仙台の名店「梵くら(ぼんくら)」さんの高級かき氷 
2012年に創業の「梵くら 」さんは、県内外からたくさんの人が訪れる、仙台で人気のかき氷店です。
小ぢんまりとしたお店で、真夏だと列がもっと長くなるから、今が行き時!
そのお店は、緑の並木が美しい、定禅寺通りのはずれにあります。
最寄りのバス停は「メディアテーク前」 バス停「メディアテーク前」から定禅寺通りを西に、徒歩2・3分です。 12時オープンのお店の前には、開店前から人が並びます。 開店時に、店主さん(ご主人)が、お店の前の通りに看板と氷旗を出します。 小ぢんまりとした店内に、メニューが張り出されています。 値段は、安くて2,980円!
そんな、高級かき氷。
時期によって変わるメニュー。
ところで、「梵くら 」なぜ、そんなお名前に?梵 (ぼん)」はブラフマン 、サンスクリットの『力』を意味する単語からきているヒンドゥー教またはインド哲学における宇宙の根本原理のことで、ご主人がこの言葉が好きで、これを使いたいというところに、動物の穴ぐらとか、自分の居場所的な意味で「くら」を付け、実は『ボンクラ』であるご主人にかけて、名付けたとのこと。
要するに、ここ「梵くら 」に来れば、他では食べられない、美味しいものが食べられるということだね、と私達は解釈しました。
使われる材料に妥協がなく、全てが自家製です。 一つ一つ、ご主人が時間をかけて丁寧に作ります。 私以外の友達二人は、「パンプルムース・オ・フロマージュ 」同じメニューを注文。
ふわふわのかき氷にキラキラのグレープフルーツが散りばめられて、見た目にも美しく、とても良い香りが漂ってきます。 私も味見させていただきましたが、グレープフルーツの爽やかな酸味と、フレッシュチーズとオリジナルシロップの穏やかな甘みのハーモニーが素晴らしかったです。
さて、私は、最高値の「オリーブオイル タヒチアンバニラ 金時ミルクフロマージュ 」にチャレンジ!
すると、かき氷が出てくる前に、塩と胡椒と粉醤油を出されました。
パキスタン産の塩に、インドネシアの胡椒、そして、珍しい粉醤油。 そして、ようやく登場の「オリーブオイル タヒチアンバニラ 金時ミルクフロマージュ 」!
黄色に輝くオリーブオイルと散りばめられたチーズ。中には金時(あんこ)が入っています。 タヒチアンバニラ、このバニラビーンズはとっても希少なものなのですって。
塩・胡椒と粉醤油もかけてみました。塩気のあるチーズと合わせたり、味変が楽しめます。 大きく盛られていますが、全くキーンとしません。
かき氷に、ここまで五感が刺激され、感動と幸せを味わえるとは、思ってもみませんでした。
高いお金を払ってでも、また来て、他の味も試したくなってしまう、リピーターさん達の気持ち、よくわかりました。
戦前のかき氷機が窓辺に置かれていました。窓の外には樹木の美しい定禅寺通り。 やはり、何事も、百聞は一見にしかずですね。
梵くらのご主人、奥さん、ありがとうございました!!
ちなみに、この右手の写真、食べ終わりのお皿で申し訳ないのですが、こちらで使用されているガラスの素敵な器は、ガラス工房尚 尚 さんへもお邪魔させていただく予定ですので、訪問後、記事をアップしたいと思います♪
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