ファブラボ仙台で自由で楽しいものづくり!

きっと面白いコトに出会えるデジタル工房


今日、FabLab SENDAI-FLATにて、3Dプリンタの講習会を受講し、リフレッシュしてきました。

FabLab SENDAI-FLATは、

誰にでも自由に
思いつきを形にできる、

まちの工作室です

(いただいたリーフレットより)

FabLab SENDAI-FLAT(ファブラボ仙台 フラット)は、宮城県仙台市の一番町にあるファブ施設です。

利用可能な工具たちがおしゃれにディスプレイされています

ファブ施設とは、3Dプリンタレーザーカッターなどのデジタル工作機械を、誰もが利用でき、オリジナル製品を作ることができるメーカースペースのことです。

様々なマシンが備えられています

Fab Lab(ファブラボ)は、fabrication laboratory(ファブリケーションラボラトリー)「デジタル・ファブリケーション(デジタル製造)実験室」の略で、「Fabulous(すばらしい)」の意味も含まれているのだそうです。
米国マサチューセッツ工科大学のニール・ガーシェンフェルド教授が提唱し、2002年にスタートしたアメリカの市民工房が発祥とされ、ファブラボは2013年には世界50カ国、200カ所以上で立ち上げられたとされています。
ここ日本では、2011年頃から普及したもので、世界に比べ、かなりの遅れをとっています。

日本でのスタートが遅かったとはいえ、この様々な可能性を秘めた面白い施設が仙台にもあるというのは、ありがたいことです。
兼ねてからデジタル機器(特に3D技術)を活用したものづくりに興味を持っていた私は、仕事を辞め、精神的にも時間的にも余裕ができ、満を持して、仙台のファブ施設であるFabLab SENDAI-FLATを訪れたのでした。

ヒントを与えてくれそうなアイテムがたくさん並んでいます

FabLab SENDAI-FLATを利用するには、まず、1時間の見学会(500円)に参加します。
そこで、施設の設備全体のお話をお伺いするとともに、マシンの実演も見せていただけるので、楽しいですよ。

見学会でいただけるリーフレット

そして、利用したいマシンが決まったら、改めて機材講習会(一律2,500円)を受講します。
講習会受講によって会員となった暁には、ものづくりを楽しむことのできるこちらのスペースに、オープン中は自由に出入りすることが可能となります♪
※当然ものづくり以外での利用は不可ですよ。また、機材を利用する場合は、予約と使用料金が必要です。

本日、私が受けたのは3Dプリンタの講習
3Dプリンタ講習会でいただいた試作品。手作り感が可愛らしい☆

私は、2週間前に見学会に参加し大網さんによる説明、本日は小野寺さんによる3Dプリンタ講習を受け、晴れてFabLab SENDAI-FLATの会員になれました。
初心者にも大変わかりやすいご説明をしてくださるので、ハードルもちょっと下がった感覚になり、私でもここで面白いことできるかも?と期待感が膨らむことうけあいです。
また、既にデジタル機械による何らかの制作をご経験されているかたにとっても、新たな発見に出会える機会になるのではと思います。

講習会も含め、機器を利用するとメンバーズカードにスタンプが押されます。

聞くの忘れちゃったけど、きっとこれもオリジナルハンコですよね。
繊細かつ可愛い!

今日は3Dプリンタの講習でしたが、やっぱり、ここに揃えられている機材、全部使えるようになれたら楽しさアップするでしょうから、是非とも全て使えるようになりたいと思いました。

メンバーズカードに押されるスタンプも機材毎のデザインで可愛いから集めたいし♪

伝統工芸とデジタルファブリケーションのコラボレーションにも取り組まれていて、東北地方ならではの可能性も感じます

FabLab SENDAI-FLAT、杜の都の素敵なアイディア創出空間☆
もっと早く来ていれば良かった!!
そう思える、とても価値ある体験でした♪♪

 

FabLab SENDAI – FLAT
(ファブラボ仙台 フラット)
住所:仙台市青葉区一番町2-2-8 IKIビル 4F-1
電話:022-797-5384
営業:水・金・土 10:00-20:00
Webサイト:fablabsendai-flat.com

なお、見学会をはじめとした予約は、こちらのページから申し込むことができます
ファブラボ仙台さんの各種予約のページ


あなたも
まちの工作室へ
出かけてみませんか?

