今年こそフランスへ

〜2023年実現へ向けて〜


2023年4月。新年度となりました。
通常の月初業務である給与計算や請求書作成に加え、年度末締め、退職者、新入職員の諸々処理、市へのたくさんの届出などなど、明日からの仕事を思うと気が重いのが正直なところですが、今日が休日で良かった。
年度末最終日が金曜だったので、いきなり新年度を迎えるよりは、しっかり切り替えして仕事に臨める気がします。

法人の管理者の一人という立場になったこの1年、プライベートでは家を買ってリノベーションして引っ越ししてで本当に目まぐるしかった。
泣きたくなるような気持ちになる日もあって、それこそ現実逃避したくて遠くへ旅したい!と思ったりもしたけれど、コロナも落ち着かない中、現実はそう簡単にいかなくて、県外に出たのは、東京と栃木への2回のみ。

一昨年の時点では友達の住むフランスへ行こうと思ってたけど、それこそ叶うわけがなく、、、
ではあったのですが、今思えば、そういうタイミングではなかったのだろうと思います。
ここで集中すべきことがあったからでもあるのだろうと。

私のような職種の立場には、コロナが5類に分類されてからが海外に行くのが相応しいし、現状では私しかできない仕事を他のスタッフにお願いすることも、昨年であれば厳しかったけど、今からなら数ヶ月あればできるはず。

今年こそフランスへ旅するタイミングだと思うので、その準備をしていこうと、仕事に追われている中でも、そんな想いを密かに高めている今日この頃です。

そのようなわけで、相変わらずブログは書けずながらも、インスタグラムへはフランスから友達が送ってくれた画像を投稿していました。

今更だけど、本当に便利な世の中ですね。
自分がいる地球の場所のほぼ反対側にいる友達と”今”を共有できる。
そして、いただいた画像を軽く編集させてもらっちゃったりして、さも自分が撮ったかのように投稿するという・・・笑

本当は現地で拝見したいところだけど、私がフランスに行った時にはきっと入居者さんもいらしてお目にかかれないでしょうから、せめてポストさせていただいて記録しておきたいと思いました。

日本で築40年以上の集合住宅というとだいぶ古い方で価値も下がりますが、フランスでは築100年越えてもその価値は高いのだそうです。
とは言え、パリの中心地に、年季の入った物件を自分で作業してリノベーションした部屋を貸し出すなんて、すごいなぁ。
しかも、パリ郊外にある自宅の方も、また自分達で修復するという話を伺い、私は本当にまだまだだなぁと思わされます。

こうやって、現地に行かずとも情報交換するだけでも良い刺激をもらえて、私も頑張ろうと思えるわけですが、やっぱり何より、百聞は一見に如かずなわけでもあり。
自分自身が、パリのアートと、ブルゴーニュの自然に触れ、旧友と語らう癒しの旅。
ますます高まるフランス旅実現への想い・・・

そして次は、久々にちゃんと自分の写真でのポストです。
「いいね!」少ないと、本の著者さんやフランスに住む友達に申し訳ない気持ちもあるのだけれど、フランス在住の日本人ユニットでいらっしゃるトリコロル・パリさんによる「フランスの小さくて温かな暮らし」は、発刊されてからしばらく経つし、私自身は人気者になりたいわけでも「いいね !」ほしくて投稿してるわけではなく(以前はセオリーに沿っていいね周りもしていたけれども、私にはしんどくて…)、むやみやたらと繋がりたくはないし、必要な情報収拾と、自分自身の意思確認、真に想いを共有できる人と繋がることが私の本来の願いなので、ご理解いただきたく。

世の中には、旅人として生きている人や、仕事上海外へ行くのが当たり前の人もいて、もちろん、普通にサラリーマンしてても海外旅行に出かける人だってたくさんいて、そんな人から見たらそこまで頑張らないとダメ?と思われるかもしれないけれど、私の現状、今の職業と立場を使命としている以上は、これくらい気持ちを高めていかないと、海外への旅は実現できないので…

でもそのお蔭で、日々を生きるテンションもモチベーションも上がっていきます。
いよいよ新年度初日、明日からも頑張っていこう✰⋆。:゚


あなたは
この新年度
何を糧に生きますか?

