心を健やかで穏やかに保つヒント集「上手な心の守り方」

枡野俊明住職による禅的心のセルフケア

先日、尊敬するかたとしてご紹介させていただいた枡野俊明ご住職による本
上手な心の守り方 〜不安、悩み、怒りをこじらせない、99のヒント〜
ですが、既に希少なようですね・・・
これも、ストレス社会と言われる現代のあらわれかと思います。

先日の記事↓
本当の幸せに繋がる枡野俊明住職の教え/まずは「上手な心の守り方」からご紹介

こちらの本は、全章において、右側のページに文言が一言書かれて、左側のページにその解説がなされ、見開き1ページで一つのポイントに絞られているので、活字が苦手なかたでも触れやすく、万人にとても親しみやすいものとして構成されています。
本好きなかたなら、スラスラ、一晩で読み終えてしまうと思います。

私の場合、本を読む時は、感銘を受けた部分や、自分の中で大切にしたいと感じた部分には、線を引いたり、付箋をつけたり、少なくとも端っこを折ったりして、後から見直した時にも印象に残った部分であったことをわかるようにしているのですが、この「上手な心の守り方」はこんな感じで、だいぶ折り目がついてしまっています。
この本を購入した時はまさに心が弱っている時だったので、なおさらだったのだろうと思います。

現在の私は回復しているので、今ならこれほど印はつかないと思いますが、調子がそれなりに良い時こそ、忘れてはならないなと感じる部分もたくさんあったりします。

さて今回は、頑張ってもうまくいかない自分に落ち込む時や、自分以外のできない誰かの言行にイライラしてしまうような時に、思い出したいメッセージからピックアップして、ご紹介させていただきますね。

1章 まず、自分を嫌わない
 〜「心を守る」ための絶対のルール
 より


不完全でよしとする



「完璧」なんて、世の中にない


すぐに「自分の努力不足のせい」にするのをやめよう


上手な心の守り方 p.20-21


禅では「完璧」「完全」という概念を否定する。
西洋では、寸分も狂いなく左右対称、これ以上の入れようがない形を「完全な美」とするのに対し、禅に立脚した美意識を持つ日本では、その完全を一度壊して、自身の思いや人間性などを加えていく。たとえば抹茶茶碗の形のゆがみや色ムラなどのあるものが「不完全の美」として尊重される。

「物事にはすべて完全・完璧はない

「どこまで行っても、その先に努力の世界が開けている」

努力に終わりはないのだから、常に努力が不足していて当たり前。
何かうまくいかないことがあるから「努力不足」なのではなく、うまくいこうがいくまいが、さらに努力する余地がある、ということ。
うまくいかないからと自分の努力不足のせいにして落ち込むことに意味はないと考え、「不完全の完全」を目指すことこそが尊いのだ。

そのように、枡野俊明ご住職は教えてくださっています。
努力に終わりはないのだから、常に努力が不足していて当たり前」という発想、目から鱗ですね。
そして、「不完全の美」から「不完全の完全」とは、深い哲学ですが、この禅的思考は素敵ですし、心の拠り所としたいです。


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上手な心の守り方―――不安、悩み、怒りをこじらせない、99のヒント (知的生きかた文庫)

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