映画 ダウントン・アビー 劇場版1と2のDVDと3作目グランドフィナーレのパンフレット 映画レビュー

映画館でこそ味わいたい美しさ『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』

〜映像美、時代描写の細やかさに感動〜


映画『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ(原題:DOWNTON ABBEY: THE GRAND FINALE)』を映画館(TOHOシネマズ仙台)で観てきました。

ダウントン・アビー』は、2010年イギリスでのTV放送開始以来、世界200カ国以上で放送され、エミー賞やゴールデングローブ賞を受賞しており、英国ドラマの金字塔とも言われる名作です。

映画ダウントン・アビー/グランドフィナーレ公式ホームページ:https://gaga.ne.jp/downton_abbey_the_grand_finale/

が、実のところ私はこのシリーズのテレビドラマ版は観ていません…
連載ドラマはどうしても量が多く、物語が壮大になりすぎると途中で疲れてしまうタイプです。

ただ、映画版の1作目・2作目はDVDを購入しており、その完成度の高さと世界観の魅力には強く惹かれていました。
なので、本当ならTV版も観たい。
ただ、限られた時間や金銭において、私の中での優先順位では観るに至っていないというだけのことなのです。

映画 ダウントン・アビー 劇場版1と2のDVDと3作目グランドフィナーレのパンフレット
ダウントン・アビー/グランドフィナーレ(映画版3作目)』のパンフレットと映画版1・2作目DVD

というわけで、今回のグランドフィナーレは、迷わず映画館を選びました。
その理由はとてもシンプルで、この作品は「画」で観る映画だと感じていたからです。

貴族社会の華やかな生活様式、広大な敷地に建つ屋敷、細部まで作り込まれた衣装や調度品。
それらがスクリーンいっぱいに映し出されると、物語を追うというより、ひとつの時代に身を置いているような感覚になります。

DVDや配信でも楽しめますが、画面が大きくなるだけで、受け取る情報量と没入感はまったく別物。
「これは映画館で観る価値がある」
そう実感する場面が何度もありました。

特に印象に残っているのは、当時のダービーを再現したシーンです。
馬の躍動感、人々の視線、祝祭の空気。
単なる物語の一場面ではなく、時代の熱量そのものが立ち上がってくるような映像でした。

映画ダウントン・アビー/グランドフィナーレ予告編

正直なところ、ドラマ未視聴のため、登場人物の関係性が完全に理解できているわけではありません。
誰が誰とどういう背景を持っているのか、分かりきっていない部分もあります。
それでも、不思議と置いていかれる感覚はありませんでした。

この映画は、細かな人間関係を把握すること以上に、世界観の美しさや空気感を味わうことに重きが置かれているようにも感じます。

だからこそ、過去作を観ていない人であっても、
貴族社会
時代もの
美しい建築や衣装
そうしたものに惹かれる人であれば、十分に楽しめる作品だと思います。

もし物語の背景が気になったら、あとから配信やDVD、ブルーレイで補完すればいい。
すべてを最初から理解しなくても、まずはいちばん贅沢な形で触れてみる
それも、この作品にふさわしい楽しみ方ではないでしょうか。

映画『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』のチラシ
映画『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』チラシ(画像クリックでPDF画面が開きます)

そして、この作品を語るうえで触れずにはいられないのが、伯爵夫人ヴァイオレットを演じた名優、
マギー・スミス((Maggie Smith)、本名マーガレット・ナタリー・スミスDame Margaret Natalie Smith、1934年12月28日-2024年9月27日))
の存在です。

マギー・スミスは、イギリスを代表する名優のひとりです。
舞台・映画・テレビと幅広く活躍し、鋭い皮肉と知性、そして人間味を感じさせる演技で、長年多くの作品を支えてきました。
日本では『ハリー・ポッター』シリーズのマクゴナガル先生役として記憶している人も多いかもしれません。

マギー・スミスは2024年に89歳でその生涯を閉じました。
そのこともあり、本作では彼女に捧げる想いが、エンドクレジットではなく、物語の中に組み込まれる形で描かれていたのが、とても印象的でした。

説明的なメッセージを出すのではなく、ひとりの人物の人生と、その終わりを通して、静かに、そして気品をもって別れを告げる。

それはまるで、このシリーズが一貫して描いてきた価値観そのもののようにも感じられます。

ダウントン・アビーで演じたヴァイオレット伯爵夫人は、マギー・スミスにとっても、長い俳優人生の集大成とも言える存在だったのではないでしょうか。
その言葉や佇まいは、画面に映っていなくても、作品全体の空気を引き締めていました。

