美術作品のみならず水上庭園も素敵♪藤田喬平ガラス美術館
日本三景松島。
松尾芭蕉が「扶桑第一の好風(意味:日本第一の良い景色)」とたたえた景勝の地。
その大海を臨む場所に「藤田喬平ガラス美術館」はあります。
ガラス工芸家 藤田喬平氏の素晴らしいガラス作品と、世界の日本庭園を手掛けた造園家 中島健氏が設計した7,000坪の水上庭園で知られています。
私は、この美術館が出来たばかりの頃(1996年)に、ホテル「一の坊」に宿泊した際に訪れて以来で、今回ようやく二度目の訪問となりました。
松島を一望できるホテル「一の坊」に「藤田喬平ガラス美術館」は隣接していて、庭園は両方の建物の前に広がっています。
一の坊と美術館は館内および庭園で繋がっていて、一の坊に宿泊した場合は、美術館は無料で見学ができます。
通常の入館料は、1,200円です。(割引チケットはこちら)
館内は写真撮影OKなのが嬉しいです。
藤田氏による、貴重で味わい深い語録や水彩画も数点、展示されています。
ガラスの特性を生かした展示がとても幻想的です。
美術館の出口から、庭園と海が見渡せる展望露台が、繋がっています。
和と洋がほどよくミックスされている美しい庭園。
水上庭園と外に広がる松島の美しい大海が同化してるような、素晴らしい眺め。
「心の豊かさの追求」をコンセプトにしているというミュージアムショップも広めで、全国のガラス作家さんたちによる様々な作品が展示販売されています。
どれも素敵で、あれもこれも欲しくなってしまいます・・・
今回、私は、青森県五所川原市の和田奈都子さんの作品「箸・スプーン置き」を購入。
スプーンがいい感じでおさまります♪
新型コロナウィルスの影響で、苦境に立たされている観光地、松島。
今月(2020年6月)中旬より、遊覧船の運行なども再開し、週末はそれなりに人が訪れるようになったそうです。
でも、私が訪れた平日はガラガラでした。
密は避けなきゃとはいえ、悲しすぎる・・・
松島の美しくて気持ちの良い自然、そして美味しい海の幸などなど、少しでも多くの人に楽しんでいただける状況になることを願います。
藤田喬平ガラス美術館
住所:宮城県宮城郡松島町高城浜1-4
電話:022-353-3322
営業:2020年6月現在、時間短縮
9:30~13:30(最終入館13:00)
入館料 (税込):
一般・大学生 / 1,200円
小・中・高生 / 700円
Webサイト:https://www.ichinobo.com/museum/
※ちなみに、グーグルマップの営業・休館情報は完全ではないので、サイトの営業情報を確認するか、お電話してお問い合わせされることをお勧めします。
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