あの日からもうすぐ10年

東日本大震災から静かに復興している閖上


年明け初めて、自分の生まれた地「閖上(ゆりあげ)」に行って来ました。
閖上は、宮城県名取市の港町です。

少し雲がかってはいましたが、寒さ和らぎ爽やかなお天気に恵まれ、気持ち安らぐ時間を持つことができました。

2011年3月11日、東日本大震災が発生したあの日から、もうすぐ10年という節目を迎えます。

無慈悲にも壊滅してしまった閖上ですが、ゆっくりと静かに復興しています。

閖上の砂浜と穏やかな太平洋。
この海があのおぞましい津波と化したとは想像もしたくないです。

あの津波を受けて、長い長い堤防が設けられました。
今では、散歩、ランニングにはうってつけの環境。

そして、昨年(2020年)10月には「名取市サイクルスポーツセンター」が復活をとげました。

同施設は、1975年に開設され、私にとってはもちろん、閖上で生まれ育った人なら何度となく訪れたであろう思い出の場所。

1周4キロの「サイクリングロード」や「おもしろ自転車広場」に、スポーツコート、さらには日帰り入浴も可能な天然温泉も備えた名取ゆりあげ温泉「輪りんの宿」が併設され、震災前より充実したレクリエーション施設として復活した「名取市サイクルスポーツセンター」。
東北の新しいレジャースポットとして再出発されたこと、閖上出身者として、とても嬉しく思います。

宿泊施設「輪りんの宿」の屋上からは、広大な景色を臨むことができます。

伊達政宗の命じにより物資輸送のために開削された貞山堀(ていざんぼり/貞山運河)の周辺も、綺麗に整備され、喧騒のない静かな時間を過ごすことができます。

貞山堀を挟んで「名取市サイクルスポーツセンター」の対岸側は、釣り船の出船場となっています。
手ぶらで釣りが楽しめるサービスなどもあるそうですよ。

閖上港朝市が開かれる場所付近の堤防も整備され、そこから眺める並んだヨットと広浦湾の風景は、昔と似ている部分もあり、ノスタルジーを感じます。

あの日からもうすぐ10年。
変わってしまったけれども、懐かしい風景もあり、私のルーツはここにあることに変わりないんだなと感じるとともに、生かされていることに感謝し、この尊い命を精一杯、大切に生きようと、改めて思えました。

清々しくも穏やかで、幸せな時を過ごせたことに、心からありがとう・・・


名取市サイクルスポーツセンターのWEBサイト


あなたの
大切な場所は
どこですか?

震災を経て9年の閖上(ゆりあげ)の海

まちは生まれ変わっても、海の景色は変わらない


本日、2020年7月23日(木)は、海の日、日本国民の祝日です。
通常は、7月の第3月曜日が海の日とされていますが、今年は、オリンピックがある予定だったために日程が調整されました。
新型コロナにより、オリンピックは延期され、その意味はなさないものとはなりましたが、毎日忙しく働く日本人にとって、祝日があるというのはやはり嬉しいことですね。

ところで、「海の日」というのは、海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願うために制定されているのだそうです。

内閣府HP:「国民の祝日」について

というわけで、本日は、私の生まれ育った海のまち閖上(ゆりあげ)について、現在の様子を、写真にて紹介させていただこうと思います。

閖上は、宮城県仙台市の隣に位置し、仙台空港の所在地でもある名取市のまちの一つで、太平洋に面した地区です。
江戸時代には仙台藩直轄の港で、仙台に魚介類を売り栄えました。
伊達政宗が掘らせたという日本最長の運河「貞山運河」(地元では貞山掘り(ていざんぼり)と言ってます)を使い仙台城下に海産物を運んだのだそうです。

現在の貞山堀

そんな歴史と海に幸に恵まれた地区ではありますが、2011年3月11日、発生した大地震によって、最大浸水高9.09mの津波に襲われた閖上の沿岸部は、完全に飲み込まれてしまいました。

今年(2020年)5月に「名取市震災復興伝承館」がオープン。見学は無料です。

私の実家も、港のすぐそばでしたので、根こそぎ流されてしまいました。
震災後、復興に尽力する人々もいる中、私はなかなか訪れる気になれなかったのですが、この度、初めて数時間、自分が生まれ育った閖上に滞在しました。

伝承館内には宮城県の学生さんらによって作られた、当時を再現したジオラマがあります。
私の家はこの辺り。ちゃんと名前があったので嬉しいです。
私の家があったあたりは、現在では工場地帯となっています。

すっかり町並みは変わってしまい、どこに来たのかわからない寂しい気持ちになってしまうのが、ここで育った人間としての正直な心情ですが、海の静かな情景と、塩と磯の香りに懐かしさを感じました。

ヨットハーバーは震災前よりずっと広く立派になりました。

子供の頃、港が遊び場の一つでした。
再生されてはいますが、現在のこの港の風景は、当時の様子に近いものがあり、なんだかとてもホッとする気持ちになりました。

この雰囲気は震災前にだいぶ近いです。
昔ながらの魚市場もなければ船も減ってしまいましたが・・・
港の対岸

津波という悲劇に見舞われましたが、普段はこんなに穏やかな景色。


震災前同様、釣りを楽しむ人も大勢います。

震災前に比べて、釣りもしやすくなったように見えます。
私は釣りしないんで、よくわかりませんけれども・・・
2019年にオープンしたかわまちテラス閖上
食事やスイーツ、この地の特産物を見て食べて楽しめる、色々なお店が並んでいます。