だからこそ、この映画は単なるシリーズの完結編ではなく、ひとりの偉大な俳優への、美しい送別でもあったように思います。

ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』は、シリーズの終着点であると同時に、ひとつの時代を美しく見送るための映画でした。

もし少しでも、
「美しいものを、ただ静かに味わいたい」
そんな気分のときがあれば、映画館でこの作品に触れてみるのも、悪くない選択だと思います。

映画ダウントン・アビー/グランドフィナーレ公式ホームページ:https://gaga.ne.jp/downton_abbey_the_grand_finale/


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本 斎藤一人どうでもいいどっちでもいいどうせうまくいくから 「絶対肯定の波動」で人生が変わる!/斎藤一人/柴村恵美子

2026年始動⭐︎ 1年かけて取り戻した「自分」と、斎藤一人さんの言葉

〜本『どうでもいい どっちでもいい どうせうまくいくから』を読んで〜


2026年が始まり、もう間も無く1ヶ月が過ぎようとしているところ、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
私にとっては、この新年はこれまでとは全く違う、特別な感覚があります。
なぜなら、ようやく今、本当の意味で自分の人生のスタートラインに立てた気がしているから。

2026年に踏み出した新しい一歩。
今年から私は、組織に属するのではなく、個人事業主として自分を生き、それを仕事にしていく決意を固めました。
ブログでもずっと言ってきた『自分を生きる』を、文字通り人生の真ん中に置くことにしたのです。

そう、これまで『自分らしく生きよう』と『自分軸』を唱えてきた当の本人が、実を言うとこの数年、特に2024年は全く自分を生きていなかったのです。
仕事のストレスから適応障害になり、本来の自分とは程遠い、重苦しい日々を過ごしていました。

誰かのために、会社のためにと、本来自分が負わなくていい責任まで背負い込んで、文句も言わずに走り続けてしまった。
そしていよいよ病院を受診し、適応障害と診断されたことを機に、2024年12月末日付で退職しました。
しかし厳密には年明けの1月も手伝いの名目で元職場に通っていたので、昨年の今頃もまだ完全にその仕事から解かれていたわけではありませんでした。
黙っていたらいつまでも手伝い続けることになってしまいそうだったので、2月以降はもう来ませんとはっきりお断りさせていただき、ようやく離れることはできましたが、しばらくはいろいろ思いだしては苦しくなり…

このおよそ1年、本当にゆっくり、ゆっくりと、剥がれ落ちた自分自身を拾い集めてきたような感覚です。
そして、今となっては、あの苦しみは、「もう今度こそ本当に、その生き方は終わりだよ」という魂からのサインだったのだろうと思えます。

そんな私が、2026年最初の一冊として選んだのが、斎藤一人さんの『どうでもいい どっちでもいい どうせうまくいくから』でした。

本 斎藤一人どうでもいいどっちでもいいどうせうまくいくから 「絶対肯定の波動」で人生が変わる!/斎藤一人/柴村恵美子


この本の後半には、こんな言葉がありました。

生き方って、探すもんじゃないんだよ。
自分をやってるうちに、勝手に出てくる

(略)

「どうでもいい、どっちでもいい、どうせうまくいくから」
って、言ってごらん。そうしたら、楽になるから。

(略)

自分が好きなことをして、嫌なことは一つ減らすの。

(略)

自分を生き切ろうとすると、人生って勝手に、うまい具合に回り出すんだよ。

斎藤一人 (著), 柴村恵美子 (著)『斎藤一人 どうでもいいどっちでもいいどうせうまくいくから 「絶対肯定の波動」で人生が変わる! 』 198ページより抜粋)


あぁ、そうだった。
と、私は思いました。

無理に何者かになろうとしたり、正しい生き方を探したりする必要なんてなかった。
ただ、人に合わせたりだとか真面目すぎるのをやめて、楽になって、楽しい方へ向かっていけば、自ずと自分の道はできていく。

1年かけて自分を取り戻してきた今の私だからこそ、この言葉がストンと腑に落ちたんです。
私は改めて、この言葉を証明する生き方をしていこうと心に決めました。



もし今、かつての私のように、自分をどこかに置き忘れてしまった人がいたら。
一緒にこの言葉を唱えてほしいなって思います。
どうでもいい、どっちでもいい、どうせうまくいく
私たちはもっと自由になっても大丈夫。
どうせうまくいく』のですから。

2026年午年(うま年)、皆さんも、私も。
好きなことをして、嫌なことを一つずつ減らして。
最高に \ うまい具合に回る / 一年に ✧*

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


あなたは
新たに迎えた2026年を
どんな一年にしたいですか?