いわてデジタルエンジニア育成センター訪問記

小原照記さん主導の3D技術推進活動


昨日、CAD・NCオペレーションコース受講のために通っていた訓練校を修了しました。
そして、本日は、さらに学びを深めたいと思い、3D技術に興味を持つユッコちゃんと共に、小原照記さんがセンター長を務める、いわてデジタルエンジニア育成センターを訪問してきました。
小原さんについては、5月22日の記事「できることをコツコツと」でも、取り上げさせていただいています。

いわてデジタルエンジニア育成センターは、3次元ものづくりにこだわった人材育成、企業支援をおこなっている施設で、岩手県北上市にあります。

北上駅
北上オフィスプラザ
北上オフィスプラザの1階にいわてデジタルエンジニア育成センターがある
いわてデジタルエンジニア育成センター
オフィス内に、切削機や3Dプリンター、3Dスキャナーなど、数種類の設備が備えられている
3Dプリンターやワークステーション
感触が面白いクレイモデラー(右手)と3Dマウス(左手)
別室には、超ハイテクなマルチマテリアル・フルカラー3Dプリンタ「Stratasys J750」なども
超高速でフルカラーでの3Dデータ取得が可能な3Dスキャナ「GO!SCAN50」
「Stratasys J750」で出力された造形物と、使用料金表
センターのご紹介資料
子供や親子を対象とした教育を行われていることも興味深い
新型コロナウィルス支援のために小原さんが自身の3Dプリンターで制作されたマスクをいただいた!
小原さんは、このマスクを寄付という形で無償提供されている


小原さん、この度も、貴重なお時間を割いていただき、ありがとうございました。

「北上市地域おこし協力隊」の小澤さんのご紹介もしていただき、大変有意義な時間を過ごすことができました。

☆小澤さんが発信されている「きたかみ仕事人図鑑」

ご親切に色々とても参考になるお話をたくさん聞かせていただき、本当にありがとうございました!

私たちは、この時間を絶対に無駄にしません!!
ね、ユッコちゃん!!


あなたには
3D技術による様々な可能性
どう映りますか?

Fusion 360 マスターズガイド ベーシック編 改訂第2版

小原さん著作の、フリーの3D CADソフト「Fusion 360」の解説本です。
初心者にも大変優しく、応用力、そして、3Dプリンターの基礎知識まで得ることができるという、秀作です。
この本の活用実体験は、また改めてアップさせていただきます。

できることをコツコツと

東北のパイオニア “テルえもん”こと小原照記氏


今、この不安定なご時世で、焦りがちになったり、目先の利益に目がくらむ人や、何か大事なことを見失いかけている人がいるような気がしています。

コロナのせい、誰かのせいと、自分の正当性ばかり主張するようなことをしていたら、得があるどころか、信頼を得られない人になってしまいます。

しかも、そういった発言をする人は不安な情報にばかり目が行きやすくなり、嫉妬や批判的な気持ち、怒りなど、ネガティブな感情に支配され、その人自身の精神衛生上も全くよくありませんし、周りの空気も悪くなるばかりで、人も離れていってしまいます。

しんどい思いをしているのは、みんな一緒。
こういう状況の中で、現状を少しでもよい方向、明るい方向にもっていくには、自分には何ができるかを考えるのが賢明だと思います。
人を責めたり、嘆いたりするようなことに時間を割くのではなくて。
被害者意識も手放して、人を変えることより、自分自身が変わること。

そこで今回は、この世情にあって、決してぶれることなく、自分が今できること、これからできることを真摯に考え、行動にあたっている、小原照記(おばらてるき)さんをご紹介したいと思います。

小原さんは、いわてデジタルエンジニア育成センターのセンター長でいらっしゃいます。
地元・岩手を元気にしようと、ご自身の得意な分野で、ご活躍されています。

小原さんの得意な、というか多分、愛してやまない分野、それは、ここ数年、私も注目している、3次元技術です。
3次元CADを中核として、デジタルものづくりエンジニアの人材育成、企業のサポート・導入の支援に尽力されていて、私が考える3D技術分野における活動の理想形を実現されている、まさに、師匠的存在です。

