臨床美術仲間、真紀さんの素敵な作品たち
先の投稿「宮沢賢治の名作 銀河鉄道の夜/猫を擬人化したアニメ映画」で、冒頭にご紹介した臨床美術仲間の真紀さんが、日々素敵な作品を生み出していらっしゃるので、本日は、その一部をご紹介させていただきたいと思います。
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今回ご紹介するのは、オイルパステル によって描かれた「アナログ日記」です。
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「アナログ日記」というのは、臨床美術士の資格取得の際に、一番初めに取りかかるもので、オイルパステルを使って、その日の思いを具体画ではなく、抽象的に、即ちアナログ的に表現するものです。
*「アナログ画」についてご興味あるかたは「臨床美術を初体験した時の感動 その3/デジタル画とアナログ画 そして臨床美術のアートプログラム」をご参照いただけますと幸いです。
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「アナログ日記」とは真紀さんにとってどういうものか、伺ってみました。
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私にとって絵を描くことは
言葉を発するのと同じです。
子供の頃から言語による表現とか、
瞬間的な理解が苦手でした。
形を捉えることは得意なので、
文字は嫌いではないのです。
アナログ日記は、その日に感じたことを
言葉に変換せずに描き記しているものです。
感情を表す言葉はありますけど、
言葉ってデジタル表現ですよね。
ぴったり当てはまることは
ないのかなと思います。
確かに。
言葉、即ちデジタルでは表せきれないことが、このアートでは表現できるわけですね。
ここ最近ささやかれ始めた「アート思考」にも繋がる視点かと思います。
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ちなみに、画材に使用されている臨床美術オリジナルのオイルパステル はこちらです。
自分であえて折って使います。
短くすることで、パステルを寝せて描いたり、表現方法が広がります。
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なお、臨床美術オリジナルのオイルパステルは、色を重ねたりボカしたりが容易でそれだけで様々な表現ができ、使い心地が気持ちいいので、一度使うと大好きになる人が多い画材ではありますが、アナログ日記をつけるには、オイルパステルにこだわる必要はありません。
色鉛筆、色ペン、絵の具、クレヨン、などなど、お手持ちのもの、お好きなもので、お気軽に♪
想いをアナログで表現するって新鮮ですよ☆
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