ただしい人から、たのしい人へ 第2章
先日も投稿しました、小林正観さんの著作「ただしい人から、たのしい人へ――そして『ありがとうの人』になる」より、今回は第2章「楽しい人は、周りを幸せに変えていく」からピックアップした項目をご紹介させていただきたいと思います。
投げかかけたものが返ってくる。投げかけないものは返らない。
愛すれば愛される。愛さなければ愛されない。
人生を歩んでいくとき、そこが「闇」だったとしても、
自分自身が「光」となれば、そこは光るのです。
もし、私たちがいつも
「嬉しい」「楽しい」「幸せ」「愛してる」「大好き」「ありがとう」
という言葉を言い、笑顔と優しさにあふれていたら、
歩む道すべてが光に満ちあふれることになるのです。
世の中を暗い暗いと嘆くより、
自ら光って 世の中を照らそう
自分自身が、「光」になる。
それは、簡単なことではないように思いますが、なるべく暗い言葉は発さないということであれば、努力次第でできることだと思います。
「嬉しい」「楽しい」「幸せ」「愛してる」「大好き」「ありがとう」
そういったプラスの言葉を発することに意識を置いて、日々を過ごしたいと思います。
目の前のことを問題だと思うから問題になります。
「で、何が問題なんですか?」そう思えたら、問題はなくなるのです。
目の前に解決すべき問題があったとき、私たちには3次元的に次のような方法をとります。
⒈ 相手を屈服させて、その問題を解決する
⒉ その現象から逃避する
⒊ 我慢し、忍耐し続ける
実は、4次元には4つ目の解決方法があります。
その方法とは「気にしない」ことです。
そして、5次元的には5つ目の解決方法があります。次元が違う神のような解決策です。
それは「気にならない」という解決方法です。
「で、何が問題なんですか」
つまり、問題を問題として認識しないということです。
問題を問題として「認識」しているから、3次元的に3つの解決方法を選ばざるを得ません。
問題を問題として「認識」しているから、4次元的な4つ目の「心穏やかな解決方法を模索するわけです。
ところが、5次元に存在する5つ目の解決方法というのは、「問題を問題として認識しない」ということです。
「なんてお前はバカなんだ」と言われたときに、「そうなんです。私は本当にバカなんです。」と言ってニッコリ笑えることが、5次元的な解決方法です。
解決をするための問題が、最初から生じないような生き方をする、ということにほかなりません。
何かあったとき、「気にしない」でいればいいことは、なんとなくわかっていても、それがなかなか難しいというのが実際かと思いますが、そもそも、問題を問題として認識しないという生き方をするというのは、「気にしない」と意識さえしないということですよね。
「なんとかしなければ」とも、「気にしない」とも、考えないこと。
そんな穏やかさの境地で過ごす、楽しい人で、ありたいものです。
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