありますが、そういう風に思える人が多い人ほど、その人自身が周りからも大切と思ってもらえている、人の支えになれているということ。
そういう人でありたい、そう思います。


最後に、いつも素敵なお話をしてくださる関根先生、力をくださりありがとうございます。
また、今回このような講演企画を担って下さった臨床美術士の有志メンバーの方々にも、感謝を申し上げたいです。
私も少しずつでも癒しの世界が広げられるよう、後に続いていきたいと思います。



あなたには
大切な人が
いますか?

慢心は人間の最大の敵

我が心にはマクベスがいないか・・・


ウィリアム・シェイクスピア(William Shakespeare)
本をあまり読まなくとも、知らない人はいないであろう、偉大な文豪。
シェイクスピアの四大悲劇の一つ、「ロミオとジュリエット(Romeo and Juliet)」であれば、大抵の人があらすじを知っていますよね。




”現代版”といっても現在(2021年)からすれば少々古くはなりますが、レオナルド・ディカプリオ主演の映画、現代版「ロミオとジュリエット」(1997年作)は、本で読むような取っ付きにくさはなく、親しみやすい上、見応えがあり、多くの方が観ていらっしゃると思います。




さて、それでは、こちらはどうでしょう?
同じくシェイクスピアの四大悲劇の一つ「マクベス(Macbeth)」。

マクベス」も、数多く翻訳、舞台化、映画化されています。
次の動画は、2015年にイギリスで映画化されたものの予告編です。
この映画は、そういう物語なのでしょうがないのだけど、救われない感漂いますが、映像がとても幻想的で美しいので(残酷な場面もあるけど…)、静かな気持ちになれます。


この予告編の「あなたの心のなかにも、マクベスがいる」というキャッチフレーズが、秀逸だなと思いました。

物語は、国のために戦い英雄と称えられた将軍マクベスが、残念にも野心にかられてしまい、その妻であるマクベス夫人と共に、人を欺き、残虐な殺人を働き、自ら破滅へと向かう、とても暗いお話しです・・・

さて、今回タイトルにした

「慢心は人間の最大の敵」

これは、1949年、日本で一番最初に「マクベス」を翻訳出版された(野上豊一郎訳/岩浪文庫出版)中の一文で、名言として語り継がれているものです。


慢心」とは、先日の投稿でも触れました通り、「おごり高ぶること。また、その心。自慢する気持ち。」のこと。

関連記事:
感情をマネジメントできる人でありたい/負の感情とも向き合いつつ、慢心や虚栄心には負けないように

このセリフにあたる部分は、先ほどご紹介した映画では直接的に取り上げられていなかったのですが、褒め称えられたことからうぬぼれ、欲望に囚われ身を滅ぼしていくマクベスを描かれているところで、慢心に蝕まれるとどうなるか、ということを深く考えさせるものでした。

私の心にはマクベスがいないか。
自分を省みて慢心を戒めることを、忘れないようにしたいです。


あなたの心には
マクベス(慢心)が
いませんか?



今日は獅子座の満月の日★

澄み切った冬空に想いを


あなたは、星占いとか、信じますか?
私はというと、あまり信心深いタイプではないです。
信じるか信じないかはあなた次第、と思いますので、お金を払ってまで占いしてもらう友達を否定しませんが、私自身はそういったことはやりません。
でも、例えば、神社にお参りに行ったらおみくじを引きますし、自分にとって都合の良い、といいますか、前向きにさせてもらえる内容なんかは柔軟に取り入れたい、そんな人間です。

ところで本日、2021年1月29日、星占い好きはもちろん、そういったことには興味ないかたにも是非とも空を見上げていただきたい!
とっても美しいお月さまが輝いてますから☆

今日は、獅子座の満月なんですって。

太古から月の満ち欠けに合わせて生きてきた人間には、その月相が、人生を歩む上での拠り所になってたりもするというわけで。

私が感銘する作家の一人、鈴木真奈美さんのブログによると、


しし座の満月は、
フタをしていたネガティブが、
表に出てきやすい時期です。

不安や心配、
トラウマやコンプレックスなど、
あなたの心を
縛るものがあれば、
このタイミングで、リリースしてきましょう。

もうひとつ、
しし座の満月は、一人ひとりが、
素晴らしさを世に打ち出していく時。
これこそ、風の時代に、必要な要素です。

「なにか動き出したい!」
「新しいことにチャレンジしたい!」

そんな想いがあるなら、
この満月と、節分&立春を
追い風にしてください。

鈴木真奈美さんのオフィシャルブログより


ということだそうです。
ありがたいメッセージですね。

トラウマやコンプレックス・・・ああ、なんか覚えがあるな・・・
でも、そんなもの、リリース(流す)しちゃえばいいんだね。
やりたいことにチャレンジしていけばいいんだね、それが今なのね♪
と捉え、一歩一歩、ゆっくりでもいいから着実に進んで行こう、そう満月に想った、今晩。

ちなみに、今日を見逃しても、数日は大きくて真ん丸に近いお月さまを楽しめますので(天候の問題はありますが)、是非、夜空を慈しむお時間、持ってみてくださいね☆


あなたの
月への願いは
なんですか?