どちらもオススメ!フランスを舞台にした映画2本

フランス・スイス旅行実現への想いに拍車もかかる


ここ数日、立て続けに、フランスが舞台の映画を2本観ました。
ただし、その二つ、どちらもフランスが舞台とはいえ、それぞれ全く趣が異なります。
結論からいうと、私にとってはどちらも面白くて、観てとても良かったですが、前者はアート好きさん向け、後者はサスペンス好きさん向けという感じ。
映画全般が好きな人にはとにかくどちらもオススメです。

まずは、「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(原題:The French Dispatch of the Liberty, Kansas Evening Sun)」をサクッとご紹介しますね。

映画「フレンチ・ディスパッチ」のチラシ(表裏)
(画像をクリックするとPDF画面が開き、拡大できます)

こちらは、フランスが舞台、とは言っても、架空の街です。
また、物語は、「フレンチ・ディスパッチ」誌(これもまた架空の雑誌)を編集するフランス在住のアメリカ人記者が中心に織りなすので、言語はほぼ英語でほんの一部がフランス語。
フランス語には苦手意識のある私にも観やすい映画でした。

でも、フランスの映画や文学、文化が好きという鬼才ウェス・アンダーソン監督(米国人)の記念すべき10作品目となる「フレンチ・ディスパッチ」は、まさにフランス的アートな映画といった感じでした。
ウェス・アンダーソンの集大成的作品、シュールな世界が大爆発。。。
というわけで、好みはあるかと思います。好きな人は好きでも、一方で、何がいいのかわからない、という人もいるかもしれません。


オムニバス形式で4つのストーリーが展開されるのですが、それぞれがある程度は時代背景など史実に基づくものの、それぞれの記者が語る物語には直接的な関連性はほとんどありません。

チラシのキャッチコピーに「世界が待っていた、映画を観る喜びと興奮のすべてがここに!」とあるように、そこに意味を見出すというよりも、アートな描写をただ楽しみ、現実と非現実の間の感覚を味わって、映画ならではの醍醐味を感じる、そんな作品でしょうか。

私はウェス・アンダーソン監督の独特の世界観については、正直時々はよくわからない…と感じてしまうこともありつつも、アーティスックな感覚が呼び起こされて面白いので、ウェス・アンダーソン監督による映画は3本のブルーレイを持っています。その辺は、また後日改めて取り上げさせていただきたいと思っています。

フレンチ・ディスパッチ」公式サイト:https://searchlightpictures.jp/movie/french_dispatch.html

さてお次、こちらは完全にフランス映画「ブラックボックス:音声分析捜査」について。
原題は「Boite noire」フランス語。英語に訳して「Black Box」。
「ブラックボックス」とは、墜落した事故機のフライトレコーダーの通称です。

映画「ブラックボックス」のチラシ(表裏)
(画像をクリックするとPDF画面が開き、拡大できます)

チラシにある「音だけで謎を解け!真実を聞き逃すな!!
まさにこの通り、音声分析官である主人公が自分の耳と経験と勘そして信念を頼りに、飛行機墜落事故の真相を突き詰めるという、今までにはありそうでなかったストーリー。

私にとっては久々に観るサスペンス映画で、「音声」を切り口にしたストーリーが興味深いと思い、気になっていました。


テーマが音声分析による捜査なんて初めてだし、映画だからこそ、その迫力の映像と音で観客もその物語の中に没入できて、新鮮な感覚を味わえます。

最終的に事件の解明はするのだけど、単なるハッピーエンドで終わらないところがフランス的だなと感じました。
でも、これ、ちょっとでも気になってるって方には絶対見た方がいいですよって言える作品です。
時々ちょっと血圧が高くなるような展開、期待を裏切らないから、是非ご覧いただきたい!と思うので、ここではあえて多くを語らないようにしておきます。
なお、ここ仙台ではフォーラムで上映中ですが、2月10日まで。見逃さないように!
(追記:じわじわ人気出てきてる故、上映期間が伸びたようです。2月17日まで!)
フォーラム仙台の WEBサイト

ブラックボックス」公式サイト:https://bb-movie.jp/

同じフランスを舞台にした映画でも、趣が全く違う感が漂うパンフレット(笑)

最後に、映画の話ではなく、個人的な話ですが、先にも述べましたが、フランス語には苦手意識がある私。
また、私の偏見かもしれないけれど、なんというかドロドロ感があったり、ダーク寄りでシュールで難解気味な独特のフランス的世界観にも足踏みする部分もあり、いつもは後回ししがちなフランスの映画。
なのですが、今年こそは、フランスのモルヴァン地方自然公園でB&Bを営む友人に会うことも兼ねてフランス(https://calm-smile-chain.com/la-vieille-forge/)に行くのだ!という思いもあり、このタイミングでフランスが舞台の映画に興味がそそられるのはやはり縁だろうと勝手に解釈して観てきましたが、フランス映画を見た後にありがちなどんより感(偏見??笑)もなくどちらも面白かったので大満足です。

特に、「ブラックボックス」は、現代の空港業界で実在しうる問題提起的部分もあり、そういう意味でもリアルに少し怖い部分もあるのですが、スイス上空を飛ぶ飛行機の映像で物語が始まり、フランスの空港を舞台に繰り広げられるので、飛行機好き(乗っているのが)、旅行好きな私には、計画中のフランス・スイス旅行実現願望がますます高まりました。

コロナの問題もきっとクリアしてフランス・スイス旅行も叶うだろうという気もしてきて、ワクワク感倍増。
映画って、観て楽しいだけじゃなくて、心にも影響してくるツールですよね。ありがたいです。感謝!


