驚異と感動の実話 奇跡の脳 その1

〜脳科学者の脳が壊れたとき〜


臨床美術を初体験した時の感動 その2」で、左脳と右脳について少し書きました。
今回は、その左脳と右脳に関わるお話として、私が心からお勧めしたいと思う、1冊の文庫をご紹介させていただきます。

奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき (新潮文庫)、アメリカの脳科学者、ジル・ボルト・テイラー氏による、自叙伝です。

原題は「My Stroke of Insight」(マイ・ストローク・オブ・インサイト)で、この本の訳者である竹内薫氏による説明が、前半ページに記載されています。

「本書の原題は「My Stroke of Insight」であり、その元の意味は、『脳卒中』(stroke)と『一撃で生じた』(stroke of 〜)の掛け詞(ことば)になっている。insight(洞察)は、これまでになかった新たな発見、ひらめき、見抜く力のこと。
つまり、脳卒中によってテイラー博士は、劇的に、あることに気づいたのである。」

ハーバード大学で脳神経科学の専門家として活躍していた女性、テイラーさんが、37歳の時に脳卒中に襲われてから回復するまで、そして、この体験によって自身が得ることのできた発見についてを語られた、大変興味深い本です。

「わたしは30代の半ばにあり、仕事も私生活も順風満帆でした。ところが一瞬にして、バラ色の人生と約束された未来は、泡のように消えてしまったのです。
1996年の12月10日の朝、目が覚めたとき、わたしは自分自身が脳障害になったことを発見しました。
脳卒中を起こしていたのです。
4時間という短い間に、自分の心が、感覚を通して入ってくるあらゆる刺激を処理する能力を完全に失ってしまうのを見つめていました。珍しいタイプの出血が、わたしを完全に無力にし、歩いたり、話したり、読んだり書いたり、そして、人生のどんな局面をも思い出すことができなくなってしまったのです。」

第1章でこのように述べられており、続く第2章から4章において、テイラーさんが、その朝、一人暮らしのアパートで目が覚めた時から、脳卒中を起こし、自ら助けを求めるまでの過程を詳細に書かれています。
それが、凄くて!
初めて読んだときは体がゾワゾワしました。
脳卒中、ですよ?
頭の中で大出血が起こっているという時の状況を、実況中継さながら綴られており、一気に読み進めました。
テイラーさんはその時の気持ちをこう述べています。

「ああ、なんてスゴイことなの!」
「そうよ、これまでなんにんのかがくしゃが、脳の機能とそれがうしなわれていくさまを、内がわから研究したことがあるっていうの?」
「おぼえていてね、体験してることをぜんぶ、どうか、おぼえていてね! こののうそっちゅうで、認知力がこわれていくことで、まったくあたらしい発見ができるように−−−」

(注:本文をそのまま記載しています。平仮名が多いのは、テイラーさんの意識が脳卒中によって犯され、認知力が失われていく過程で思い描かれたことなので、あえてそのように表現されているものです)

神経科学者魂とでも言うべきものを持ち合わせていた人だったから、起きた奇跡と幸運だったのかもしれません。

また、彼女は、「若い頃から、
物事が分類や区分けの面でどのように異なるか(=左脳)ということよりも、
物事がどのように直感的に関連しているのか(=右脳)ということのほうに興味を抱いていました。わたしの心は、
言葉で考える(=左脳)よりも
絵で考える(=右脳)ほうが好きなのです。」
と述べており、もしかしたら、そのおかげで、現代のプッシュ式の電話を視覚的パターンで押すことを記憶していたため、助けを呼ぶことに成功したのかもしれない、昔のダイヤル式電話だったら生き残れただろうか、と分析している点について、私は関心を持ちました。
左脳と右脳の機能の違い、が、人生に、何か、影響を及ぼす可能性・・・

この本についても、ちょっと一回では書ききれそうにありません。
テイラーさんが、この本の最後で、

「この本は、わたしが脳卒中で人間の脳の美しさと回復力を発見した物語です。
それは、左脳が衰え、ふたたび回復するのを体験するのがどんな感じか、一人の神経科学者の眼を通して見た、個人的な記録でもあります。
この本が、健康な脳と病気の脳の働きについて新しい発見(insight)を提供することを心から望んでいます。
この本は一般の読者向けに書いたものですが、できれば、脳の外傷から回復中の方や、そういった患者さんを看護する方々に、この本のことを教えてあげてください。」

と、おっしゃってますし、私も、テイラーさんのお気持ちに賛同しますので、多くの方が、この本を手に取ってくださったら良いなと思っています。

・・・とは言っても、活字が苦手なかたも多いと思いますので、せめてもの参考までに、また次回、テイラーさんの語る、左脳と右脳について、私が個人的に思う興味深いポイントについてを、お伝えさせていただきたいと思います。

この続きは、こちらです↓
驚異と感動の実話 奇跡の脳 その2


あなたは脳の奇跡
信じますか?

奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき (新潮文庫)

精製された白い食品は控えめに

五穀たっぷりクラッカーのすすめ

前田製菓の製品「五穀たっぷりクラッカー」
・全粒粉5.3%、玄米2.6%、胡麻1.6%、きび0.5%、あわ0.5%
・砂糖は使用しておりませんが、大麦麦芽由来の麦芽糖を使用しております。
・五穀(小麦全粒粉・玄米・黒胡麻・きび・あわ)を使用し、穀物の風味が特徴です。

と記載されています。

先日カルディで見つけ、108円というお手頃価格だったので、購入してみました。
この製品自体は特に目新しいものではないのですが、ちょうどホワイトシチューの粉が残っていたのを思い出して、シチューの付け合わせに、一般的なクラッカーより体に良さそう、と思ってのことだったのですが、買って大正解な食品でした。

一口食べたら、素朴ながら香ばしくて、今まで食べたことのないクラッカー、日本製品ならではの美味しさ!と感動してしまいました。もっと早く買っておくべきだったとさえ思いました。次はまとめ買いするかもしれません。

シチューがカロリー高めなので、バランスが大事☆ そして腹8分目◎

私は、ご飯を炊く場合は、基本的にそのままではなく、もち麦だったり、五穀だとか十穀だとかをブレンドして食べるのが習慣です。雑穀好きなので、とても自分に合いました。

ここ数年でよく知られるようになったことですが、一般的に、パンやご飯、砂糖など、精製されていない白い食品はよろしくないと言われています。人間の体は、自然で純粋な食材を分解する酵素しか持っておらず、精製された白い食品は、食物繊維やビタミン、ミネラルが抜けた状態なので、体内に急激に取り込まれ、血糖値を一気に上昇させてしまうのだそうです。血糖値が一気に上がると肝臓からインスリンというホルモンを放出することとなり、低血糖を招きます。それは、危険な血糖値の変動であり、健康と美容に多大なダメージをもたらすということなんですね。

例えば、パンを食べるなら天然酵母で発酵させたもの、さらに精製された小麦粉ではなく全粒粉でつくられたものが理想的全粒粉にはビタミンやミネラル、食物繊維が多く残っていて、栄養的にもベターということです。

…とは言いましても、個人的には、神経質になりすぎず、食べたいと思うものを美味しく味わって食べるのが一番だと思います。人が勧めるものでも、自分が美味しいと感じなければストレスですから。
生涯、食べることを楽んで生きたいですね♪

それから、料理は、ぼけ防止に最適なのだそうです。
理由は、メニューを考え、上手に段取りを踏みながら調理するには、かなりの頭を使うから。

私も、料理は色々考えること、作ることが楽しくて、リフレッシュの効果があると感じています。私の中では、料理は何も立派なものではなくとも、行為そのものが創作活動で、アートの一種という感覚です。
でもこれが、いつも美しく、ちゃんと作ろうとか、義務になっちゃったりすると、嫌になるのかもしれません。

食材の栄養を考えることも、料理することも、なんでも、あまり気を張らないこと。
そして食事は、家でも外でも、食べるだけでも、食べてもらう時でも、食べさせてもらえてありがたい気持ち、食べてもらえて嬉しいという気持ちを、大切にしていきたいと思います。


あなたは料理を楽しみ
美味しく健やかな食生活を
送っていらっしゃいますか?



〜 今回 参考にした2冊 〜

医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68
結構過激なことも書かれていますが、そこが面白いです。この本には実践編も出されています。
著書の牧田善二医師には著作が多く、TVにも出て有名です。

世界一の美女になるダイエットバイブル
世界一の美女になるダイエット」の実践編として出された本です。
かなり恥ずかしいタイトルで、手に取るのも気が引けますが、写真やイラスト豊富で視覚的にも面白く、ダイエットに関わらず、色々と参考になります。