こんなに面白かった鉄腕アトム

純粋な愛 X 鉄腕にかなうものはない


先日、画家パウルクレーの絵に谷川俊太郎の詩が添えられた絵本をご紹介しましたが、谷川俊太郎さんといえば、元祖TVアニメ「鉄腕アトム(昭和版)」主題歌の詩を作られた人であることはご存知でしたか?

前回の記事:
大人のための画家と詩人のコラボ絵本/パウル・クレー X 谷川俊太郎

手塚治虫原作のアニメ「鉄腕アトム」は、1963年からフジテレビ系で日本初の30分テレビアニメシリーズとしてアニメ化、1980年には日本テレビ系でカラー版の『鉄腕アトム (アニメ第2作)』が制作され、言わば、カラーアニメの原点とされる名作。
2003年には平成版のアトム、さらにはCGによるアニメ映画も作られ、少しずつ形を変えつつも、多くの世代に愛される作品です。

先日の投稿の際、谷川俊太郎さんから鉄腕アトムを思い出し、小さな頃にTVに食い入って見た記憶が蘇ったので、思わず動画を探しまして、初めは歌だけ聞ければいいかなと思っていたのですが、第1話、面白くて見きってしまいました。

これを見る前、記憶にあったのは、主題歌の部分と、近未来SFのワクワクする展開の中で子どものロボットが世界を救うという物語に魅力を感じていた点で、具体的な内容は全く覚えていなかったのですが、今回YouTubeで見て、こんなに面白かったのかーと関心。
もしかしたら私の近未来SF系の映画が好きな原点は、ここにあるのかもしれません。

それにしても、アトムの誕生秘話、こんな話だったんだ?!といきなりのシビアなストーリー展開に驚きました。
第2話、3話と続けて見たくなってしまいますね。

このSFストーリーが面白いというのは一つですが、「鉄腕アトム」で手塚治虫が伝えようとしているのも「愛」ですよね。
アンドロイドではあるけれど、子どもの心を持っているからこそ表現できる純粋な愛。掛け値無しのやさしさ。
愛のある鉄腕だからこそ、みんなに必要とされ愛される百万馬力になるのだろうな、いくら怪力とか権力とかお金があっても、そこに愛がなければ何にもならないよねと、またまた深く思い浸りました。


あなたは
子ども心
覚えていますか?

大人のための画家と詩人のコラボ絵本

パウル・クレー X 谷川俊太郎


社会人になってからというもの、読書と言えば、ビジネス書や自己啓発系のものが多かったのですが、気がつくと、似たり寄ったりのものも結構あって、もうそろそろ、子どもの頃や学生時代によく読んでいたような、物語や小説、詩集なんかをゆっくりと読みたいなぁという気持ちになってきました。

そこで見つけたのが、美術好きには嬉しい、絵画と詩がコラボレーションした素敵な一冊。


クレーの絵本 」(講談社出版)は、抽象画で有名なパウル・クレーの絵画に、日本の現代詩人を代表する谷川俊太郎の詩が添えられた、とても美しい本です。

パウル・クレー(Paul Klee)は、1879年のスイスで、音楽教師の父と声楽家の母との間に生まれました。4歳で祖母から絵を習い、7歳でバイオリンを始め、小さな頃から芸術の世界にあったクレーの生涯は、絵と音楽と詩にあふれたものだったのだそうです。

そんなクレーからインスピレーションを受けて、谷川俊太郎が詩を綴っています。


表紙にもなっている絵は「黄金の魚/The Goldfish」(1925年制作/ハンブルク美術館収蔵)で、添えられた詩の「どんなよろこびのふかいうみにも ひとつぶのなみだが とけていないということはない」という最後の部分が、心にズシンときます。

どの絵も、詩も、静かな中にも深さと、情緒的な美しさを感じるものばかりで、贅沢な一冊です。
インテリアとしても飾っておけるシンプルな装丁も素敵です。

この本の最後に、谷川氏による解説が載っていますので、一部抜粋させていただきます。
(ちなみに、背景の絵はクレーの「赤い気球/Red Ballon」(1922年/グッゲンハイム美術館)で、この本にも載っています)


抽象画はなんだか難しいと思っていた私にも、クレーの絵には引き寄せられてやまないものがあり、今では好きな画家の一人です。
谷川氏が述べているように、クレーの絵は単なる抽象画ではなく、見るものに魂を感じさせるものだからなのだろうと思います。

以下の動画は、パウル・クレーの作品「島/Island」(1932年/アーティゾン美術館)について紹介されているものです。
「クレーの絵本」では取り上げられていない作品ではありますが、クレーの作風についての参考になると思います。
2分ほどで短くまとめられていて、静かで穏やかなナレーションも心地よい、良質な動画です。


BGMは無いのに、なんだか音楽が聞こえてきそうな気がしませんか?
そして、この不思議な感覚の余韻にしばらく浸っていたい、そんな気持ちにさせられます。

穏やかな気持ちになれる芸術との対話、そんなひと時を、普段の生活の中でも大切にしていきたいです。



あなたは
抽象画を
どう感じますか?




「クレーの絵本」パウル・クレー(著) 谷川 俊太郎(著) 講談社
「クレーの絵本」パウル・クレー(著) 谷川 俊太郎(著) 講談社