あなたは
コロナが落ち着いたら
どこに行きますか?

フランスの友人による腎臓移植ブログ

腎臓移植の実状をドナーの立場からわかりやすく


昨年、このWEBサイトを作ってからほどなくして連絡を取ることができるようになった、私の大切な友人である久美子ちゃん。
以前、当ブログでも紹介させていただいた通り、彼女は現在フランスに住んでいて、ご主人と共に素敵なB&B(家庭的なお宿)を経営しています。

親友の素敵な住まい@フランス/La Vieille Forge ラ・ヴィエイユ・フォルジュ


そのお宿「ラ・ヴィエイユ・フォルジュ」のWEBサイトから、周辺情報やB&Bについて綴られたブログも拝見することができ、ここ日本にいながら、私も楽しませてもらっています。

ブルゴーニュ田舎暮らしとB&B

そんな彼女が、最近、B&Bについてのブログとは別に、新しいブログを綴り始めました。

なんとテーマは「腎臓移植」。
オランダ人のご主人は、多発性嚢胞腎という難病を抱えていていますが、夫婦二人三脚で支え合って過ごしていて、まもなく迎える夫婦間腎臓移植手術にあたって、何かの役に立てればとブログにしてくれたのです。

ご主人の病気のことも、いずれ移植手術をするということも、メールで前々から伺ってはいたけれど、私の身近では聞いたことがない話なので全く想像もつかず、とても大変そう、大丈夫なの?と何度となく伝えていたのですが、当の彼女は前向きで、こちらの方が勇気をもらえるほどです。

綴り始めてくれたブログも、重く深妙なテーマではありながらも、ユーモアも交えつつ記されていて、なんの知識のない私でも興味深く読ませていただいています。

フランスと日本の事情は異なることも多いとは思いますが、同じような課題を持つ方にも、そうではない方にも、参考になることや、励みになることもあるかもしれません。
少しでも多くの皆さまにご覧いただけたらと思い、シェアさせていただきます。

まずは、こちらからご覧くださいね。

フランスで腎臓移植/はじめに


コロナ禍が落ち着いて、海外渡航も再びできるようになったら、是非とも訪れたいと決めているフランス。
きっと良いタイミングに恵まれ、ブルゴーニュで平和に暮らすハンセン夫妻に会えることを信じ、楽しみにしています。


あなたは
臓器移植について
考えたことがありますか?



親友の素敵な住まい@フランス

La Vieille Forge ラ・ヴィエイユ・フォルジュ


先日、およそ10年ぶりに友人からメールが届きました。
このHPを見てというわけではなく、私のことをふと思ってメールくれたとのこと。
はじめに」でも書きましたが、私はここ10年以上、塞ぎこんで、ほとんどの古い友人と連絡を取っていませんでした。
でも、このHP開設を機に、状況を変えていかなければと思っていたところでのタイミングだったので、まるで想いが通じたかのようでした。

彼女、久美子ちゃんとは、高校時代、3年間ずっとクラスが一緒でした。
名前順の出席番号によって、いつも私の後ろに久美子ちゃんがいた縁もあり、仲が良くなりました。

高校卒業後、ほどなくして海外に渡った久美子ちゃん。
10年程前、彼女が一時帰国していた時に会ったのを最後に、時々どうしてるかなと思いつつも、連絡せずにいました。
なので、先日メールが来た時は、泣けるほど嬉しかったです。
ほとんど使っていないメールアドレスだったけど、生かしてて、良かった。

そして今回、ご紹介するのは、彼女の現在の住まい、フランスB&Bについてです。
B&Bとは、Bed & Breakfast、朝食付の宿泊 というわけで、お宿を経営されてます。


お宿の名前は、

La Vieille Forge
ラ・ヴィエイユ・フォルジュ

フランスのモルヴァン地方自然公園に佇む、とっても素敵な石造りの民家。

Webサイトのフォトギャラリーには写真が趣味のご主人が撮られたという、素敵な写真がアップされています。
そちらから一部を、転載させていただきますね。


フランスの穏やかな田舎暮らしを堪能している彼女。
ずっと会っていなかった友達が、現代のネット社会のおかげで、急に近く感じられ、幸せです。
新型コロナによって、もうしばらく海外には出られませんが、次の行き先は、これで決まりです♪

是非、彼女のWebサイト → La Vieille Forge もご覧くださいませ。
なお、当HPリンクのページにもバナーを置かせていただきました。


あなたは
田舎暮らし
興味ありますか?