私は、昨年、前職を辞める直前に、小原さんに私の職場までお越しいただき、また、辞めた後は、私が、小原さんが所長を務めるいわてデジタルエンジニア育成センターを訪問させていただきました。

小原さんは、単に3D技術の分野でその能力を活かしているというだけではなく、その心意気が素敵なんです。
常に、どうしたら人の役に立てるか、を考えていて、とっても心があたたかいかたです。

下記の「きたかみ仕事人図鑑」というウェブサイトの記事に、小原さんがコロナに挑んだ活動の様子が記載されていますので、是非、ご覧になってみてください。

また、当HPのリンクのページにも、小原さんのHPへのリンクを置かせていただくことをご許可いただきました。
小原さんは、HPも数種類お持ちなんですが、その全てが美しく、わかりやすくまとめれらていて、本当に尊敬します。

私も、自分の好きなCADや3D技術の分野で手に職を付け、社会の役に立つこと、一生働き続けることと、あわせて、ボランティアも含め、自分の好きな世界を回らせるための資金源にすることが目標です。
コロナだとか、経験不足な点とか、色々壁はありますが、一度きりの人生ですので、諦めずにやっていこうと思います。

あなたの今できることは
なんでしょう?


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いわてデジタルエンジニア育成センター訪問記

訓練再開☆

雨にもコロナにも負けず


数日前までの夏日に打って変わって、また寒くなって、今日も冷たい雨でしたね。
コロナといい、昨今の気候といい、現代人に対しての、何か、宇宙からの警笛なんではないだろうか、と思ったりもします。

ところで、現在、私は、職業訓練校へ通っています。
受講科はCAD・NCオペレーション科です。

私は、以前の職場で、事務職の傍ら、3Dプリンター等の機器を扱うこともあり、それがとても面白かったので、それらの知識と技能をさらに深め、手に職をつけて、人生100年時代と言われるこれからを生き抜ける人材になりたいと考えました。

それで今に至るのですが、新型コロナウィルスによって、しばらく授業も休講となっていました。
突然の休講のお知らせでしたので、その時はショックも受けましたが、それで家時間ができたことにより、私は、このウェブサイトを独学によって、立ち上げることができましたので、これはこれで、とても良い機会になったと思っています。

と、そんな状況でしたが、先日の「緊急事態宣言39県の解除」を受けて、ようやく、今日から訓練再開となり、クラスメートや先生方と、再会できました♪

ですが、色々、ありますね。
授業が延長できないだの、出席日数が修了と認められる日数を満たさないだの、揉め揉めしていて、私自身も腑に落ちないと感じてしまうような点もあったりしますが、世の中には、見えないところで相当な苦しみを負っている人もいるはず、そう思うと、あとは、ことが静かに収まるのを願うばかりです。

さて、先ほど、受講しているのはCAD・NCオペレーション科だと書きました。
「CAD・NCオペレーション」わかる人にはわかっても、わからない人にはさっぱりわからないですよね。

CADは Computer Aided Design(コンピュータ・エイデッド・デザイン)の略で、コンピュータ支援設計
NCNumerical Control(ニューメリクル・コントロール)の略で、機械制御のことを言います。
オペレーションは、機械などの運転操作のことを言います。

と言っても、やっぱり、わかりづらいと思いますので、もっと簡単に一言でまとめると、「従来の職人の技術と現代のハイテク技術を持ってする、ものづくりをする上での設計から加工をすること」という感じでしょうか。

この辺は、もう少し説明が必要だと思いますので、今回は置いておきますが、個人的には、これもアート(芸術・美術)の一種という感覚があって、興味を抱いている分野でありました。

今は、その学びを深めることができることを、とても嬉しく思っています。

これまで、脳に関する投稿をいくつかしてきましたが、人の脳というのは、何歳からでも新しいことを学び、身に付けることは十分に可能と言われていますし、私も、そう信じています。

色々あるご時世ではありますが、こうやって学べる機会が持てることに感謝し、いつまでも学ぶ心を忘れずに生きていこう、そう改めて思った本日でした。

あなたは何を学んでいる時が
楽しいですか?