ただしい人から、たのしい人へ 第3章
数回に渡りお伝えさせていただいてる、小林正観さんの著作「ただしい人から、たのしい人へ――そして『ありがとうの人』になる 」より、今回は第3章「奇跡を起こす「ありがとう」」からピックアップした項目をご紹介いたします。
今回ご紹介する項目は、実は、前回の内容とも重複する部分があるのですが、正観さんも繰り返し伝えたいほどの大切な事柄なのだろうと捉えています。
私もしっかり心に留めておきたいと思います。
「嬉しい」「楽しい」「幸せ」「大好き」「愛してる」「ありがとう」
と言っていると、
「そんなに楽しくて幸せなら、もっと長生きをしましょう」
と体が反応するようです。
たとえば「生きているのがつらい、悲しい、つまらない」と言い続けている人は、「生きているのがそんなに大変なのだったら、早く死んでしまいましょう」と、体が反応して病気を呼び込むということです。
不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句、「つらい」「悲しい」「つまらない」「嫌い」「イヤだ」「疲れた」というような恨み言葉、呪い言葉を、自分や他人、あるいは天井や壁に向かって発している人たちは、人間関係を悪くしているだけでなく、自分の体も悪くしているのかもしれません。
体の中に病気を抱えている人は、自らの言葉や想念による部分もあるのかもしれません。
それを修復する魔法の言葉が「嬉しい」「楽しい」「幸せ」「大好き」「愛してる」「ありがとう」という言葉であるらしいのです。
正観さんは、たくさんの方々から人生相談を受けてきて「体の不調には性格上の共通項目があるようだ」と思うようになったのだそうです。
要するに、それはその人自身の「こころ」の問題であることが多いと。
「こうじゃなきゃいけない」とか「それはダメだ」とかいうこだわりや執着がある時ほど、自分も人も責めてしまう気持ちだったり、マイナスな思考に陥りがちです。
そういった思いは手放して、いつもあたたかい言葉や喜びの言葉を掛け合うこと、生きていることを肯定し、楽しむこと。
そうやって、体を喜ばせて、日々を過ごしていきたいと思います。
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