浜や食堂」さんで「しらすW丼」をいただきました。
閖上産北限しらすの生しらすと釜揚げしらすの丼ぶりです。
テラスで海を眺めながら食事が楽しめます♪

浜やさんのインスタグラムはこちら

対岸に見える小高い丘は、仙台市荒浜地区の「避難の丘
2020年5月に完成し、標高10m、頂上部は正方形で面積約5700㎡で、仙台市内にある5つの避難の丘で最大規模とのことです(2020年7月現在)。
この写真の奥に仙台のまちが広がっています。
釣りをしている人たちの前に流れるのが名取川で、この対岸が仙台市です。

この海に襲われたのは悲しいことではありますが、その、人間に対する自然の怒りによって、いろんなことを考えるきっかけになったし、やっぱり、自分の育った場所の海って愛しいんだなー、この海に囲まれた島国としての日本だからこそ、誇れるものや恩恵がたくさんあるんだなーと、しみじみと感じ、改めて感謝しました。


あなたの
思い出の海は
どこですか?

日本三景 松島の素敵ポイント お土産編

松島、宮城の素敵雑貨や美味しいお土産たくさんあります


先日、宮城の誇る観光地「松島」について投稿したのですが、本日も、再び松島方面へ仕事で行って参りましたので、個人的に気になって購入した地元製品(お土産)について、ご紹介させていただきます。


立ち寄ったのは「たいかん亭」さん。

松島を代表する観光スポット「五大堂」の目の前

たいかん亭 Webサイト

五大堂
可愛い外装
カメノキナチュラルソープ

カメノキナチュラルソープは、シンプルであるということを大切にした、松島のオーガニックソープ。
カメノキナチュラルソープ Webサイト

Seven beach manna

震災後の浜で見つけられた「シーグラス」によって手作りされる素敵なアクセサリー。
Seven beach manna Webサイト

肉屋 牛たんおつまみ アヒージョと肉屋 牛たん スモーク

角切りゴロゴロの牛たんを味わえる「肉屋」シリーズ
AKIAKANE Webサイト

次の「松島こうれん」は、松島の歴史ある、懐かしくも上品なお菓子です。
たいかん亭」さんから徒歩4・5分のところ、「紅蓮屋 心月庵(しんげつあん)」で購入できます。

松島の伝統銘菓「松島こうれん」

紅蓮屋 心月庵 Webサイト


新型コロナによる大打撃を受けている観光地松島ですが、老若男女に楽しんでいただける名産品が、そこにはあります。

私も、改めて知ったものが多く、まずは地元の人間から、その良さを理解する必要があるかもしれないと感じました・・・

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こんなにも素晴らしい
松島をご存知ですか?

海とガラスと庭園のミュージアム@日本三景松島 

美術作品のみならず水上庭園も素敵♪藤田喬平ガラス美術館


日本三景松島。
松尾芭蕉が「扶桑第一の好風(意味:日本第一の良い景色)」とたたえた景勝の地。
その大海を臨む場所に「藤田喬平ガラス美術館」はあります。
ガラス工芸家 藤田喬平の素晴らしいガラス作品と、世界の日本庭園を手掛けた造園家 中島健が設計した7,000坪の水上庭園で知られています。

私は、この美術館が出来たばかりの頃(1996年)に、ホテル「一の坊」に宿泊した際に訪れて以来で、今回ようやく二度目の訪問となりました。

松島を一望できるホテル「一の坊」に「藤田喬平ガラス美術館」は隣接していて、庭園は両方の建物の前に広がっています。

一の坊と美術館は館内および庭園で繋がっていて、一の坊に宿泊した場合は、美術館は無料で見学ができます。

通常の入館料は、1,200円です。(割引チケットはこちら


館内は写真撮影OKなのが嬉しいです。

藤田氏による、貴重で味わい深い語録や水彩画も数点、展示されています。

ガラスの特性を生かした展示がとても幻想的です。


美術館の出口から、庭園と海が見渡せる展望露台が、繋がっています。


和と洋がほどよくミックスされている美しい庭園。

水上庭園と外に広がる松島の美しい大海が同化してるような、素晴らしい眺め。

「心の豊かさの追求」をコンセプトにしているというミュージアムショップも広めで、全国のガラス作家さんたちによる様々な作品が展示販売されています。
どれも素敵で、あれもこれも欲しくなってしまいます・・・

今回、私は、青森県五所川原市の和田奈都子さんの作品「箸・スプーン置き」を購入。
スプーンがいい感じでおさまります♪


新型コロナウィルスの影響で、苦境に立たされている観光地、松島。
今月(2020年6月)中旬より、遊覧船の運行なども再開し、週末はそれなりに人が訪れるようになったそうです。
でも、私が訪れた平日はガラガラでした。
密は避けなきゃとはいえ、悲しすぎる・・・

松島の美しくて気持ちの良い自然、そして美味しい海の幸などなど、少しでも多くの人に楽しんでいただける状況になることを願います。

藤田喬平ガラス美術館
住所:宮城県宮城郡松島町高城浜1-4
電話:022-353-3322
営業:2020年6月現在、時間短縮
 9:30~13:30(最終入館13:00)
入館料 (税込):
 一般・大学生 / 1,200円
 小・中・高生 / 700円
Webサイト:https://www.ichinobo.com/museum/

※ちなみに、グーグルマップの営業・休館情報は完全ではないので、サイトの営業情報を確認するか、お電話してお問い合わせされることをお勧めします。


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