日本のありがたい調味料「みりん」それから「お箸」
改めて述べるまでもないのですが、和食には「みりん」が活躍しますね。
ここ日本では、家庭には必ずと言っていいほど常備されている「みりん」。
ですが、海外では当然当たり前ではないわけで。
先日、フランスに住む友人とのメールで、「貴腐ワイン」を「みりん」の代用に出来ないかなと考え実験してみるというお話を受けて、それ面白そう、是非ブログにもアップして!とお願いしたら、応えてくれました♪
フランスの甘口ワイン「モンバジャック(Monbazillac)」に、イタリア料理によく使われる「ポルチーニ茸」の戻し汁を入れたり、いろいろ格闘したそうです。
詳しくはこちら♪
みりんの代用に貴腐ワイン
彼女のサイトより、写真、転載させていただきます☆
和食・・・?
やっぱり友達の言う通り、フォークとナイフで洋食にしか見えない・・・
でも、とっても美味しそう!
フムフム、これに合うワインはゲヴュルツトラミネール(Gewurztraminer)なのね。
私もやってみよう!
と言っても、単純に、純和風の「鶏肉のみぞれ煮」にワインを合わせて味わってみたいと思ったまでで、私は普通にみりんを使いますね。
だって、わざわざみりんの代用を考えていたら、やっぱり大変そうだもの・・・
ここは、日本。みりんは当然ある。
逆に、ゲヴュルツトラミネールは、簡単に見つからないかも。
でも、ワイン専門店にでも行くと発見できるし、ネットだと間違いないですね。
鶏肉のみぞれ煮とワインのマリアージュ、美味しい♪
普段は辛口なワインが好みの私ですが、甘口でもスパイシーさにバラとライチっぽい風味が広がるゲヴュルツトラミネールは、贅沢で幸せな気分に浸ることができます。
さて、私の場合、鶏肉のみぞれ煮は、一口大に切った鶏もも肉(1枚分)をポリ袋に入れて、少々の酒と塩と片栗粉で揉み込んでおき、その間、だし汁(1カップ)、醤油、みりん(各大さじ2)、砂糖、酢(各小さじ2)を合わせ耐熱ボールに入れてレンジでチン【A】、それから、たっぷりの大根おろしを準備。
フライパンで、鶏肉に焼き色がつくくらい焼いたら、そこに【A】と大根おろしを入れて5・6分煮込んで出来上がりです。
ところで、フランス版鶏肉のみぞれ煮との違いといえば、調味料の他に、「お箸」で食べる和食は、初めから取りやすい大きさに切ってある点かしら、と気がつきました。
和食はナイフ使わないんだものね、取りやすくて食べやすい大きさにあらかじめ切って出すって気遣いだったんだなって、今更ながら、改めて。
海外の文化を知って、改めて日本の文化を知る。
今はまだコロナの影響で、国内でさえも気軽に遠出できない状況だけど、こんな形での異文化コミュニケーションも、日常を楽しく豊かにできる手段の一つですね。
海を隔てた遠くの地から、素敵なひと時をシェアしてくれた友達にも、心から感謝です☆